2019年11月23日、鹿島アントラーズはサンフレッチェ広島のホームに乗り込み、2019年J1リーグ第32節を戦います。
前節、川崎Fに負けた。
優勢に試合を進めながら、負けた。
あんな悔しい思いを何度もしたくない。
それが、鹿島の常勝の原点のはず。
リーグは残り3戦です。
優勝へ向けてファミリーで一体となって突き進もう!
2019年J1第32節(アウェイ)鹿島VS サンフレッチェ広島戦を前に思うことをまとめました。
- 2019年J1第32節(アウェイ)鹿島VS サンフレッチェ広島戦の予想スターティングメンバー
- 対戦相手の「サンフレッチェ広島」について
- 鹿島が広島に勝利するポイントは「守備」
- まとめ
2019年J1第32節(アウェイ)鹿島VS サンフレッチェ広島戦の予想スターティングメンバー
ようやく、主力メンバーが勢ぞろいする。
リーグ残り3戦だけど、決して遅すぎたとは思いません。
現時点での負傷情報及び欠場が濃厚な選手は、
小田、手術で今期は絶望。来年、待ってるよ!
上記事情を踏まえたVS サンフレッチェ広島戦の予想スターティングラインナップ・・・。
2トップは、土居と伊藤。
鹿島の勝利はこの2人のコンディション次第と言っても過言ではない。
2列目は、左に白崎、右にセルジーニョ。
川崎戦でのセルジーニョは残念だったが、きっと、きっと、取り返してくれるはず!
ボランチは、レオと三竿!
この2人が揃えば、鹿島の中盤はリーグ最強だと信じています。
三竿が間に合わないという情報もあるが・・・。
間に合うと信じるしかない。
SBは左に町田、右に永木。
敢えて、本職の小池ではなくて武器のある町田。
守備の固い広島から点を獲るために、セットプレーでチャンスを増やすため。
敢えて、本職でキャプテンの内田ではなく、今期の鹿島右サイドを支えた永木。
彼の勝負への強い想いが鹿島を前に進ませると信じて。
CBは、ブエノと犬飼。
犬飼のコーチングに期待したい。張り切り過ぎてチョンボしないでね。
GKはスンテ。
頼む、鬼となって、ゴールを守って!
対戦相手の「サンフレッチェ広島」について
広島はオリジナル10の仲間として、長らくリーグを共に戦ってきた同僚である。
鹿島にとって苦手意識はそれほど無いが、決して楽な相手ではない。
今季の広島とはACLのラウンド16で激突した。
正直、なんともスッキリしない形での決着となった。
それだけに、相手はかなり意識して明日の試合に臨むに違いない。
こちらも気を引き締めてかかりたい。
サンフレッチェ広島の今季の状態
6位/勝点51
14勝9分8敗
44得点28失点
我が鹿島が
3位/勝点59
17勝8分6敗
52得点27失点
リーグ前半は複数得点を決める試合も多かったが、ここ数試合は怪我人だらけでベストなメンバーで戦えていなかったとは言え、1点を取るのにも苦労している。
そんな状態で迎えた相手・広島の守備は固い。
彼らは、第26節のアウェイ横浜戦で0-3で敗れたのが今シーズンの最大失点であり、。
それ以外に2失点以上している試合は僅かに7試合である。
ゆえに、鹿島としては、まずはしっかりとした守備が重要かと・・・。
鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島の全対戦戦績
