lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2020年J1第27節・鹿島VS川崎F!鹿島は鹿島!!コロナに負けず!!~



2020年11月14日、鹿島アントラーズは聖地カシマスタジアムに川崎フロンターレを迎え、2020年J1リーグ第27節を戦いました。

当日朝、鹿島から選手1名がコロナの陽性疑いとなり、試合開催は状況を見極めて決めると発表がありました。
結局、永戸選手が陽性となり、町田、関川、杉岡、山田、荒木、常本の6人も濃厚接触者扱いとなり、ベンチ外となり、首位川崎を相手に主力DF陣と若手のホープを失って戦うことになりました。

それでも、鹿島が鹿島であり続けるためには、勝つしかないのだ!
そう気迫みなぎる表情で試合に挑んだ鹿島の選手たちは、死力を尽くし、天敵の川崎から勝ち点を手にしました。

2020年J1第27節・鹿島VS 川崎F戦の記録を残しておきます。

 

2020年J1第27節・鹿島VS 川崎F戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 1-1 川崎フロンターレ
前半18分:脇坂 泰斗
後半30分:エヴェラウド

 

スターティングと交代メンバー
GK31沖 悠哉 
DF3奈良 竜樹 
16山本 脩斗 
37小泉 慶⇒後半19分22 広瀬 陸斗
39犬飼 智也 
MF4レオ シルバ⇒後半19分25遠藤 康
7ファン アラーノ⇒後半0分30名古 新太郎
8土居 聖真 
20三竿 健斗 
FW9エヴェラウド 
36上田 綺世⇒後半36分15伊藤 翔

後半開始にアラーノを名古に変えたのは驚いた。
確かに、出来は良くなかったけども・・・。

ザーゴ監督は次々と選手を変え、手を打ち、勝てるだけの策は打ったが、惜しくも勝ちきれなかったのは本当に残念です。

 

2020年J1第27節・鹿島VS 川崎F戦のハイライト

最後の山本のヘッドを決めていれば・・・
という思いもあるけど、川崎側にすれば、開始直後のドフリーの谷口のヘッドとか、中村のクロスバーとか、決まっていればと思うのでしょうね。

 

2020年J1第27節終了時点での順位表

第31・33節を先に戦っているので29試合終了。

暫定ですが6位!

f:id:lands_end:20201115212743j:plain

2020年J1、鹿島が29試合消化時点での順位表(暫定)

残り5試合・・・。
勝ち点を積み上げ続けるしかありません。
4位のセレッソは勝ち点で並んでいるけど、鹿島より2試合少ないので、勝ち点で6離れていると考えられます。

それでも、最終節に直接対決を残しているので、チャンスはある!

 

2020年J1第27節・鹿島VS 川崎F戦の試合内容と感想

試合前に主力DF陣がゴッソリと抜け、どうなるかと心配しましたが、今シーズンここまで殆ど出番の無かった奈良と山本が踏ん張ってくれました。

 

前半総括:強敵相手にミスをしては苦しくなります。

開始直後、先制されていてもおかしくなかった。谷口は多少ダミアンが視界に入ってしまったのかな。

その後も脇坂のシュートが右ポストに当たるなど、川崎のパスサッカーに翻弄される序盤でした。

鹿島のチャンスは前半16分、アラーノがドリブルで持ち込みますがGKにセーブされてしまいます。
その直後、今度はアラーノのパスミスを脇坂に掻っ攫われて、最後はGKの届かない絶妙な位置に流し込まれて失点。

防ぎたかった失点を、ミスで犯してしまう手痛い形に・・・。

失点後、鹿島の攻撃も少しずつ噛み合い始めますが、上田のヘディングは相手GKのファインセーブに防がれるなど、同点には出来ません。

川崎もピッチを広く使いながら前を伺いますが、鹿島の選手の出足が鋭く、前に運べない時間帯が続き、前半終了となります。

 

後半総括:勝ちたかった。本当に勝ちたかった気持ちが溢れながらのドロー決着。

ハーフタイムでアラーノから名古に交代したのは驚いた。

後半開始直後の川崎のチャンスを沖が防ぐと、徐々に鹿島ペースになるも相手DF陣の奮闘で決定機にはならず。

後半14分、今年で引退の中村にゴールを献上しそうになるが左ポストが防いでくれた。

その後、広瀬と遠藤を投入すると鹿島の攻撃がさらに加速し、ついに待望の同点弾がエヴェラウドから生まれました。

同点後、両チーム共にエンジン全開でぶつかり合いますが、両チームのDFとGKが懸命に守りスコアは動きません。

アディショナルに山本が決定機を迎えますが、ヘディングを叩き付けすぎバウンドはバーを越えてしまい勝ち越せず。

終了間際、三竿のプレーが相手の足に入り一発退場・・・。

 

試合終了、まさに死力を尽くして戦い、ドロー。
今年も川崎にリーグ戦では勝てず・・・。

 

川崎戦を観て感じたこと

川崎戦を観ていて感じたのは次の3点です。

・間隔のあいたレオシルバはやっぱり厳しい
・奈良が何故に使われないのか?
・スポーツが生み出す相手を敬う精神

 

間隔のあいたレオシルバはやっぱり厳しい

畏れていた通り、約10日間も試合がないとレオシルバの動きは微妙になる。

キレがなくなるのか?
閃きが薄れるのか?

