2020年9月6日、鹿島アントラーズは名古屋グランパスのホームに乗り込み、2020年J1リーグ第14節を戦いました。
FC東京、柏、名古屋と戦ってのアウェイ3連戦3連勝！
11日間で3試合なので、本当に良く戦ったと思います。
真夏の過密日程の中、若手とベテランを上手く融合させて戦力を向上させていく鹿島の姿に、新しい鹿島への変化が感じられました。
勝負強さが戻ってきた2020年J１第14節（アウェイ）鹿島VS 名古屋グランパス戦の記録を残しておきます。
- 2020年J１第14節（アウェイ）鹿島VS 名古屋グランパス戦の試合結果、及びスターティング＆交代メンバー
- 2020年J１第14節（アウェイ）鹿島VS 名古屋グランパス戦の試合内容と感想
- 今後の鹿島について
- まとめ
2020年J１第14節（アウェイ）鹿島VS 名古屋グランパス戦の試合結果、及びスターティング＆交代メンバー
鹿島 3－1 名古屋グランパス
前半16分：和泉 竜司
前半37分：荒木 遼太郎
後半4分：稲垣 祥
後半18分：土居 聖真
スターティングと交代メンバー
GK31沖 悠哉
DF14永戸 勝也
33関川 郁万
37小泉 慶
39犬飼 智也
MF4レオ シルバ
11和泉 竜司→後半47分41白崎 凌兵
20三竿 健斗→後半41分6永木 亮太
26荒木 遼太郎→後半35分7ファン アラーノ
FW8土居 聖真→後半41分25遠藤 康
9エヴェラウド→後半47分36上田 綺世
ザーゴの眼力は、相当高いものがあると感じます。
監督として招聘する際、ジーコが「鹿島に足りないものを全て持っている」とまで言っただけのことはあると感じています。
この試合で気になったのは唯一つ、あと5分、交代の時期を早く出来なかったのか？
水曜に試合があるので、土居やエヴェの疲労を少なくしたほうが良かったのではないかと思うのですが・・・。
4点目のはずだったレオのゴールがオフサイドにされたことが悔やまれます。
2020年J１第14節（アウェイ）鹿島VS 名古屋グランパス戦の動画ハイライト
失点シーンは関川の凡ミスからなので、それを敢えて載せない鹿島公式チャンネルには違和感を感じます。
失敗を見て見ぬ振りではダメだと思うのだが・・・。
2020年J1第14節終了時点の順位表
鹿島は26節も既に終えているので、15試合を戦っています。
暫定で9位。
2位との差は10です。
一試合、一試合、勝ち点を重ねて欲しい。
2020年J１第14節（アウェイ）鹿島VS 名古屋グランパス戦の試合内容と感想
一時間にも及ぶ中断は、サッカーの試合ではけっこう珍しいと思う。
再開直後、フワッと入って失点しないで欲しい、そして、身体が冷えたことによる怪我にも注意して欲しいと思っていました。
前半中断まで、予想に反して中2日の名古屋が攻勢を仕掛ける。
開始直後のシャビエルのシュートが決まっていたらやばかった。
雷雨で1時間中断・・・
前半16分、ハーフウェイ付近でボールを奪った土居が一気にドリブルで持ち込み、右のエヴェへパスを出す、相手GKの動きを見たエヴェは、シュートではなく中へ素早いクロスを入れると和泉が合わせて鹿島が先制！
待望の先制点を手にした！！
鹿島先制後、名古屋の前田が筋肉系の故障で離脱。相馬が投入される。
相馬を見れるのは嬉しいが、心配していた怪我が発生し、相手チームの選手ながら心配した。
飲水タイム後、一進一退が続く。
しかし、この日の試合は前半の飲水タイムは不用だったのでは？
後半37分、荒木がボールを奪い、レオにパスして前にランしてパスを引き出し、GKとの1対1を冷静に制してが追加点を決めた。
凄い、ルーキーだ。こいつは凄い。
前半終盤、荒れ模様の試合になるが、鹿島のDF陣が冷静に対処して無失点で抑える。
後半開始、ミスをしないこと、3点目を取ってトドメを指すこと、それを願って後半を見始めたら・・・。
後半4分、関川のプレゼントパスから失点。
この日の関川は危険なミスパスが多かったです。
後半序盤、名古屋は1点返したけど、ギアを上げて来ない。いや上がらないのか？
後半18分、荒木の見事なスルーパスで勝負あり。土居は最初のクロスは反省モノだけど、その後のシュートは冷静だった。鹿島3点目！
後半23分、またしても荒木のスルーパスにレオが押し込み4点目！
と思ったらオフサイドの判定！
同体はオフサイドでは無いと思うのだが・・・。
飲水タイム後、鹿島が試合の主導権は握り続ける。
後半35分、CKのこぼれ球を得たエヴェラウドのシュートは右ポスト、そのこぼれ球を拾ったのは和泉ですがシュートは相手のブロックに当たる。やはり和泉、まだまだ不運からは脱却出来ていない。
終了間際、沖がバウンドの目測を誤り、あわや失点のシーンが！
試合終了、失点しなかったけど、なんとも後味の悪い終了。
関川や沖は、猛省して次につなげて欲しい。
特に沖！
韓国代表を長く務めた先輩が、惜しみなく助言してくれている。
どうか煙たがらず、スンテが居るときに全て吸収するんだ！
荒木は本当に末恐ろしい・・・
プレーを見れば見るほど吸い込まれる。
ボールの置き方、持ち方、そして、姿勢と目線が素晴らしい。
間違いなく、逸材だ。
鹿島で3年スタメンを続けていれば、鹿島に新たなタイトルをもたらすはず！
そして、日本代表の中心選手に名乗りを上げること間違い無しだ。
唯一の心配は、海外に連れ去られること・・・。
頼む・・・。
しばらくは行かないでくれ～。
鹿島の選手の動きに変化が感じられる
言葉で表現するのは非常に難しい。
難しいのだが、試合を観続けてきたサポーターなら多分判ってくれる。
FWからGKまで、明らかに共有したプレーの意識を抱いて動いている。
しかもそれは、攻撃のときも、守備のときも、である。
その共有している意識が、悪い方に出たのが関川のミスではないだろうか？
関川は、パスを出す位置を最初から意識していてキックしたように見えました。
もう少し、冷静に周囲を見ることが出来れば、機械的にプレーしてはいけないと気付いて次の選択肢を選べたはずなのに・・・。
それでも、セカンドボールへのアプローチの速さ、裏へ飛び出すタイミングと位置など、試合を観ていて本当にワクワクする回数が増えてきた。
水曜の試合も楽しみです。
今後の鹿島について
アウェイ3連戦を3連勝しか結果を活かすには、セレッソ戦前の2試合が鍵を握ります。
仙台に清水・・・。
どちらも簡単な相手ではないけれど、しっかり勝ってセレッソ戦を迎えたい！
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第15節 9/9(水) 19：00 ホーム VS 仙台
- J1第16節 9/12(土) 18：00 アウェイ VS 清水
- J1第17節 9/19(土) 18：00 アウェイ VS C大阪
- J1第18節 9/23(水) 19：00 ホーム VS 湘南
- J1第19節 9/27(日) 17：00 ホーム VS 大分
一丸となって大分戦まで連勝を続ければ、遠かった上位陣の背中が見えてくるはず。
まとめ
名古屋戦は本当に素晴らしいプレーの連続でした。
見事な戦い方で、勝ちきってくれました。
目の前の試合を1つずつ
しっかりと勝ちきって！
行け、アントラーズ！！
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