これまで68試合の対戦があります。
鹿島 37勝
広島 22勝
引分 9
鹿島からみて104得点、80失点です。
対戦成績では鹿島の勝率は55%です。
注意すべきは柏選手と佐々木選手。
鹿島は、対広島では特定の選手に点を稼がれる傾向があります。
パトリックとか佐藤とか、やたらと点を獲られている印象・・・
なので、直近の試合で2得点されている柏や、過去2年でDFながら2得点されている佐々木は要注意かと・・・。
直近3年間の鹿島の対サンフレッチェ広島戦の記録
2016年~18年の成績をまとめました。
実は、年に複数回対戦することが多い両チームです。
今年は既に3回対戦しており、明日の試合で4回目の対戦です。
2016年鹿島VS広島は3戦3勝
この年の天皇杯での対戦は、CWCで活躍した勢いのまま挑んだ試合でした。
天皇杯を獲れるとしたらこの試合が鍵になると思っていましたが、負けそうな雰囲気を全く感じさせない我が鹿島に、サポーターとして鳥肌が立った記憶があります。
2016年4月10日 J1リーグ1st第6節対広島戦
鹿島4-1 広島
(ホーム試合)
鹿島得点者:前半8分土居、後半12分柴崎、後半16・48分カイオ
同期2人の揃い踏みゴールに加え、カイオが爆発した試合でした。
カイオが居た頃の鹿島はかなり攻撃的だったなぁ・・・。
公式の動画が見つからず、残念です。
(動画ハイライト)2016年7月9日 J1リーグ2nd第2節対広島戦
鹿島4-2広島
(アウェイ試合)
鹿島得点者:前半33分遠藤、後半4分金崎、後半11分土居、後半13分中村
先制、追加点、1点返されたら突き放しで2発!
完勝でした。
とくに2点目の金崎から中村、ヒールで落として金崎が決める!
一連の流れは見ていてワクワクしました。
(動画ハイライト)2016年12月24日 天皇杯準々決勝
鹿島1-0広島
(ホーム試合)
鹿島得点者:後半12分赤崎
小笠原の絶妙なループパスに赤崎が走りこんでシュート。
昌子がPK献上するもソガ神がセーブ。2016年12月から1月1日までのソガさんは、マジで人ではなかったと思う。
そして、広島の佐藤寿人さんの最終戦。
思い返すと色々と・・・。なんせ7点も鹿島から獲った男ですから。
2017年鹿島VS博は2戦して2勝
リーグ戦2戦2勝でした。
この年はリーグでの対戦だけでした。
やはり記憶に残るのは石井さんが解任となり、大岩体制となった初戦の広島戦。
レアンドロと中村の連携にワクワクしたのですが・・・ねぇ。
(動画ハイライト)2017年6月4日 J1リーグ第14節対広島戦
鹿島3-1 広島
(アウェイ試合)
鹿島得点者:前半14分中村、前半30・43分レアンドロ
大岩体制になってから迎えたリーグ初戦でした。
初夏の日差しの中でピンクのユニが輝いていました!
中村、そしてレアンドロの2発・・・ここから鹿島の快進撃が始まった。
だけど・・・なぁ。
(動画ハイライト)2017年10月14日 J1リーグ第29節対広島戦
鹿島2-0広島
(ホーム試合)
鹿島得点者:前半30分土居、後半39分鈴木
1点目の土居のゴールはマジで凄かった。
本当に、才能豊かな選手なんです。土居さんは!
