2022年1月に行われた、鹿島アントラーズの2022年新体制発表会では、今シーズンから「新加入」する選手6人の発表も行われていました。
鈴木優磨が「新加入扱い」と言うのは違和感もあるのですが・・・
まあ、確かにレンタルではなく「完全移籍」からの「完全移籍」ですかね。
ひときわ存在感を放つ優磨の他に、新人及び移籍の5人の「生の声」をようやく聴くことが出来ました。
選手それぞれの自己紹介や抱負を聞いていて感じたことなど、期待を込めて、自分なりのまとめです。
2022年シーズンに新加入する6人衆!
新加入の6人を、記者会見時で感じた期待値順に並べていくと・・・。
背番号40 FW 鈴木 優磨
背番号20 DF キム ミンテ
背番号33 MF 仲間 隼斗
背番号14 MF 樋口 雄太
背番号35 MF 中村 亮太朗
背番号28 DF 溝口 修平
別に誰がダメとか言うのではなく、単純に、話している内容とか、顔の表情とかで感じたことです。
背番号40 FW 鈴木 優磨
すでに、背番号40を背負いたいと自ら申し出た経緯などが、公式サイトに掲載されているので、私如きがアレコレ言わなくても、全サポーターが彼に期待していると思うのですが・・・。
個人的には会見で、「アントラーズと聞いて最初に思い浮かべる選手」で「ジーコ」の名を出したことで、彼の更なる覚悟を感じました。
小笠原や歴代のFWの名前ではなく、アントラーズの根幹を作った人を口にする。そのことが、これから加入する選手や、アカデミーの選手にも伝わることを意識しているはずだと思います。
怪我さえしなければ、間違いなく、チームにタイトルをもたらすはずです!
背番号20 DF キム ミンテ
彼の会見を聞いていて感じたのは、アントラーズを良く知っていると感じました。
アントラーズのサッカーの特徴を説明したり、思い浮かぶ選手で中田浩二の名前にも触れるなど・・・それだけでも好感を感じたのですが、私が個人的に「この男はやる!」と思ったのは次の2点です。
1つは、チームの印象について話し終えた後、上手く説明しきれなかったのか、悔しそうに「顔をゆがめ」ていました。
記者会見ですら、負けず嫌いを見せる彼の性格は、アントラーズに大切です。
もう1つは、「個人の目標」を聞かれた時のコメントが最高でした。
「町田や犬飼が居なくなって皆が不安を感じるポジションだろうけど、それを守備ラインの皆と頑張ってなくすようにする」
彼の会見を観ていて、スンテと関川と組む最終トライアングルは、相当に強固なラインになると確信しました。
背番号33 MF 仲間 隼斗
会見を観ていて感じたのは、経験や年齢からくる「太々しさ」です。
態度が悪いではなく「太々しさ」です。
それと、柔軟性。
我が道を行くではなく、求められた時に、求められた場所で、求められた事を、やる。
そんな気概を感じました。
仲間が中盤でしっかりと汗をかく試合が増えれば、アントラーズが好調になる。
ふと、そんな気がしました。
背番号14 MF 樋口 雄太
自分の技術(足技)に相当な自信を抱いていることは判りました。
もちろん、それだけの実績(2021年は6ゴール6アシスト)を上げて来ているので、自信を持つのは悪くありません。
荒木の存在を脅かし、アラーノの出番を奪う選手に成長する可能性がある期待の選手ですが・・・。
気になる点は、自分が拠り所にする技術のある選手はそれに固執するのか、アントラーズのサッカーに染まりきらず、結果として能力を発揮できない選手もいるので、その点が少々心配です。
背番号35 MF 中村 亮太朗
自分の勝手な思い込みだったのですが、もっと、向上心剥き出しの若者かと思っていたら、かなりマイルドな若者だったので、ちょっと驚きました。
果たしてどんな選手なのか・・・
データを元に比較してみた。
体格は三竿に似ているが、2021年シーズンで比較すると守備力は遥かに三竿が上である、ただし、得点力は中村が昨年J2であったことを加味しても中村の方が上かも知れません。
また、会見では思い浮かべる選手として柴崎を上げていましたが、2016年当時の柴崎と比較すると攻撃センス、パスセンスは足元にも及ばず、柴崎が苦手な部類の守備でも及んでいない。
とにかく、ピトゥカが居るうちに、彼がどれだけ吸収出来るかが、今後の彼のサッカー人生を左右しそうな気がします。
背番号28 DF 溝口 修平
茨城県出身のユース上がりの選手。
世代別代表で内田のコーチを受けているようなので、そのお墨付きを得てチームはトップチームに昇格させたと思うので、数年で飛躍することを期待しています。
ただ、今のアントラーズのSBはとても充実しています。
安西、常本、広瀬、そして復帰した小田・・・
壁は厚いけど、タイプは様々なので多くのモノを盗めると割り切って練習に励んで欲しいと思います。
その時間は、決して無駄にはならないはず!
まとめ
会見での6人の表情を見ていると、鈴木優磨の表情がとても厳しい感じであった。
あまり、チームを背負うのだと気負い過ぎず、貪欲にゴールを目指す「エゴ」な部分も残しておいて、サッカーを楽しんで欲しいとも思います。
彼自身が言ってる通り、40を背負うからと言って、小笠原になる必要はないのだから。
あ~
開幕が楽しみだ。
でも・・・
この蔓延状況では医者から外出の許可は出ないかなぁ・・・。
カシマスタジアムへ行きたい!
アントラーズを応援したい!!
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