2020年10月10日、鹿島アントラーズは聖地カシマスタジアムに横浜FCを迎え、2020年J1第21節を戦います。
約2か月前、チームが一番どん底にいたころに対戦した。
攻めの形は出来ていた。
何度もチャンスは作れていた。
でも、決めきれないでいるうちに・・・
失点して敗戦を繰り返していたころ。
どん底だった横浜FC戦の敗戦後、内田篤人が引退を表明し、直後の引退試合となったガンバ戦から鹿島は復調して連勝を重ねるようになった。
しかし・・・
今、再び歯車が狂い始めている。
明日は台風の直撃が予想され、ピッチコンディションは最悪だろう。
それでも、厳しい状況を打破し、台風一過を迎えて欲しい！
台風直撃の中で開催されそうな2020年J1第21節・鹿島 VS 横浜FC戦を前に思うことをまとめました。
2020年J1第21節・鹿島 VS 横浜FC戦の予想スターティングメンバー
エヴェラウドはかなり対策を講じられている。
それでも、彼のポストプレーは健在なので、如何にして彼を活かせる布陣を組めるのか？
それが、鍵になりそうな気がします。
鹿島の勝利を願うVS横浜FC戦の予想スターティングラインナップ！
2トップは、エヴェラウドと伊藤。
なんとなく、重馬場にはエヴェラウドや伊藤などの重戦車が合いそうな気がするが・・・土居になるのかな？
2列目は、左に和泉、右にアラーノ。
アラーノの軽そうな体躯が気になる。
最初から荒木の方が台風には慣れているかも・・・。
ボランチは、三竿とレオ！
雨のピッチではこねくり回すレオのスタイルは合わないかも知れない・・・。
SBは、左に永戸、右に小泉。
やはり、重馬場には永戸より杉岡の方が合いそうな気がするが・・・。
CBは、犬飼と関川。
集中力を途切れさせないでくれ。
GKは沖。
連敗しているのでスンテでもありかもしれないが・・・。
対戦相手の「横浜FC」について
対戦相手の横浜FCの前身は、オリジナル10の仲間だった横浜フリューゲルスです。
フリューゲルスとは数々の名勝負を繰り広げましたが、Jの失態とも言える黒歴史「吸収合併を許してしまった」で、マリノスに吸収合併されてしまいました。
フリューゲルス消滅の危機に際し、当時のエンゲルス監督が叫んだ言葉が忘れられません。
「誰でもいい、助けてくれ」
今ならはクラウドファンディングなどを駆使して消滅を避けられたかも知れません。
横浜FCの今シーズンのリーグ戦成績
13位/勝点20
6勝2分12敗
25得点40失点
我が鹿島が
8位/勝点33
10勝3分8敗
31得点29失点
横浜FCは20試合、鹿島は21試合消化での順位です。
油断せず、リベンジしなくては！
鹿島アントラーズと横浜FCの全対戦戦績
僅か3試合しか対戦していません。
鹿島 2勝
横浜FC 1勝
引分 0
鹿島の勝率66.7％
鹿島から見て3得点、2失点です。
2007年シーズンはホーム＆アウェイともに勝利しましたが、2020年シーズンはアウェイで手痛い敗戦を喫しました。
鹿島VS横浜FC戦を迎えて感じること
先の対戦の際、2007年の優勝のアシストをしてもらったお礼をしなくてはいけない・・・
等と浮ついたコメントをした罰が当たったようである。
（いや・・・ある意味、お礼をしてしまったのか）
J開幕以来、J1で戦い続けている鹿島の凄みをしっかりと伝えるには、勝利しかない。
派手な勝ち方は要らない。
ただ、勝てば良い！
鹿島の勝利の鍵は・・・
明日の試合に限って言えば、ピッチ状態を考慮しながら戦うこと。
無理に繋ごうとしてカットされ、カウンターを受けるのは絶対に止めて欲しい。
レオやアラーノ当たりの動きが気になる。
一方で、横浜FCの得点パターンの約30％割がショートパスから生まれている。
スルーパスとドリブルからはともに約10％ずつだ。
つまり、彼らの得点パターンの半分は、明日のピッチには合わないと言える。
気をつけるべき点は、約15％の得点がこぼれ球から生まれている。
シュートをクリアしたはずが、思うように遠くまで弾けず、蹴りこまれるのは防いでほしい。アウェイでの対戦のように、ハンドされたらどうにもなりませんが・・・。
まとめ
1週間で大きく状況が変わるとは思えないが、エヴェラウドの活かし方が少しでも見えれば幸いだ。
今のままでは、じり貧になる。
明日は台風の直撃は避けられそうだが、それでも激しい風雨の中で戦うことになると思うので、両チームの選手共に怪我だけはしないように気を付けて欲しい。
横浜FCに、
鹿島の強さを味わってもらいましょう！
勝て、アントラーズ！！
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