終了間際に鈴木が押し込み勝利。
この頃は、今年は優勝すると信じて疑っていなかった。
2018年鹿島VS広島は3戦して1勝2敗
リーグ戦は2戦2敗でした。
この2018年のリーグ戦での負け方が悪すぎたから、最近はあまり良い印象がないのは事実ですが、たった2戦の印象だけで、過去の歴史を知らない人が鹿島は広島が苦手!なんて言う人がたまにいるのはとても悔しいです。
(動画ハイライト)2018年3月10日 J1リーグ1st第6節
鹿島0-1 広島
(ホーム試合)
前年、手に入れ損ねた賜杯を取り戻すべく気合入っていたが・・・
リーグ初戦は清水にスコアレスドロー
第2戦のホームではガンバ戦に辛勝するも、続く第3戦はホームで0-1の敗戦。しかも三竿のありえないパスミスで負けました。
本当に苦しいリーグスタートでした。
ペドロの絶不調(ドフリーで外しまくる)が無ければ、もう少しましな展開になったかも知れませんが・・・。
(動画ハイライト)2018年9月1日 J1リーグ第25節
鹿島1-3広島
(アウェイ試合)
鹿島得点者:前半15分セルジーニョ
鈴木とセルジーニョのカウンターが炸裂して先制したところまでは良かったのですが、それからは2018年の鹿島の悪いパターンにどはまりでした。
とにかく追加点が取れず、追いつかれ、逆転される・・・。
パトリックに酷い目に遭わされた試合でした。
(動画ハイライト)2018年9月26日 天皇杯4回戦
鹿島2-0広島
(ホーム試合)
鹿島得点者:延長前半6分レオ、延長後半10分三竿
ACLの正念場を迎える時期に、チームの勝負強さが戻ってきていた時期でした。
その成果が、審判の納得いかない判定にも、なかなか点が獲れない鬱憤も、耐えに耐えることが出来た結果だと思います。
三竿のゴール後の咆哮が素敵でした。
2016-18年3年間の対サンフレッチェ広島戦の全戦績
8戦して6勝2敗!
18年のリーグ戦では勝てなかったけど、鹿島は別に広島を苦手にはしていません。
ただ、楽な相手ではないということ。
(動画ハイライトあり)2019年6月18日 ACLラウンド16第1戦
鹿島1-0広島
(ホーム)
鹿島得点者:前半24分セルジーニョ
全体的には広島が優勢でしたが、それほど怖さは無かった。
鹿島がキッチリと1点取って勝ち切った。
ただ、最後にちょっと引き過ぎなのが気になりましたが・・・。
そして、この試合が安西の鹿島でのラストゲーム。負傷交代で終わりました。
(動画ハイライトあり)2019年6月25日 ACLラウンド16第2戦
鹿島2-3広島
(アウェイ)
鹿島得点者:前半33分・後半44分土居 聖真
開始僅か4分でCBのスンヒョンを負傷で失います。
それでも、前半に土居が先制して鹿島がベスト8へ前進しますが、後半、鹿島に相性が良いパトリックが鹿島に襲い掛かります。
1-2と逆転されていた後半に土居の技ありロングシュートが決まり、なんとか鹿島が逃げ切ると思ったら、やっぱり最後までパトリックに脅かされました。
結局第2戦は2-3で敗れるも、アウェイゴール数で鹿島がベスト8に進出しました。
(動画ハイライトあり)2019年6月30日 J1リーグ第17節
鹿島2-2広島
(ホーム)
鹿島得点者:前半1分レアンドロ、後半29分町田
開始早々にレアンドロが得点を決めて楽に試合を進めますが、怪我人だらけでメンバーの連携には不安があり、前半のうちに追いつかれしまいます。
後半、小池のJ初ゴールを「ちょびっ」と触れた町田が強奪する形で鹿島が突き放しますが、終了間際に柏に押し込まれて同点に・・・
今年の鹿島が勝ち点を積み上げきれない象徴のような試合でした。
鹿島が広島に勝利するポイントは「守備」
何といっても失点しないことが重要。
万が一、先に失点したら、彼らの守備は更に固くなります。
怪我から犬飼と三竿(たぶん)が戻ってくるようなので、最終ラインとボランチでしっかりとケアを出来ればと思います。
あとは、左サイド(柏と佐々木のサイド)と鹿島の右サイドの攻防も鍵です。
永木の兄貴に期待します。
そして、相手のプレスに慌ててボールをロストしないことも重要。
あれ・・・ポイントが多すぎるかな・・・。
まとめ
前節、川崎に敗戦した鹿島としては、勝つ鹿ありません。
とにかく、連勝して、上にプレッシャーを掛けるしかないのです。
鹿島が勝つ!
絶対に勝つ!
リーグタイトル奪還へ!
行け、アントラーズ!!
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