lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2018年ACL決勝トーナメント準決勝第1戦、鹿島が水原に逆転勝利!内田で始まり、内田で終わる!!~



2018年10月3日、鹿島は水原三星をホームに迎え、2018年ACL決勝トーナメントの準決勝・第1戦を戦いました。

10ヶ月ぶりに、鹿島の試合を観て泣きました。
前回は、優勝を逃した悔し涙でした。
今回は、鹿島サポの喜びで涙が溢れました。

まだ、何も手にしていないのは判っています。
だから、試合後にサポーターがオブラディ♪を歌わなかったのも判ります。
判ってはいるのですが・・・

涙が出るのは仕方ない・・・。

2018年ACL決勝トーナメント準決勝・第1戦、鹿島VS水原の試合を振り返ります。

 

鹿島VS 水原三星戦の試合結果とスターティング&交代メンバー

鹿島 3-2 水原三星

     前半2分:オウンゴール
     前半6分:デヤン ダムヤノビッチ
前半21分:オウンゴール
後半39分:セルジーニョ
後半48分:内田 篤人

開始早々にアウェイゴールを奪われ、その衝撃から立ち直る前に、怒涛の攻めを受けてさらに追加点を奪われました。
痛い2失点・・・。

9月上旬までの自分だったら、心が折れていたような気がします。
でも、なぜか昨日は負ける気がしませんでした。
第1戦はきっと引き分けに持ち込み、アウェイで鹿島は3点獲って勝つ!
というイメージが頭に浮かんでいました。

ところが・・・
第1戦で3点獲って逆転勝ちを収めてくれるとは!

 

スターティングと交代メンバー
GK  1 クォン スンテ
DF  2 内田 篤人
     16 山本 脩斗
     35 チョン スンヒョン
     39 犬飼 智也
MF 6 永木 亮太 →後半27分
     18 セルジーニョ
     20 三竿 健斗
     25 遠藤 康 →後半38分
FW 9 鈴木 優磨
     30 安部 裕葵 →後半11分

連戦を考えるとベストなメンバーだった思います。
しかし・・・
ターンオーバーで休ませた筈の遠藤の出来が悪すぎました。
あと、山本もベストの状態とは思えませんでした。

 

鹿島VS水原三星戦の試合内容

大逆転勝利!
とマスコミは盛り上げてくれています。

ですが、一夜明けたので、冷静に試合を振り返ってみました。

試合開始、両チーム共に気合十分。緩みは無いように感じました。

前半1分水原の選手はトップギアで試合に入りました。
正直、鹿島は読み違えたのだと思います。
水原の勢いに面食らっている様子がありました。

前半2分CKからあっさりと失点。
記録上はオウンゴールですが、あれは気の毒。
ただ、自由にやらせ過ぎです。

前半6分鹿島の選手は気迫で押されていました。
山本のライン際でのクリアは、別に難しいプレーではありません。
ただ、当たり所によっては、ピッチの内側に転がることもある!という予測が出来ていなかったため、実際に内側に転がったボールへの反応が遅れ、相手に易々とペナルティ内に侵入されてしまいました。
鹿島、開始僅か6分で2失点!

前半10分頃、水原の動きが妙でした。守りに入る布陣(DF5枚)にしつつ、前にも人を掛けていて、中盤で鹿島がボールを持てるようになります。

前半15分前後、水原の動きがチグハグな感じに。今度は中盤を埋めてパスを繋ぎ、かつ、激しいタックルを繰り出すことで主導権を握ろうとしていた。

前半21分、ペナルティ右でパスを受けたセルジーニョが相手を交わしてゴール前に速いクロスを入れると、鈴木が相手DFの背後から猛然と突っかけると、相手は堪らず自分のゴールに豪快なヘディングを決めてしまいました。
鹿島、1点返す!

