2024年5月3日、鹿島アントラーズは柏レイソルのホームに乗り込み、2024年J1第12節を戦いました。
2024年のGWが始まる前、今年のGW3連戦はとても重要になると考えていました。
ポポ監督と歩む道が途中で断絶しないように、性急に結果だけを求めても仕方ないけど、でも、前進している実感をクラブもサポも感じなければ・・・また。
そう思っていたので、決して調子が良いとは言えない相手との3連戦。
昨今、苦手にしている過密日程での3連戦。
この3試合を、ちゃんと得点しつつ負けなしで乗り切ることで、改革を継続できると思っていたのですが・・・。
選手と監督は、最高の結果をサポーターに披露してくれました。
3連勝で改革に自信を得た
2024年J1第12節(アウェイ)鹿島VS 柏戦の記録を残しておきます。
- 2024年J1第12節(アウェイ)鹿島VS 柏戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2024年J1第12節(アウェイ)鹿島VS 柏戦の試合内容と感想
- 2024年J1第12節(アウェイ)鹿島VS 柏戦を視聴して感じたこと
- アントラーズの次の試合はホーム・V川崎戦!
- まとめ
2024年J1第12節(アウェイ)鹿島VS 柏戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 2-1 湘南
前半4分 名古 新太郎
後半20分 島村 拓弥
後半47分 チャヴリッチ
スターティングと交代メンバー
GK1 早川 友基
DF2 安西 幸輝
5 関川 郁万
32 濃野 公人
55 植田 直通
MF13 知念 慶
25 佐野 海舟
30 名古 新太郎 ⇒後半18分8 土居 聖真 ⇒後半48分16 須貝 英大
33 仲間 隼斗 ⇒後半18分7 チャブリッチ
36 師岡 柊生 ⇒後半33分14 樋口 雄太
FW40 鈴木 優磨
連勝中のスタメンから樋口を師岡に替えて挑みました。
その甲斐があったのか、前半の鹿島は柏から大量点を取ってもおかしくない状態でした。
土居の交代については、色んな意見があるようだが・・・。
2024年J1第12節(アウェイ)鹿島VS 柏戦の動画ハイライト
前半の鹿島の勢いは、ハイライトだとなかなか伝わり難いです。
本当に2点目、3点目は間近だと思ったのですが・・・。
なんでこんな劇的な展開になってしまったのかなぁ。
それにしても、第11節の湘南戦と12節の柏戦、2戦連続で優磨&チャッキーのホットラインが開通したのは、今後にとって喜ばしい限りである。
2024年J1第12節(アウェイ)鹿島VS 柏戦の試合内容と感想
前回3連勝を狙った時は、福岡の博多の森で返り討ちに遭いました。
今回は、日立の高台に位置するスタジアムで挑みます。
日立台のスタジアム、Googlemapで上空から見ると、本当に15000人も収容できるのかと思う程にこじんまりとしているが、それゆえ、サポーターの密度が高く、相手サポの息遣いを間近に感じるのでアウェイチームにとってはやりにくいスタジアムだと思いますが、何とか勝利を得て欲しいと祈りながら応援しました。
前半総括:ついに覚醒した名古
今シーズン、名古がついに・・・
と思いながらも、怪我のことを考えると、まだまだと思っていましたが、どうやら本当に覚醒したようである。
先制点の場面では、相手のボール奪取から始まり、気付けば最前線へ飛び出して得点を奪って見せた。
この得点シーンの流れは今年のアントラーズの特徴の1つだと思う。
一方で、先制以降の押せ押せの時に点が取れないのも今年のアントラーズの特徴の1つだと思う。
獲れる時に取らないと・・・
後半総括:久しぶりのザ・助っ人!に心震える
後半10分の優磨のシュートがポストに嫌われた場面も含めれば、少なくとも3-0でおかしくないはずだった。
多くのチャンスを逃していると、フットボールあるあるで、勝利の女神は相手に肩入れを始めてしまう。
それまでが嘘のように鹿島は押し込まれ、敢え無く失点。
その後も流れは変わらずに押し込まれ続け、敢え無くPK献上。
ところが・・・柏がPK失敗。
その後も女神は柏にチャンスを与えるが決めきれないでいると、再び鹿島サイドに戻ってきますが、土居が決めきれず。
このままドローかと思ったアディショナルタイムにチャッキーが見事にゲット!
