コロナにより非公開となっている2021年宮崎キャンプですが、恒例の練習試合は実施されています。
先日行われた大分戦は、諸般の事情により非公開となり、後日の映像公開もありませんでした。
断片的に、キャンプ指導直後のために連携不足が見られたなどのニュースは出てきましたが、選手の動きそのものを見ることは出来ず残念でした。
しかし・・・
練習試合第2戦の甲府戦は、試合が行われた夜に映像が公開されました。
その辺の動きも、サポーターが何を求めているのか意識した素早い動き出し、今年は非公開にする分、SNS等で公開しますと約束したことをしっかりと実現していて、先日の記事で称賛したように、鹿島のSNSへの意識が向上しているように感じました。
今日は、公開された甲府戦の映像を見て、感じたことを2つ上げておきます。
白崎と和泉の実戦復帰がうれしい！
白崎は10月16日（金）の練習中に負傷、チームからは全治2か月と発表された。
和泉は10月31日（土）リーグ第25節 名古屋グランパス戦で負傷退場し、チームからは全治6～8週間と発表された。
どちらも怪我によって2020年シーズンを終えてしまった。
白崎は怪我をする前に、ようやくザーゴが求めるサッカーへの理解度が深まり、見違えるようなプレーをしていて、これから大きく開花するのではないか？
と誰もが期待した中での負傷でした。
和泉は開幕当初からプレーし続け、「何故か」シュートはゴールには嫌われ、ポストとかゴールキーパーの正面に飛んでばかりいて結果がなかなか出ていませんでしたが、2列目のサイドとしてチームを必死に牽引していた中での怪我でした。
両名共に、最終版のACL挑戦権をめぐる戦いには参加出来ず、歯がゆいを思いをしたに違いありませんし、今年に掛ける思いが強くなったはずです。
その気持ちは、白崎からは特に感じられます。
キャンプ前の自主練に若手に交じって早くから参加しており、精力的に活動している様子がたびたびSNS等で公開されていました。
また、和泉も自主練からその姿を見ることが出来、両名共に怪我からの順調な回復を感じることが出来ました。
しかし、練習と強度の高い実戦ではやはり違うので、二人が本当に実戦に耐えられるのか心配していたのですが・・・
甲府との練習試合の様子を見て、安堵し、ようやく心から呟くことが出来ました。
「おかえり」と。
今年は、開幕から大暴れすることを期待しています！
2021年の鹿島の2列目の競争は超熾烈！
本当に、本当に熾烈だと思います。
昨年、試合にコンスタントに出ていたのは、土居、和泉、アラーノになりますが、そこに白崎や遠藤のベテラン勢の他、荒木や松村ら新人も加わっていました。
昨年時点で熾烈な争いなのに、今年はそこに新卒の須藤、新外国人のカイキも加わります。
他チームならレギュラーになるだけの力を秘めた選手たちが、場合によってはベンチが外になる可能性があるというのは、本当に熾烈な競争を生むと思います。
逆に言えば、この中でレギュラーを勝ち取れば、それは大きな自信に繋がるし、代表にも繋がるのではないか？と考えています。
今年は、鹿島の２列目の争いに注目です！
まとめ
キャンプ中にあともう１試合、長崎との練習試合が組まれています。
長崎戦では、大分や甲府戦では上手く出来ず、その後に練習を重ねている連動したプレスの成果を発揮できれば、良い形で開幕へ迎えるのではないでしょうか？
キャンプも後半に入りました。
誰も怪我せずに本拠地に戻り、開幕を迎えてほしいです。
リーグタイトル奪還へ
行けアントラーズ
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