前半中盤、鹿島と水原は一進一退。
鹿島はセルジーニョが基点となりチャンスを作りますがゴールには繋がらず。
この日の主審はかなり流すタイプでカードが出ないのを知っていたのか、水原は引き続きかなり激しいチャージを繰り返す。

前半終盤問題のシーン。
FKのゴール前の競り合いで、スンテが切れる!
激しいチャージ(たぶん韓国語付き)に対し、蹴りと頭突きの仕草をすると相手DFが大袈裟に倒れる。
あわや・・・と思ったがイエローで難を逃れる。
スンテの厳しい形相に、選手もサポーターも気持ちが奮い立つ。

後半1分、鈴木と内田のワン・ツーで相手をはがし、内田がペナルティエリアに侵入。
完璧に後ろから相手が足を掛けて倒すが・・・なぜかノーファールの判定!
WHY?

後半序盤、前半とは違い、鹿島がトップギアで試合に入る。水原を押し込むが同点ゴールは生まれない。

後半11分、安部→安西と交代して推進力を増すが、それでも同点ゴールは生まれない。

後半20分、一瞬の隙を突かれ、ペナルティ内でオーバーヘッドをされるが、スンテが横っ飛びでボールを掻き出しえ追加点は与えない。

後半中盤、両チーム共に選手を交代しながら主導権を握ろうとする。鹿島優勢だが同点ゴールは生まれない。

後半36分、水原のカウンターをくらうも、シュートはゴール右にそれて助かる。

後半38分、遠藤→西。

後半39分、スンヒョンから西へ縦パス。西は鈴木とワン・ツーで抜け出し、GKとDFの間にグラウンダーのクロスを通すとそこにセルジーニョ!
ついに鹿島が同点に追いつく!

後半終盤、必死に逃げ切りを図る水原、逆転弾を狙う鹿島。
雰囲気は完全に鹿島逆転の空気が漂っている。

アディショナル1分、鹿島がCKを得る。
鹿島サポーターの誰もが、間違い無く、昨年のホームガンバ戦で植田が決めた魂のヘッドを思い出したはず!
得点に繋がらなかったが、なぜかあまりガックリしていない自分に驚く。

アディショナル3分、鹿島がFKを得る。
セルジーニョが絶妙の高さと速さのボールをゴール前に入れる。GKがパンチングすると、そのボールは、今日の試合オウンゴールをした内田の元に転がる。
1度目のシュートは相手に当たるが、そのこぼれ球がまたしても内田の元に!

今度は冷静にシュートを放つと、倒れていた相手に当たり、テンテン・・・とゴールに吸い込まれていった。
鹿島、逆転!
ジーコ、机を叩いて雄叫びを上げ、渾身のガッツポーズ!

試合終了最後まで諦めなかった鹿島に女神が微笑みました。

 ・・・冷静に振り返るつもりが、書いているうちに鼻血が出るくらい興奮した。

 

鹿島VS 水原三星戦の動画ハイライト

西からセルジーニョへのクロスは本当に美しい。
そして、内田のガッツポーズ!
8年ぶりの得点は必見です。

 

試合を観て感じたこと、第2戦への課題

鹿島VS水原三星戦、第1戦を観て感じたことなどをまとめます。
勝ったからこそ、問題点に触れておきます。

 

国際試合の怖さを二度と忘れないで!

明らかに試合の入りに失敗した。

鹿島の方が最初の10分で勝負を着ける!
と言う気持ちで戦うべきだったのに、90分+90分の「180分の戦い」というフレーズに惑わされた感じです。

確かに、ホーム&アウェイの180分で試合は行われますが、最初の10分でほぼ決着を着ける事は可能です。
しかも、相手の水原は準々決勝の全北現代相手に、アウェーで3-0勝利を収めているのですから、もっと試合の入りに注意すべきでした。

日本のチーム相手に戦っているのとは違う。
そのことをもう一度思い出して欲しい。

 

国際試合の主審の傾向をもっと分析すべきでは?

水原は、明らかに昨日の主審の癖を掴んでいたように思います。

  • どんなに激しく行ってもボールに絡んでいればファウルを獲らない。
  • 腕を振り回すなどの行為以外ではカードは出さない。

このような傾向が判っているから、序盤からあれだけ激しくチャージしてきたように思います。

国際試合で結果を出すには、主審の癖も分析しておく必要があると感じました。

 

