lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~ACL2019準々決勝第1戦(アウェイ)広州恒大戦!酷暑の中で手にしたスコアレスドロー!!~



2019年8月28日、鹿島アントラーズは中国南部の大都市・広州へ乗り込み、中国のメガクラブである広州恒大とのACL準々決勝第1戦に挑みました。

夜8時(中国時間)キックオフの試合でしたが、とんでもない気候でした。
公式では気温33度、湿度55%となっていますが、現地に居た中国の知人から、「観客席は気温36度、湿度86%になってるよ~」とWeChatでメッセージが届きました。
たぶん、ピッチ上で走っている選手にはそれ以上に感じたのではないでしょうか?

しかも、何を考えているのか審判は給水タイムを与えないし・・・。カタール出身で自分は暑さに強いかもしれませんが、皆が強い訳ではない!
AFCは選手の身体の事をもう少し考えるべきだと思います。

広州の強力な攻撃陣をスンテを中心にしたDF陣で押さえ込んだ、ACL2019準々決勝第1戦(アウェイ))鹿島VS 広州恒大戦の記録を残しておきます。

 

 ACL2019準々決勝第1戦(アウェイ)鹿島VS 広州恒大戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 0-0 広州恒大

スターティングと交代メンバー
GK 1 クォン スンテ
DF  5 チョン スンヒョン
     28 町田 浩樹
     37 小泉 慶 →後半27分 6永木 亮太
     39 犬飼 智也
MF  4 レオ シルバ
     18 セルジーニョ
     20 三竿 健斗
     41 白崎 凌兵 →後半45分 30名古 新太郎
FW 8 土居 聖真
     15 伊藤 翔 →後半21分36 上田 綺世

 

左SBに町田を起用したのは相手の高さ対策であり、結果を見れば監督は賭けに勝ったと思います。

しかし・・・
本職の右SBの内田ではなく、永木を投入したというのが解せない・・・。
ここで出れないなら、何故にベンチに?

あとは・・・
やはり攻撃のカードが足りない。
相馬の負傷は想定外だったでしょうが、やっぱり、攻撃のカードは不足している。
鈴木、安部、金森と移籍したのに、上田と相馬しか前の選手は加入していないのだから判っていた事ではありますが・・・。

 

 ACL2019準々決勝第1戦(アウェイ)鹿島VS 広州恒大戦のハイライト

映像を観れば、質の高いサッカーが出来る環境ではない(特に後半)ことが判ると思います。
アジアのサッカーのレベルを上げるためにも、気候に適した対策は必要です。

サムネの白崎の顔が、この日の彼の出来を物語っています。

 

 ACL2019準々決勝第1戦(アウェイ)鹿島VS 広州恒大戦の試合内容と選手の感想

過密日程、過密日程といわれるが、ここ数年は毎年こんな日程なので、チームとしては経験値があるので心配していなかったが、やはり、新加入の選手の疲労は目に見える形で蓄積している。

特に顕著なのが白崎だ。
一度、思い切って休ませた方が良いと感じたプレー内容でした。

前半総括

鹿島も広州も90分を見据えてスロースタート。

広州はパウリーニョとタリスカに前線の中国人が何人か絡む程度であまり怖さはない。前半30分にウェイがスンテと1対1になるが、スンテの貫録勝ち。前半終了間際のタリスカのFKはヒヤッとしたがスンテの好セーブで難を逃れた。

鹿島は完全に受身。前半8分のレオのミドル、20分のFKのチャンス、23分のセルジの左足、25分のレオのミドル、点になりそうなチャンスはこの4つくらいでした。

後半開始、前半抑えたはずなのに、ひどい気候の所為か、両チームの選手の表情からは疲労をかなり感じる。
いつ、誰を変えるのか?監督の手腕が問われると感じた。

後半序盤、鹿島は白崎と土居がシュートチャンスを得るも決めきれず。
広州はタリスカのFK以外は脅威には感じない。

後半中盤、先に選手交代をした広州が攻勢を強めるが、エウケソンのシュートもスンテが防ぐ。

後半終盤両チーム足が止り、大味な展開となる。
鹿島は上田と白崎がチャンスを得るもGKとクロスバーに防がれ決めきれない。
広州は終了間際にFKのチャンス。しかし、パウリーニョもタリスカも既に疲労困憊で合わせきれず。

試合終了、選手の身体から流れているのは汗ではなく体液に感じる。
危険な90分が無事に終わったことに感謝。

 

鹿島アントラーズの首脳陣は両SBをどう考えているのか?

