2021年11月7日、鹿島アントラーズはカシマスタジアムに浦和レッズを迎え、2021年J1リーグ第35節を戦います。
タイトルを全て失って迎えたアウェイの広島戦では、鹿島がやりたかったゲームプランをしっかりと実行することが出来て、4発決めて快勝しました。
残り4試合・・・
目標とする3位フィニッシュは先ですが、一歩ずつ進んでいって欲しい。
- カイキの3試合連続弾
- 上田の代表招集気合入れ弾
- 荒木の城の記録を超えるぞ弾
これらが発動されればきっと鹿島が勝つ!
2021年J1第35節・鹿島VS 浦和戦を前に思うことをまとめます。
2021年J1第35節・鹿島VS 浦和戦の予想スターティングメンバー
鹿島サポーターの全ての人が、浦和戦のGKが誰になるのか注目していると思います。
色んな意見はあると思いますが、短期決戦を勝ち抜くためには、ベテランの知恵と経験が必須ではないかと思います。
2021年J1第35節VS浦和戦の鹿島のスターティング予想!
2トップは、上田と土居
上田は点を獲って代表に乗り込んで欲しいし、土居は・・・とにかくゴールに向かってね。ゴールへ!
2列目は、左にカイキ、右にアラーノ
荒木は途中出場の方が、守備に体力を使い切らずに良い気がします。
ただし、右のアラーノは博打でもありますが・・・・。
ボランチは、ピトゥカと三竿!
必ず、ベンチには永木を入れておいてください!
SBは左に安西、右に常本
当面、SBのファーストチョイスはこの2人で良いかと思う。
永戸が気になるところですが・・・。
CBは、犬飼と町田
関川が成長しているけど・・・犬飼と町田で絞めて欲しい。
GKは、スンテ
正直、ここで沖に戻しては意味がないと思います。
余程の事(怪我など)がなければ、最後までスンテのプレーする姿を、沖、そして山田と早川にはスタジアムで見ておいて欲しいです。
対戦相手の「浦和」について
私は、個人的には浦和には悪い感情はありません。
(これを言ったり書いたりすると熱い鹿島サポに怒られることがある・・・)
鹿島サポーターの中には、浦和のことを「蛇蝎のごとく」嫌う人もいて、その理由は判らなくはありませんが・・・、私個人的には下記の理由があるのです。
浦和のレジェンド(たぶんレジェンド?)である福田氏は、小さい頃に近所に住んでいてた関係で、あまり覚えていないが何度かボールを蹴ってもらった。
また、初期の頃に浦和に所属していた堀や本吉は、縁あって父の教え子なのです。
だから、Jリーグ開幕のあの日、私がカシマスタジアムで「ジーコのプレー」を生で観る幸運がなければ、もしかしたら浦和サポーターになっていたかも知れない・・・。
そういう縁があるので、極端に嫌う感情はありません。
ただ、一時期は異様なまでに勝てなかったこともあり、そういう意味で嫌いだ!
そして興梠選手・・・出てくるのかな?
昨年末の怪我以降、調子が上がらないようで今年は殆ど満足なプレーが出来ていないようですが、あの男の事だ・・・何かしてきそうな気がしてならない。
2020年度のリーグの順位と成績
鹿島 5位/勝点59 18勝5分11敗 55得点44失点
浦和 10位/勝点46 13勝7分14敗 43得点56失点
昨年34試合で鹿島は5位/勝点59。
今年も34試合で5位/勝点59となった。
2021年度のリーグの順位と成績
鹿島 5位/勝点59 18勝5分11敗 59得点36失点
浦和 6位/勝点45 17勝8分9敗 43得点35失点
今年の鹿島は失点が大幅に減っているが、勝利数増や敗戦数減という結果に繋がっていない。
一方の浦和も今年は失点を大幅に減らし、勝利数増や敗戦数減という結果に繋がっている。
浦和の要注意人物と鹿島勝利の鍵となるプレーは?
