2020年に世界へ広がったコロナの猛威は、2021年に入っても収まりません。
日本では首都圏を中心に感染者が急増し、昨年4月に続いて2度目の非常事態宣言が発出されました。
そんな中で、恒例の宮崎キャンプがスタートしました。
場所こそ、宮崎で馴染みのスタジアムを使用しているが、例年と大きく違うのは「非公開」と言うことである。
これは、アントラーズが情報を制限しようとしているのではなく、感染症予防の観点から行っているため、一般の見学者はもちろん、マスコミへの公開もかなり限定的になっており、一般のサポーターはチームの状態を知ることが例年よりもかなり制限されています。
そのため、多くのサポーターがアントラーズ欠乏症に苦しんでおり、その救済のために、チームは公式のSNS等を駆使してキャンプの様子を公開してくれています。
これが・・・
今の自分にはとてもヒットしました!
鹿島アントラーズのSNS活用が進化している
アントラーズのネット環境事業を称賛すると、多くの人に突っ込まれそうなので、最初にちょっと苦言を先に書いておきます。
ずっと気になる点ですが・・・
アントラーズは公式のメルマガを中心に、誤字脱字がとても多いと思う。
素人でも、発信前に見返しているのに、企業として発信しているアントラーズの各種媒体の稚拙さには、時々、唖然を通り越して心配になることもあります。
メルカリが親会社についてた時に、この点は真っ先に改善されると思っていたのですが、どうもあまり改善が感じられないのは、メルカリの文化なのだろうか?
なんて苦言を先に書きつつも、それでも、アントラーズのSNS等の活用は本当に進化していると思います。
この進化ですが、昨年から感じていました。
コロナによる中断中に、他チームとの練習試合をカシマスタジアムで行った際に、stayhomeを強いられる人々への勇気づけのために、自前の撮影放送機器を駆使して、DAZNと協力して一般公開にチャレンジしてみたことや、過去のポイントとなる試合を改めて公式SNSで公開してサポーターの心を熱くさせておいて・・・クラウドファンディングを起こしてみたりするなど、SNS等と使い方を、単に情報の発信に使うのではなく、行動を起こさせるような映像や写真の見せ方に変わったと思います。
2021年度、宮崎キャンプの公開方法に意図を感じる
今年は残念ながらキャンプの様子を一般公開出来ないので、チームは公式SNS等を通じてキャンプの様子を公開してくれています。
twitter
Facebook
Instagram
tiktok
note
そしてYouTube・・・。
様々なSNS等を駆使していますが、文章が主体になるnoteを除けば、他の媒体でのキャンプの様子の発信には一つの狙いが見える気がします。
それは、YouTubeへの誘導。
twitterしろFacebookにしろ、さらに見たい、さらに知りたくなったら・・・YouTubeで見てくださいね~というアントラーズの意図を感じます。
これは、YouTubeで多くの人に見てもらえれば、広告収入も増えるし、次も観たいと思えばチャンネル登録者が増え、結果として広告収入や協賛が増えれば、コロナの影響で苦しい経営の一助になるのではないか?というチームの考え。
最近、アントラーズに限らず、どこもかしこもオンライン事業に手を出していますが、見せたいこと、やりたいこと、伝えたいこと、それらが各種デバイスごとにバラバラで統一されておらず、一つの大きな流れになっていないサイトを見かけます。
ですが、アントラーズの「2021年のキャンプ公開」に関して言えば、意図が明確で、しっかりとした流れが出来ているように感じます。
・・・まあ、贔屓目すぎるかもですが。
鹿島アントラーズ公式チャンネル Kashima Antlers Official ~YouTube~
多くのサポーターが活用しているアントラーズの公式YouTubeチャンネルは、自分の生活にとってなくてはならない大切な一つです。
楽しい時も、苦しい時も、怒っている時も、悲しい時も、暇な時も、寝る前も・・・
ふとした時に見て、勇気づけられています。
観ているとあっという間に時間が過ぎてしまい、気づくと夕方になっていたり、朝方になっていたりするのは困るのですが・・・。
この公式YouTube内で「2021年宮崎キャンプの様子」を公開していますが、その公開の仕方にしても、今までの公開の仕方とは違い、観ている人の心をくすぐるような作りになっていると思います。
そう思う理由は2つあって・・・
1つ目はサムネイルの表示方法
サムネイルに大きく数字で「●日目」とナンバリングされているので、たまたま途中の日にちの動画を見つけた人は、人の心理として1日目を探して観たくなると思います。
もう1つは「おまけ」の使い方
基本は「●日目」と題してメイン映像を配信しています(6~12分程度と長い)。
それとは別に「おまけ」が配信されています。
「EXTRA」と題されたこのおまけ映像は、メインに比べれば長さは3分程度と短いのですが、内容が非常に濃いのです。
メイン映像はキャンプ全体の様子を流していますが、EXTRAの映像は・・・
選手にもっと迫り、彼らの「豊かな表情」を見せてくれる」し、何より「プロ選手の技術の凄さ」をさりげない遊びのプレーで見せてくれます。
きっと、サッカー経験者であればあるほど「その凄さ」が伝わるのではないでしょうか?
何気ない、トラップ、足首の使い方、身体の使い方、目線など、今シーズン試合で彼らを見るときにこの映像を思い出すに違いありません。
これらの映像ですが、分けているのも意図があるように感じます。
メインは「鹿島の既存サポーター向け」なので比較的長めでに作られている(だって見るもの)、一方、EXTRAは「サッカー好きに向けて」(もちろんサポーターも見るが)なので、最後まで見てもらえるように短めに作られているのかな?と。
まあ、全て私の勝手な想像でしかありませんが、意図をもって作ることでターゲットを広げ、幅広い視聴者(登録者)獲得にも繋がっているのでは?
そう思いました。
まとめ
コロナの影響で、ありとあらゆる職種で対面接客が限定され、苦し紛れにオンライン事業に手を出す業種が多い昨今、私の働いている会社でも「そこ」に活路を見出せと見い厳命されて半年以上が経ちます。
色々ともがいていますが、なかなか簡単には結果は出ずに悩む日々ですが・・・
趣味として仕事とは切り離して考えていたアントラーズから、よもや、仕事のヒントをもらえるとは思いませんでした。
今日の記事は、人によっては、こいつは何を書いてるんだ?
と言う記事になってしまいましたが、個人的に、最近のアントラーズの映像や写真の発信の仕方に、感化される部分が強かったので、まとめてみました。
30周年の記念事業として、昨年から映像作品を撮り続けているそうなので、完成が楽しみでなりません。
いったい、どんな、夢を見させてくれるのだろうか?
今シーズン開幕まで3週間を切りました。
誰も怪我せずに開幕を迎えてほしいです。
リーグタイトル奪還へ
行けアントラーズ
↓オススメの鹿島アントラーズブログランキングはこちらへ!