女神は優柔不断にも柏にもチャンスを与えてみるが、これまた決めきれず・・・
試合終了:試合終了
最後は鹿島が勝点3を手にした。
しかし、これほど劇的にする必要はなかったはず。
前半で試合を決めて、レギュラー陣を早々に休ませることが出来たはずなので、その点は反省材料だと思う。
2024年J1第12節(アウェイ)鹿島VS 柏戦を視聴して感じたこと
DAZNでの観返ではありますが・・・
試合を通じて感じたことをまとめておきます。
待ち望んでいた逸材の覚醒
順天堂大在学時の2018年に強化指定選手登録されて鹿島でデビュー。
翌年には正式加入して2020年までの2年間で32試合に出場するも、思うような活躍が出来ずに2021年に湘南へ期限付き移籍。主力として活躍し、鹿島への復帰が熱望される中で怪我をしてシーズン終了となってしまう。
2022年に鹿島へ復帰するもそこから2年間はほぼ休眠状態だった・・・。
しかし!
2024年シーズン、コンディションが良好である点に加え、ポポ監督の選手起用の妙と監督の求めるプレースタイルが見事にマッチしたのでしょう。
ようやく、サポーターが待ち望ん逸材が開花したようです。
個人的に彼の凄いところは、優れた運動量と嗅覚によって、優磨が「俺が全部やらなきゃ」と思う必要がないようにプレー出来る所だと思います。
実際、先制点の場面も、ボランチの辺りまで下がって守備に参加してから、最後は前線でスルーパスを受けているので、プレーエリアが非常に広くなっています。
それと、独特の嗅覚で相手の攻撃を察知し、しっかりと摘み取る技術があるから、柏の攻撃を名古の存在で停滞させていたのは、彼が交代してからの鹿島の状況を見れば明らかだと思う。
だから、サッカーの女神にお願いしたいのはただ1つ。
どうか、名古を怪我から守ってあげてください。
コンディションさえ良ければ、名古はもっともっと出来るはず!
土居聖真を知っているのか?
確かに、今シーズンのプレーを観ていると波があるのは事実だと思う。
決めてくれよ~と言うところで決めきれない彼にもどかしさを感じることはある。
でも、今年の土居に対するネット上で批判には首を傾げたくなる。
11節の湘南戦、家族総出で観戦に出掛けました。
残念ながら2歳前の娘は後半はスタンドに座ること出来ず、嫁さんは娘とコンコースを何周も何周も歩いていました。
スタンドから聞こえる歓声の雰囲気で、「点が入ったんなぁ」とか「外れたのかな?」とか「失点したのかな」と推測していたそうですが、ただ1つだけ、明確にピッチを観ていなくても「ピッチで何が起きているのか」判ったことがあるそうです。
それは、土居が途中投入された際にスタジアムを包んだ「土居のチャント」です。
コンコースに居てもハッキリと聞こえるほどの声量ということは、集まった多くのサポーターの殆どが声に出して歌っていた証であり・・・。
土居がどれだけ長いこと鹿島でプレーをしてきたのか
土居がサポーターの記憶に残るプレーをしてきたのか
そして
土居がどれだけ多くのサポーターに愛されているのか
それを物語っていると思う。
期待しているからこそ「もう~、どい~」
ということはある。
でも、ネット上でよく見かけるような批判は、土居と言う選手をちゃんと見ていない人が言っているのだと思うことにしています。
スタジアムで「どいしょーまー」のチャントを聞いた人なら、あんな批判の仕方はしないはずだと思いたい。
アントラーズの次の試合はホーム・V川崎戦!
鹿島サイドは、かなり力を入れた動画を作り、決戦の雰囲気を盛り上げています。
この映像を観て思うのは、鹿島の首脳陣にとっては、今もヴェルディで宿敵としてライバルという意識なのだということです。
ちなみにジュビロと強敵と書いてライバルと言いそうですね。
尚、マリノスサイドは鹿島戦をとても良い形で盛り上げてくれるが、鹿島サイドは意外に冷静な扱いなのが面白い。どちらかと言うと、ライバルと言うより同志みたいな感覚だからだろうか?
まあ、それはさておき・・・
苦労してGWに3連勝して良い流れを掴んだので手放して欲しくなくが、次節のヴェルディ戦からはまた難敵揃いである。
ヴェルディ、広島、神戸、町田(ルヴァン)、札幌、横浜FM・・・
町田戦を除くリーグ5戦の結果次第で、サポーターの鼻息の度合いも変わってくると思います。
個人的には、鼻息荒く、1位に登りつめて欲しいと思います。
まとめ
2024年のGWは鹿島サポーターにとってまさにゴールデンウイークとなった。
試合後のコメントで、ポポ監督がイマイチ理解出来ないギャグ?を飛ばしていたようだが、勝てば何でもいいのだ笑
ところで、ポポ監督は言葉が通じるからなのか、チャッキーとは「ガチ」でやりあう様子が見られて時々心配にはなるが、まあ、ミランコーチもいるし大丈夫でしょう。
チャッキー以外のメンバーとは、実によくコミュニケーションを取っている姿が見られるので、勝利を重ねれば重ねるほど、きっとチームは熟成されていくと思う。
そして・・・
岳もついに怪我から復帰したようだ!
勝利を重ね
植田が言う
鹿島が居るべき場所へ!
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