謹賀新年
元旦に行われた日本代表とタイ代表の試合を観終えて、新年を祝うブログを書こうとしたら大変な地震が能登を襲い、2011年を想いだして胸を痛めていました。
翌日、記事を書こうとしたら、今度は羽田で航空機事故が起き、亡くなる方もおられてやっぱり心を痛めていました。
大変な新年の始まりとなりましたが、日常は動くということでしょうか・・・。
2024年1月3日、アントラーズ公式HPから1人の完全移籍が発表されました。
希望を胸に移籍してきた
CBのキム ミンテ選手の湘南ベルマーレへ完全移籍だ。
個人的に、韓国の方の考え方などを踏まえると、湘南でのプレーの様子や表情などからは、ミンテはほぼ間違いなく湘南へ完全移籍するだろうと思いました。
ただ、昌子が移籍、林も期限付き延長となったので、CBは明らかに手薄になる訳であり、ミンテは残留させるのかと思っていたので・・・正直、ちょっと驚きです。
2024年シーズン、流石に植田と関川と津久井だけでは無理でしょ?
強化部の動きが気になる、ミンテ選手の移籍です。
入団会見でミンテ選手が発した言葉を思い返す
2022年シーズンに新加入となったミンテ選手。
前年に名古屋がルヴァンを制する原動力にもなっていたし、犬飼や町田らCBが手薄になった鹿島を支えてくれるに違いないと・・・
スンヒョンのイメージを思い起こしながら期待して加入の報せを読みました。
そして・・・
入団会見でのミンテの決意。
長くアントラーズの選手として活躍したい。
力強いその言葉は、とても頼もしく感じました。
でも、一番、心に残ったのは、ミンテの中のアントラーズ像でした。
「正直に言って、なんかそんな……」
「あんまり良いサッカーとは思っていなかった」
「結果を見たら、鹿島が勝ったね、が当たり前な、そういう感覚だった」
試合内容的には鹿島が悪くても、終わってみれば鹿島が勝っている。
それが何故なのか知りたい!
ならば鹿島でプレーすれば体感出来るに違いない!
そう決意してやってきたミンテを、加入時からかなり注目して見ていました。
そんな彼が、アントラーズを離れるに際して発したコメントは次の通りである。
(前略)
~アントラーズでは日々の練習から学びの連続でした。毎日、全ての局面に全力が当たり前である世界に身を置いて過ごすことができ、サッカーだけじゃなくこれからの自分の人生で大事なことを学びました。ここで学んだことをこれからも忘れず~
(攻略)
キム ミンテ選手 湘南ベルマーレへ完全移籍のお知らせ | 鹿島アントラーズ オフィシャルサイト
学びの連続・・・
でも、それだけでは満足が出来なくなったと言うことなのか?
それでも、当初、口にしていた「何故勝つのか?」は、ハッキリとは言葉にはしていないが、触れられているような気がします。
毎日、全ての局面に全力が当たり前である世界
古くからのサポーターが感じている・・・
「鹿島らしさ」
はまだ残っているのだと感じるコメントでした。
ミンテ選手の想い出
ミンテ選手の想い出は、かなり、イメージとして強烈に残っている。
やはり、喜怒哀楽を表に出すのは、お国柄でもあるのだろうか?
色んな思い出があるけど・・・2つ記しておきたい。
1つ目は2022年J1第3節の柏戦。
2節のフロンターレ戦で砕け散ったチームと己の自信を取り戻す戦い。
無失点で勝利した直後、男泣きしているミンテを見て、この熱さは鹿島には絶対に必要だと感じました。
2つ目は2022年J1第19節の柏戦
(奇しくも両方ともに柏戦だった笑)
岩政代行には起用されるも、レネ監督になるとプレーに精彩を欠くこともあってポジションも失い、自信を喪失していた時期だったが、2戦連続でCBで起用されると、セットプレーでの得点と言う結果を出した。
得点後に、柏サポーターに向かってガッツポーズしていて、仲間がちょっと引き戻そうとするくらいに熱い漢で・・・戦いの場では頼りになる仲間だと思いました。
ちなみにこのアウェイ柏戦は、今にして思えば、レネ時代の分岐点になった試合だったと思います。
ピトゥカをスタメンから外したり、重用したアラーノも外したり、安西をSHに配置したり、レネ監督の起用基準が「己が要求する動きが出来るのか?」であることが明確になった試合だった。
そして勝った。
勝ったけど、レネ監督の求める基準や戦い方を、チームも選手達も好まなかったというのがその後の流れに繋がるのかも知れません。
まとめ
ミンテ選手の移籍の報を聞いて、先日の染野と林の時に感じた想いが再燃しました。
ただ、鹿島に在籍しているだけではもう意味がなく、鹿島で得た経験を基に、試合に出てこそフットボーラーだという感情が、今の選手達の主流のようだということ。
これからの選手獲得や選手保有の基準になるのかも知れません。
また、岩政体制で起用をしなかった(されなかった)選手が移籍していることを踏まえると、鹿島としてはやろうとしたサッカーを継続する意思があるのだということ。
新監督になっても、監督の好むスタイルやサッカーで選手選考を任せるのではなく、チームがやろうとしているサッカーが基になって選手選考が進むのだということ。
それが良いのか悪いのか・・・
良く判りませんが、チームが腹を括って挑むなら、応援するしかありません!
ただし、CBの補強は絶対に必要だと思いますけど・・・ね。
ミンテ
湘南で暴れてください。
カシマスタジアムでは暴れないでね!
点を獲った後にゴール裏にガッツポーズはダメよ笑
怪我せず元気で!
カシマスタジアムで会いましょう!!
↓オススメの鹿島アントラーズブログランキングはこちらへ!