期限付き移籍で加入した小池、本職ではないのに右SBで奮闘した永木今シーズン鹿島がリーグ2位に加え、3つのカップ戦で勝ち残っているのは、この2人の功績が大きい。

さらに、加入してすぐに右SBで奮闘している小泉も高評価です。

しかし、本職の右SBの内田と伊東はは未だに怪我の影響が大きく連続してプレーできない状況であり、長く鹿島の左SBを支えた山本も完全復活に程遠い状態である。

そんなSB事情を意識しつつ、昨日の試合を見ていて考えたのは、
「何故に酒井高徳を獲りにいかなかったのか?」である。
先日、神戸と鳥栖の試合で見せた酒井のプレーは、今のJリーグのレベルからは頭1つ抜けていると感じた。
彼が加入していれば、SBの選手起用や交替枠で頭を悩まさずに済んだと思う。
(もちろん、オファーしても鹿島に来たかは判らないが)

私は決して永木小池や小泉を非難したい訳ではない。
昨日の試合でも小泉は本当に精力的に上下動を繰り返していた。
左SBに抜擢された町田もスピードは無いが、与えられた使命(タリスカの高さ封じ)はほぼ完璧にこなしていた。

でも・・・
だからいいじゃないか!
と本当に言っていいのだろうか?

今の鹿島のCBは発展途上中です。犬飼は物凄い勢いで成長しているが、それでもまだ名前で守れる選手の域に達するには時間が必要だ。
また、スンヒョンも他の選手も決して経験豊富とは言えない状況である。
守備の要であるCBが発展途上中なのに、両SBまで若手や本職ではない選手に託すのは、あまりにもリスキーではないだろうか?

自分が知っている限りにおいて、鹿島のCBとSBは鹿島が鹿島であるために大切なポジションであると思います。

鹿島のフロントや大岩監督は、守備陣「全員」を育てながら、本気で全てのタイトルを手に出来ると考えているのだろうか?
しかも、小池はあくまでも期限付きでの加入であり、例え育て上げても来年には居ないかも知れないのに・・・だ。

まあ、鹿島のフロントだから、きっと深慮遠謀の末のチーム構成なのだろうが・・・。

 

鹿島の今後について

これから日程が厳しくなる中で、昨日の試合はボディブローのように後で悪影響が出るような気がしてなりません。
心配です。

 

鹿島アントラーズの今後の試合予定

  • J1第25節 9/1(日) 18:00 アウェイ VS 清水
  • ルヴァン準々決勝 9/4(水) 未定 アウェイ VS 浦和
  • ルヴァン準々決勝 9/8(日) 未定 ホーム VS 浦和

    ―――9月上旬には日本代表の試合が2試合―――
    ★キリンチャレンジカップ★
  • 9/5 19:20定 パラグアイ戦
    会場はカシマスタジアムなので、鹿島からも選手が選出される可能性が・・・
    ただ、この過密日程で選手を出せるのか???三竿は無理よ、無理!
    ★カタールワールドカップアジア2次予選
  • 9/10 時間未定 ミャンマー戦(アウェイ)
    相手が相手ですが、初戦は難しいものだからなぁ・・・。

  • J1第26節 9/14(土) 19:00 ホーム VS FC東京
  • ACL準々決勝第2戦 9/18(水)19:00ホームVS広州恒大
  • 天皇杯4回戦 9/25(水)19:00ホームVS横浜FM
  • J1第27節 9/28(土) 15:00 ホーム VS 札幌
  • J1第28節 10/6(日) 15:00 アウェイ VS C大阪

    ――この後はルヴァンの準決勝や日本代表戦がありリーグは約2週間休み――


何度もこのブログで書いていますが、9月14日から28日の4試合で今期の行方がほぼ見えてくる。どれもこれも難敵揃いですが、今シーズン相性の良いホームでの試合なので、4連勝できれば、まじで4冠が視野に入ってくる。

達成のために必要なのは次の3つだ。

  1. これ以上の怪我人を出さないこと。
  2. 怪我人が復帰して力を発揮してくれること。
  3. レアンドロの復調。

この3つの内、なんとか2つ達成できれば、願いが叶う。
そう考えています。

 

まとめ

夏も終わり、秋に季節は変わろうとしている。
少しずつ、少しずつ、プレーしやすい気候になってきた。

でも、鹿島の日程は熱い!

気持ちと体力を切らさずに続けるには、あまり皮算用をせず、目の前の試合を1つ1つ、勝ちあがっていくしかないと思います。

行け、
戦え、
アントラーズ!

 

 

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