2020年の年末が近づく中で、鹿島アントラーズから選手の移籍が発表されました。
MF小田逸稀、ジェフユナイテッド市原・千葉に期限付き移籍。
(鹿島戦には出場しない)
2017年シーズンに加入した小田逸稀選手は、当時、西が務めていた右SBの後継者として期待されていました。
2018年には昌子や内田からも将来を嘱望されるコメントが続きましたが・・・。
怪我もあってなかなかスタメンに定着することが出来ず、2020年シーズンには町田ゼルビアに期限付き移籍となりました。
町田では38試合(スタメン34試合)に出場し3ゴールを決めています。
鹿島に居たらなかなか得られない実戦経験を積めたことは良かったのでしょうが、現状では広瀬と小泉が争う右SBに割って入ることは出来ないと判断されたのか、2021年シーズンも期限付き移籍となりました。
個人的に印象に残る小田のプレーは・・・
鹿島での出場は僅か8試合ですが、かなり印象的なプレーが2つもあるのは凄いかも。
1つ目は2018年第9節の川崎F戦です。
2017年に川崎に優勝されたリベンジと意気込んだらボコボコにされた試合です。
2点先行され、なんとか1点追いついた直後の小田の不用意なバックパスを攫われて中村にゴールを奪われた。
スンテの怒りの表情は記憶に残っているし、点を獲った後の中村の大袈裟なパフォーマンスで彼を嫌いになった試合です。
↓当時の記事はこちらから
2つ目は2018年第31節のセレッソ戦です。
ACL決勝を3日後に控えた鹿島は、小笠原に若鹿達を託して挑み、見事に1-0で勝利を飾りました。
山口、小田、田中、久保田、そして町田の若鹿達・・・今は町田しかいないな。
小笠原や昌子に支えられながら必死に戦い、攻撃を凌ぎ、小笠原のピンポイントのCKを小田が押し込んで見事に勝ちきりました。
粗削りだけど、鹿島を背負う選手になって欲しいと願っていましたが、今は町田しか居ないというのは・・・、プロの世界の厳しさを感じます。
↓当時の記事はこちらから
小田の移籍先であるジェフユナイテッド市原・千葉
オリジナル10の一員ですが、J2に降格してからはヴェルディ以上に苦しんでいるチームです。
2009年に降格してからは、一度も昇格していません。
2014年のJ2で3位が最高位です
近年はJ3への降格も危ぶまれるような状態が続いています。
そんなジェフの来季の監督はユン・ジョンファンです。
2017年にセレッソを2冠に導くなど、指導力には評価のある監督です。
また、鳥栖のユース出身である小田にとっては、先輩にあたる人の元でプレーするのは良い結果を生み易いのではないでしょうか?
もっとも、守備の構築が上手い監督と言う印象はないのでその辺はどうなのかな?
また、鳥栖にしてもセレッソにしても好成績を収めた時(または収めている時)に退任するのがちょっと理解出来ません。何かしら問題のある人なのかなぁ・・・。
とりあえず、来季のジェフは、もしかすると昇格争いを演じるかも知れないので、小田にとっては貴重な経験を積める良いチャンスだと思います。
そうだ。
ジェフのホームスタジアムである福田アリーナは本当に良いスタジアムだと思います。
カシマスタジアムに負けないくらい、サッカーを楽しみやすいスタジアムだった印象です。
素晴らしいスタジアムでプレー出来るのは、サッカー選手冥利につきると思うのですがどうなのでしょうか?
まとめ
鹿島での出場は僅か8試合でしたが、才能豊かな選手であることは証明しています。
今の鹿島の右SBは激戦区ですが、厳しい見方をすれば「オンリーワン」は「まだ」いませんでした。
だから、チャンスはあると思うので、千葉で飛躍を遂げてください。
鹿島で待ってます!
くれぐれも怪我には気を付けてね!!
どこにいても
ONE FAMILY!
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