2019年8月28日、鹿島アントラーズは中国南部の大都市広州にて、2019年AFCチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦となる広州恒大戦に挑みます。
長く越えられなかったベスト16の壁を昨年乗り越えて優勝したら、今度は連続して越えられる様になるのは面白いものです。
その観点から考えると、アジア連覇のためには、明日の広州恒大は越えなくてはいけない大きな壁です。この大きな壁を越えればきっと・・・。
戦い方の難しいアウェイでの一戦となる、2019年ACL準々決勝第1戦・鹿島VS 広州恒大戦を前に、思うことをまとめました。
2019年ACL準々決勝第1戦(アウェイ)鹿島VS 広州恒大戦の予想スターティングメンバー
負傷及び欠場が濃厚な選手は、
山本。戻って来い!
中村。このまま終わるのかよ!
上記事情を踏まえたVS 広州恒大戦の予想スターティングラインナップ・・・。
2トップは、伊藤翔と土居。
ターンオーバー出来る相手ではありません。
今の鹿島のベストをぶつけるしかない。
2列目は、左に白崎、右にセルジーニョ。
セルジーニョは先のガンバ戦で額を切って流血していますが大事には到らずにホッとしました。白崎は少々疲れが見えるので、相馬を使う手もあるかと思いますが・・・。
ボランチは三竿とレオシルバ。
レオシルバはアジア相手では欠かせません。
永木の使い方が監督の手腕が問われるかと・・・。
SBは左に小池、右に内田。
膝の状態が悪くないならここで内田を使いたい。彼の経験値を活かして欲しい。
ダメなら永木を入れて個々の守備力をあげることにするのかな?
CBは、犬飼とスンヒョン。
ブエノはACLで登録されていない。
スンヒョンのコンディション次第では町田がスタメンかと・・・。
GKはスンテ。
個人4度目の戴冠に向けてモチベーションは高いはず。
受身の試合展開ではなく、攻める展開にしたいところです。
対戦相手の「広州恒大」について
とにかく反則級の外国籍選手が目白押しです。
先日、中国代表で初の帰化選手となったブラジル人(出身)のエウケソン、ブラジル代表歴もあるパウリーニョ、190センチの長身MFタリスカなど、どーやって抑えこむのか悩ましい選手が目白押しです。
また、外国人選手だけでは無く、中国人選手も厄介です。
中国代表にも選出された韋世豪は若くて活きが良い選手で今期9得点であり、同じく中国代表期待の若手選手である楊立瑜は12アシストも上げています。
危ない奴ばかりですが、こいつらを三竿とレオが黙らしてくれれば最高です!
今期の中国スーパーリーグで首位に立つ広州恒大。
23試合で19勝2分2敗です。
でも、2敗しています。
ちゃんと負けているので無敵のモンスターではありません。
鹿島アントラーズと広州恒大の全対戦戦績
これまで4試合の対戦があります。
当たりまえですが全てACLでの対戦です。
鹿島 2勝
広州 2勝
互角ですよ、互角!
鹿島は勝てる!
2015年の対広州恒大:2戦1勝1分
グループリーグHで対戦しました。
この年の鹿島はイマイチ元気が無かったです。
ちなみに2015年大会は広州が優勝。
グループステージ第3節(アウェイ)鹿島は3-4で敗戦
改めて動画を観たら凄まじい打ち合いです。
10分リカルド グラール
36分高崎 寛之
51分土居 聖真
57分エウケソン
62分リカルド グラール
92分ジャオ シュリ
93分柴崎 岳
逆転した後に踏ん張りきれなかったのが敗因ですかね。
グループステージ第4節(ホーム)鹿島は2-1で勝利
決勝トーナメント進出のためには負けられない試合で見せた鹿島の意地でした!
19分遠藤 康
75分エウケソン
93分高崎 寛之
この試合で広州には勝利しましたが、序盤の3連敗が響いて、グループステージは最下位で終えました。
2017年の対広州恒大:2戦1勝1分
ベスト16で対戦しました。
このメンツでも越えられないベスト16の壁に落ち込んだ記憶が・・・。
ちなみにこの年の優勝は浦和でした。
2017年ACLラウンド16第1戦(アウェイ)0-1で敗戦
スンテが鬼神となって守り続けるも、CKから押し込まれる。
鹿島も何度かチャンスがあったのだがなぁ。ペドロがなぁ・・・。
試合後の記事は鹿島が負のスパイラルに陥っていることを嘆く内容になっていました。
2017年ACLラウンド16第2戦(ホーム)2-1で勝利
1点目のペドロのゴールは今見ても凄い。コンスタントにこのプレーをしてくれていたら良かったのに。終了間際の金崎のゴールは技ありの一発でした。
しかし、スローインで油断していたのか、失ったアウェイゴールが重くのしかかり、アウェイゴールの差でベスト8進出を逃しました。
28分ペドロ ジュニオール
55分パウリーニョ
91分金崎 夢生
試合後の記事は越えられないベスト16を嘆く内容でした。
前半に鈴木や土居がチャンスを外したのが痛かった・・・。
まとめ
過去の対戦を見ても、決して手も足も出ない相手ではありません。
たしかに、個々の戦力を数値化して比較したら広州の圧勝かも知れません。
でも・・・
サッカーは選手を集めれば勝てる訳ではないことは歴史が証明しています。
アジア連覇のためには負けれらない一戦!
経験値を活かしてアウェイで戦え!!
行け、アントラーズ!!!
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