2021年12月、鹿島アントラーズは、かつてない勢いで選手の移籍、加入、復帰のニュースを年内に発表しています。
多くは、ショックと寂しさと無念さの混じる移籍のニュースが多い中、2選手の期限付き移籍からの復帰の報せもありました。
1人は2年間の武者修行を終えた小田選手。
そしてもう一人は1年間の武者修行を終えた名古選手。
アントラーズに限らず、期限付き移籍した選手が戻ることは少ないので、小田と名古のアントラーズへの帰還の報せは喜ばしいものです。
特に名古は、あの内田が「やるよあいつは」と言ったポテンシャルを秘めているので、とても楽しみな逸材です。
まずは怪我をしっかりと癒してください!
2018年に鹿島に加入して以降、ポテンシャルは抜群なれど、なかなか思うような出場機会を得られなかった名古は、2021年シーズンは湘南への期限付き移籍を選択した。
大卒の名古にとって、貴重な20代前半の時間を試合に出ないで過ごすわけにはいかないのは事実であり、この決断は止む得ないと思いました。
実際、湘南に加入して第4節にスタメン出場すると、途中ターンオーバーで途中出場が1試合あったが、13試合スタメンで出場し、3得点を上げるなど、彼本来の力を発揮していました。
ところが、その後、再び途中出場中心となり、中断明けの第24節にフル出場した後は、ベンチにすら入らなくなりました。
何かあったな・・・
とは思いましたが、やっかいな怪我に悩まされ、保存治療か手術か悩んでいたことが後に報じられました。
ニュースによると、全治3か月とのこと。
その後、コンディション調整の時間が必要だと考えると・・・
プレーが見れるのはGW頃になるのでしょうかね?
とにかく、まずはしっかりと怪我を癒し、あの独特なリズムを刻むドリブルを披露してください!
記憶に残るのは終盤での1人キープ
2018年は途中出場1試合だけでしたが、2019年は先発で10試合出場、しかもボランチで9試合と、チャンスを与えられてはいました。
2020年、ザーゴ体制での開幕戦である広島戦では途中出場で「違い」を見せており、次節以降はチャンスがあるかと思いきや、コロナで中断してしまい、中断が明けてからは先発でも途中出場でも姿を見せずに心配していました。
それでも、秋以降、途中出場ながらも少しずつチャンスを得ると、試合終盤におけるザーゴの選手交代の枠にしっかりと入り、出場時間は僅かながらも試合に出るようになりました。
その役割は、ボールをサイドや敵陣深くでキープし、時間を稼ぐこと。
本心は判りませんが、名古は見事にこのタスクをやり遂げていましたし、毎試合、僅か2・3プレーですが、彼の技術の高さを改めて再認識するものとなりました。
でも・・・
2021年のトータルプレー時間は「たった152分」!
移籍を志願するのも仕方ありませんでした。
まとめ
鹿島に在籍した3年間のプレー総時間は1081分でしかありませんが、なぜか、好印象な名古に期待しています。
鹿島には少ないドリブルに特徴を持つ選手として、左サイドの活性化を期待したい選手です。
名古の特徴を活かすためにも、足首の故障を軽視せず、しっかりと治してから戻ってきてください。
必ず、チャンスはあるはずだから!
待ってるよ名古!
ニュルニュルドリブルを見せてくれ!!
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