2021年12月25日、クリスマスの日にチームから発表された2つの移籍ニュースは、本当にショックが大きかった。
犬飼選手に続き発表された遠藤選手の移籍は、そういう話がありそうだと報じられながらも、いやいや、チームとして引き留めるでしょう？
そう思っていただけに・・・
MFの遠藤 康選手が、ベガルタ仙台に完全移籍。
発表から数日経ってしまいましたが、ようやく心を落ち着かせて記事にすることが出来ました。
鹿島の伝統をピッチ内外で見せる選手は誰？
アントラーズ在籍15年の遠藤が去っても、鹿島にはユース育ちで2021年に在籍10年を迎えた土居がいる。
しかし・・・
これは、土居への叱咤激励だけど・・・。
プレーや言葉で、新卒や移籍加入の選手を引っ張るイメージが、土居にはない。
良い選手であり、居なくてはならない選手だから、監督やメンバーが変わっても常に起用されるのであるが・・・
本当に、彼が、「鹿島アントラーズのサッカー」や「鹿島でサッカーをすること」や「鹿島のエンブレムの重み」を1人で背負っていけるのだろうか・・・。
周囲のOBの助力なしには難しい気がするのだが、心配し過ぎかな。
2021年ホームの川崎戦で、アラーノが思うようなプレーが残せずに、交代した後にベンチで落ち込み不貞腐れていた時に、遠藤がベンチで優しく包んでいました。
あのような、若手や同僚を時に優しく受け止めるような行動は、今後は誰がするのかしら・・・。
【ワン・クラブ・マン】＆【ワン・ナンバー・マン】を期待してた
もはや、15年どころか、10年ですら一つのクラブでプレーし続ける選手が生まれるような環境ではなくなりつつサッカー界であり、鹿島でも、昨年引退したソガさんの23年を継ぐのは遠藤しかいない・・・。
そう思っていました。
しかも！
遠藤は面白いことに入団以来ずっと同じ背番号です！
ネットでググって見ましたが、「ずっと背番号同じ選手の一覧」なんて奇特なページは見つかりませんでした。
このままアントラーズで数年プレーを続け、【ワン・クラブ・マン】＆【ワン・ナンバー・マン】として世界に報道されれば、面白いのにな・・・
そう思っていたのですが・・・。
想い出のプレーを上げようとしても・・・
とてもじゃないが1つに選べない。
いや、1つどころから3つとかベスト10とかにも絞れません。
もっとも、私如きがベスト10なんて選んだ日には、絶対にこのブログは炎上すると思うのでそんな危険はことはしませんが・・・。
個人的な希望としては・・・
もう一度、【ヤスゾーン】からの美しい弾道を見たかったです。
私の中の遠藤らしいゴール
想い出のゴールを絞らないと言いつつ書くのはなんですが、私が「あーヤスさんらしいなぁ」と思ったゴールは、2016年クラブワールドカップの準決勝・アトレチコナシオナル戦での「ヤスさんのヒールゴール」です。
ゴール前でとても冷静にボールをさばき、ちょんと踵で蹴りこんだ仕草に、ヤスさんが詰め込まれていました。
今も、あのゴールシーンはスローモーションとして脳裏に焼き付いています。
FIFAの公式サイトに動画が残っていました。
Atletico Nacional v Kashima Antlers | FIFA Club World Cup Japan 2016 | Match Highlights - YouTube
1:55頃から視聴するとヤスさんのオシャレプレーを楽しめます）
ちなみに、この試合は3点目を鈴木優磨が取った後のロナウドを真似たパフォーマンスで知られていますが、その3点目の起点となったのもヤスさんです。金崎に見事なパスをだしています。（2:12～）
まとめ
15年・・・
本当に長い間、サポーターとして遠藤選手の妙技を堪能させて頂いたことに、深く感謝申し上げます。
サッカー人生で培った経験をふるさとに還元し、心がいっぱいになるまでサッカーを堪能されましたら、また、ニコニコ笑顔と共にカシマに戻ってきてください！
ヤスさん！
カシマスタジアムで帰りを待ってますよ！！
これからも
FAMILY！
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