守備で無理はしない

Jのチームと戦っている時とは、当然ですが相手の動きや対応は違います。

  • 予想よりも足が伸びたり
  • 身体が異常に強かったり
  • 予想外のポジションにいたり

普通はこうだから・・・
という考えでは思わぬ痛手を食うことになると思います。

なので、無理してボールを繋ごう、単純にクリアしないでマイボールにしよう、などと考えてプレーすると、一気にピンチに陥ることもあります。

対戦経験の少ない相手と戦う国際試合では、シンプルにクリアすることが大事な時もあると思います。

 

第2戦への鹿島の課題

この際、今日の2失点は忘れることだと思います。
守備を崩されたり、力負けして獲られた点ではないから。

大切なのは・・・
勝負への集中力。

そして・・・
必ず勝つと言う気持ち。

鹿島は、第1戦に勝利したので、第2戦は引分け以上で決勝へ進めます。
しかし・・・
そう考えれば考えるほど、受身になってしまうはずです。

水原は弱い相手ではありませんが、試合の入りに注意し、全員守備、全員攻撃を意識すれば、決して負けるような相手ではないと思います。

 

ACLの今後の予定

アジアの頂点までの4段。
まずは1段上がりました。

あと3段。
1つ1つ、上がっていきましょう!

準決勝
第1戦 10月3日 ホーム 3-2で勝利!
第2戦 10月24日 アウェイ 19:00


決勝
第1戦 11月3日 ホーム 相手は未定
第2戦 11月10日 アウェイ 相手は未定

 

鹿島の今後の日程について

公式戦7連勝となりました。
勝てる鹿島が覚醒しました。
この勢いを持続するには、勝利しかありません。

 

  • 【リーグ】第29節 10月7日(日)
    ホーム 川崎F 13:00
    ※このあと、日本代表ウィークになり、リーグは10/20までお休みです。
  • 【ルヴァン】準決勝第1戦 10月10日(水)
    ホーム 横浜FM 19:00
  • 【ルヴァン】準決勝第2戦 10月14日(日)
    アウェイ 横浜FM 14:00
  • 【リーグ】第30節 10月20日(土)
    アウェイ 浦和 16:00
    ※このあと、リーグ戦は約2週間休みだけど、その他の試合が盛り沢山!
  • 【ACL】準決勝第2戦 10月24日(水)
    アウェイ 水原三星 19:00
    ※ルヴァンの決勝
    へ進むと、10月27日(土)に埼玉で戦います。
  • 【リーグ】第31節 10月31日(水)
    ホーム C大阪 19:00
    ★日程変更に協力してくれたセレッソさんには感謝!
    さらに・・・
    ※ACLで決勝に進むと11月3日(土)、10日(土)にホーム&アウェイで開催。
    その場合、リーグ第32節は日程が変更になりますね。
  • 【リーグ】第32節 11月10日(土)
    アウェイ 柏 14:00
    ★鹿島はACL決勝に進出します!
    ので、第32節は11月6or7に変更予定!
    しかし、大事なACL決勝の間に柏戦かよ・・・。
    ※このあと、日本代表の試合が11月20日あります。
  • 【天皇杯】11月21日(水)
    アウェイ 甲府 19:00
  • 【リーグ】第33節 11月24日(土)
    アウェイ 仙台 14:00
  • 【リーグ】第34節 12月1日(土)
    ホーム 鳥栖 14:00

先日、昌子自身の口で復帰まであと1ヶ月と語られました。
焦る必要はないけど、それでも10/24のACL戦に帯同させられれば・・・。

あとはレアンドロ!
セルジーニョとレアンドロが連携したらどんな攻撃が観れるのか?
楽しみです。

 

まとめ

ルヴァン準決勝VS川崎戦
第26節VS湘南戦
ACL準々決勝VS天津戦
第27節VS札幌戦
天皇杯4回戦VS広島戦
第28節VS神戸戦
ACL準決勝VS水原戦

3つの大会を戦い7連勝しました!

勝てば勝つほど、鹿島は強くなる!


次は、中3日で迎える川崎F戦です。
なんとしても勝ちたい!
ルヴァンカップで勝利しましたが、リーグでは昨年から3連敗中です。
しかも、いずれも大量失点しています。

ここで勝てば、今の鹿島の勢いは一層加速するはず!
昨日の試合、出場停止で出れなかったレオの働きに期待です。

 

鹿島は勝つ!!
行け、アントラーズ!!!

 

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