鹿島が勝利を収めるのためには抑えなくてはいけない選手と、ポイントなるプレーを考えるべく、改めて浦和の選手を調べ、会社にいる浦和サポーターに聞いてみた(普段は良い子なのだが、この時ばかりは「よるなオッサン」と扱われた)。
調査の結果で思うのは、もしかして、来年か数年後の浦和はかなり怖い存在になるのではないか?という事でした。
J2で経験を積んだ若い選手がJ1の経験も積んでいるし、30手前の熟してきた選手も揃っている印象です。
さらに守備陣では岩波が軸として引っ張り、酒井が加わったことで貴重な経験値も獲得しています。
これで、ユンカー以外に日本人選手で点取り屋が1人(若いやつ)が加わると、かなり手強い相手になりそうな気がします。
なので、今年ダブルを喰らうと勢いに乗せそうなので、ホームではガツンと叩いておいて欲しいです。
やっぱり興梠に注意したい!
9年連続で二桁得点を達成した昨年までに比べれば、得点力と言う面では怖さが減ったと思います。
ただ、前節の川崎F戦では、興梠が出場してから前線が活性化したように感じましたので、点を獲り続けてきた彼の経験値は馬鹿に出来ません。
ユンカー(出ないで欲しいけど)にしろ、江坂にしても、汰木や関根にしても、売り出し中らしい小泉にしても、興梠が居ると周囲の選手の良さを引き出されそうなので、出来れば孤立させたいところだが・・・。
町田にとって、飛躍のための1つの壁になるかも知れないなぁ。
鹿島は攻守共にセットプレーが勝敗のカギになる!
鹿島は全得点の内の約4割をセットプレーから生み出しているが、ここ最近の試合ではCKからズドンと決めたのは少ない。(前節の常本のはこぼれ球扱いだと思う)
犬飼と町田のCBコンビが揃うのであれば、CKやFKは大事にして欲しいです。
一方で浦和の得点は多岐に渡っているので、的を絞った守り方は出来ないのが難点だと思います。
それゆえ、俊敏性の点で関川ではなく犬飼にした方が良いと思います。
鹿島アントラーズと浦和の全対戦戦績
これまで82試合の対戦があります。
鹿島 39勝
浦和 29勝
引分 14
鹿島からみて121得点、101失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が47.6%です。
82試合の対戦は、名古屋の88試合に次いで2番目に多いです。
ちなみにエスパルスも82試合の対戦があります。
総合成績は鹿島が勝ちこしていますが、これはリーグ創設期に荒稼ぎしたのであって、基本的には勝ったり負けたりを繰り返しています。
今シーズン、浦和のホームで対戦した時には1-2で敗れているので、鹿島のホームでは絶対に負けられません。
2020年度の対浦和戦の試合記録
鹿島も浦和も、互いのホームでの対戦時には状況が大きく変わっていました。
ただし、コロナの所為ではなく、自分たちで招いたと言うか、引き起こしたと言うか・・・。
2020年J1第4節(アウェイ)
シーズン開幕からは公式戦5連敗、リーグは開幕から3連敗と、鹿島は新監督ザーゴの下で考えられないほどの泥沼の中で迎えた一戦でした。
浦和を相手にすれば、熱量が増すかと思いましたが、盛り上がらないまま敗戦となりました。
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2020年J1第32節(ホーム)
第4節とはうってかわり、鹿島がACLを目指して勢いに乗っている時に対戦したからか、予想していなかった快勝になりました。
上田の2発はどれも素晴らしいゴールです。
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2021年度の対広島戦の試合記録
今年こそはと意気込んで迎えたシーズンでしたが、苦しみぬいている序盤にホームで対戦し、鹿島の悪いところが全部出た感じでした。
2021年J1第4節(ホーム)
守備陣はファインプレーもあれば凡ミスもある不安なラインで、エヴェのシュートは軒並み不発で(ただしこの頃はまだ枠には飛んでる。最近は宇宙開発が多い)、唯一の救いは荒木の成長を感じられたことだけでした。
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まとめ
リカルド監督はなかなかの策士みたい(ユンカーが不調とか言ってるし)だし、酒井が加わったことで守備陣が安定感を増した感じもするし、若手は順調に育っているようなので、今の浦和は本当に油断ならない相手だけど・・・
失礼を承知で言えば、この浦和に勝てなければ、来年以降の優勝も遠いモノになってしまうと思います。
まずはしっかりと守備を整備し、自分たちの時間を作り、チャンスにブスッと刺して欲しいと思います!
激しく、厳しく、しつこく、カードを貰う寸前まで熱してください。
ホームで凱歌を!
アントラーズは勝つ!!
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