2024年12月27日に、悪夢のようなクリスマスが過ぎても、アントラーズからお別れの発表が立て続いている。
イブに藤井と仲間、クリスマスに染野と林、1日空いて2人の鹿戦士の移籍が発表された。
半ば想定はしていたが、ちょっと心が追いつかない・・・。
MFの中村 亮太朗選手がモンテディオ山形へ完全移籍。
2024年シーズンは1年を通してJ2の清水で主力として活躍し、清水のJ1昇格の原動力になっていたと思うので、鹿島への復帰はなくとも、清水に完全移籍するかと思っていました。
敢えて清水が声を掛けなかったのか?
それとも条件が山形の方が良かったのか?
真相は判らないが、2025年の中村のプレーで皆に示すしかない。
鹿島でのプレー回数は少ない選手ですが、なぜか記憶に残る選手だった中村。
来季、土居と共に山形をJ1へ引き上げて欲しいとエールを送ります。
中村の鹿島と清水でのプレー記録
甲府での記録はとりあえず・・・
- アントラーズ28試合:1261分/1アシスト
- エスパルス37試合:2714分/1ゴール4アシスト
鹿島での最後の出場は2023年天皇杯2回戦のhondaFC戦である。
スタメン出場し1アシストを決めている。
鹿島での数値等面(ゴールやアシスト)で唯一記録した試合だ。
中村への想い
2021年オフに甲府から加入すると聞いた時には、正直、予想外の獲得だったことを覚えている。
ただ、甲府では2年に渡って主力として活躍していたし、上背もある方なので、三竿の海外移籍などを見越して「期待値込み」で加入させたのか?と感じました。
また、2022年1月の新加入選手の入団会見で、新たな印象も加わりました。
話し方や雰囲気、サッカーへ向けた姿勢など、あまりにもマイルド過ぎて、鹿島が求めている選手像に合致しているのか?と不安を感じるほどでした。
まあ、この時の会見は6人。
メンバーは、鈴木 優磨、キム ミンテ、仲間 隼斗、樋口 雄太、中村 亮太朗、溝口 修平でしたので、余計にそう感じたのかも知れませんが・・・。
もう少し覇気を感じさせて欲しかったという印象は、最後の最後まで変わりませんでした。それが、現代っ子かも知れませんが。
中村のプレー印象
彼のプレーの印象は3つです。
1つはパス。
独特のリズムとタッチで、長短のパスを出せる。パスのタイプ的には会見でも言っていたから意識しているのか柴崎や遠藤のようなスルスルタイプ。
中田とかのスパッと切り裂くようなパスではなかった。
それでも、鹿島ではあまり居ないタイプだったので印象に残りました。
2つ目はフィジカル。
やはり身長はあるので、ガチンとぶつかり合いでは負けない感じでした。
シーズン始まってから、選手達のインタビューで優磨か誰かが、中村は意外と身体が強いと言っていたので確かだと思います。
3つ目はスピードの無さ。
これは身体の反応速度と判断速度の両方ともに、ワンテンポか時にそれ以上遅れているような印象を感じました。
この3番目のマイナスの特徴が、試合経験を積んで改善されれば、1と2の良さが活きると思ったのですが、清水でも改善しなかったので、J1昇格の立役者の一人なので契約には至らなかったのでしょうかねぇ。
目指すところはJ1昇格請負人!
フットボール人生、色んな輝き方があると思います。
海外で活躍し代表入り、海外では活躍するも諸事情で代表には縁がない、生涯Jリーグ一筋、プレー機会を求めてアジアに飛び出して帰化して代表入りなどなど・・・
本当に色んな活躍の仕方、場があると思います。
中村選手にとって、J2の清水で主力として活躍した経験値は決して無駄ではないと思うのです。
2025年シーズン、土居の居る山形で主力として活躍し、2年連続で主力として活躍したチームがJ1へ昇格すれば、間違いなく、中村の評価は上がるはずです。
それもまた、フットボール人生!
まとめ
プロになって5年、出番が得られるチームでは主力して試合に出場を続けながらも、中村は大きな怪我で長期離脱(数か月や半年単位)したことがない。
これはこれで、一つの才能だと思う。
無事これ名馬・・・
プロ選手として怪我をしないのも才能だと思います。
2025年シーズン、土居と共に山形の地で戦い、2年連続で所属チームを優勝させ、J1へ昇格し、今度こそJ1で戦える選手だ!という評価を掴み取ってください。
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カシマスタジアムで待ってます!
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