ボール奪取に行っても交わされたり、危険な箇所に顔を出すのが遅れることが多くなり、ボールを持っていても、持ちすぎが目立つ。

面白いものですね選手の特性ってのは。
ただ、年々、この傾向が強く見られるのは、やはり年齢なのかなぁ。

 

奈良が何故に使われないのか?

失点シーンはもう少し何とかなった気もしますが、久々に出場した選手には無理な注文ですよね。

それに、そもそもはアラーノの凡ミスが原因ですし、さらに言えば奈良の動きで脇坂のシュートコースは限定されたにも関わらず、沖のポジションもまずかったと思います。

ただ、脇坂のシュートは完璧だったので、どうにもならなかったかも知れない。

失点シーンはさておき、昨日の奈良のプレーを見ていて思ったのは、何故に使われないのか?と言うことです。

一つ一つのプレーには力強さもあるし、冷静だし、何よりも縦に鋭く入れるパスはザーゴが求めているスタイルに合致するように思う。

町田にあって奈良にないのは、左利きじゃない点と身長と若さだ。
関川にあって奈良にないのは、左足が上手くないのと若さだ。
この差だけで、使われないことはあるのだろうか?

もしかすると、犬飼をCBの軸にしているのでその相棒を若手にすると決めているのだろうか?

だとしても、昨日の犬飼と奈良のCBはとても安定して、とても急造コンビとは思えませんでした。

残り数試合、使ってみてもいいのでは?

 

スポーツが生み出す相手を敬う精神

引退を表明している中村選手のカシマスタジアムでのラストマッチとなった。

このブログでも何度か書いているが、私は彼のゴール後のパフォーマンスは嫌いだ。
喜び方とパフォーマンスが派手で、失点した側は屈辱感を味わうからだ。
例えば、秀逸なパス交換とか、難しいパスを収めて、思わず解説者も唸るようなプレーで得点したなら、まあ、仕方にないと思うが、相手のミスやごっつぁんに近いゴールで、派手なパフォーマンスをする選手は、私個人的には好きになれないからだ。

それでも、中村選手は鹿島と小笠原に対していつもリスペクトした発言をしていてくれたし、何よりも彼のプレーは一級品であり、日本を代表する選手だと思っている。

だから、一時代を築いた選手の引退はやはり寂しく思う。

 

後半19分、中村から大島へ交代した。

その時、川崎のサポーターだけではなく、鹿島のサポーターからも自然と拍手が沸き起こったのが印象的でした。

憎いけど、一流のプレーをする選手に対する、ライバルチームからのたった一度の「温かい拍手」が、彼に対する最高のもてなしになったのであれば良かったと思います。

 

スポーツを観ていて一番幸せを感じるのは、「相手を敬う行為」が自然発生的に生まれた瞬間だと私は思います。

だから、この日の試合はとても記憶に残る「素晴らしい試合」になりました。

 

ライバルチームの選手なので「ありがとう」は言いません。
ただ一言、「シーズン最後まで、怪我せず走り抜ける」ことを心から願います!

 

今後の鹿島について

残り5試合。
ホーム3試合、アウェイ1試合というのは悪くない。
全勝して必ずやACLへの挑戦権を手にして欲しい。

 

鹿島アントラーズの今後の試合予定

  • J1第28節 11/21(土) 15:00 アウェイ VS 仙台
  • J1第29節 11/25(水) 19:00 ホーム VS 柏
  • J1第30節 11/29(日) 15:00 ホーム VS 浦和
  • J1第32節 12/12(土) 16:00 ホーム VS 清水
  • J1第33節 10/21(水)アウェイVS 神戸3-1で勝利
  • J1第34節 12/19(土) 14:00 ホーム VS C大阪

次節、三竿が出場停止です。
痛いけど、まあ、あれば仕方ない。
悪質ではないけど、完全に足裏が相手の足に入っていた危険なプレーだったから。

三竿が居ないのは本当に痛いけど、大丈夫!
コロナにも負けないし、誰かの不在にも鹿島は負けない!!

 

H3まとめ

勝てなかった試合でこの言葉を使うのは好きではないけど「良い試合」だった。
見応えのある、本当に良い試合だった。

価値あるドローとは言いたく無いけど、この日の勝ち点1は意味のある勝ち点だ!

だから、永戸には、焦らず、このような事態を引き起こしたことを気にせず、しっかりと身体を治すことに専念して欲しい。

それにしも、他の濃厚接触者の選手は次節には出場可能なのだろうか?
例え出れるとしても、練習もままなら無い状態では、怪我のリスクも上がるので、次節はやはり出れないのであろうか?

それでも、例え選手が揃わなくても、この日プレーした奈良が言うように「誰が出ても鹿島は鹿島です」。

チーム一丸となって、一戦必勝で上位を目指してください。

 

鹿島の未来のために!
戦え、アントラーズ!!

 

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