2024年11月9日、アントラーズのホームで開催されるJ1第36節の名古屋戦では、試合前に引退から30年を迎えるジーコへのセレモニーが行われます。
1991年、日本の関東の片田舎にやって来たジーコは、その地で生まれたアントラーズと言うクラブチームを愛し、そして、他のどんなチームよりもアントラーズが「プロ」として戦う集団となるべく心血を注いでくれました。
チームはジーコが選手として去っても教えを基に戦い続け、国内で随一のタイトル獲得数を誇るチームへと成長し、ついに世界大会の決勝に出場するのです。
あの日、アントラーズは、鹿嶋と言う地と、ジーコとの絆を、広く世界に知らしめたのです。
そんなチームに対し、ジーコは引退してからも、変わることなく情熱と檄を注ぎ続けてくれています。
試合が近づくにつれ、チームはジーコのインタビューを後悔しました。
その公開されたインタビューを視聴して、私は、自分がどうして鹿島アントラーズのサポーターになったのか?を思い出しました。
喜びを手にするために、戦い続けること。
その生き様に惚れたのだということを。
Episode1 ~勝利への渇望~
やはり、この言葉が全てだと思う。
勝ちたい、戦い、そして栄冠を手にしたい。
その想いが、人を前に突き動かし、さらなる成長へ向かわせる。
インタビューの後半でジーコは言う。
クラブの未来を切り拓くには
タイトルを獲るしかない
個人的には、切り開くではなく切り拓くと訳した編集者に感服しました。
Episode2 ~結束-アントラーズファミリー~
第2部は2つのエピソードで作られている。
前半は、ジーコが語る人生の話。
なかよしこよしだけでなく、時に仲間で激論を交わすことで、良い結果を手にしよう
この話は、今までも何度かジーコのインタビューで読んだことがある。
だから、仕事において時々部下に伝えることがあります。
なぜなら、サッカーだけの話ではなく、生き方の話だと感じているから。
そして後半・・・
泣けた。
引用させて貰います。
だからサポーターが私と同じく
いつも一緒にいてくれることをわかってる
サポーターからチームへの応援が足りないとは誰にも言わせない
感謝は行動で示すしかない。
カシマスタジアムで精一杯の応援をしよう。
ジーコの信頼に恥じぬように!
Episode3 ~継承-ジーコスピリット~
第2部以上に泣くことは無いと思っていたが、第3部は号泣してしまった。
私はサッカー選手ではない。サッカーは空き地サッカーしか知らない。
戦術とか知らないし、布陣とかも良く判らない。
それなのに、どうしてこれほどジーコとアントラーズに惹かれるのか・・・
あらためて、ジーコの口からジーコスピリットとは何かを聞いて、その精神とその精神に基づいて戦うアントラーズが、自分が生きていく上での支えであり、道標に感じられたからだと思い出しました。
インタビューの後半では、ジーコが今のアントラーズは正しい方向に進んでいることを話しています。
それは、チームを支えるアカデミーの重要性です。
その話を聞いていて、ジーコがインタビューの途中で呟いた言葉が蘇りました。
天に召されるまでに
私が人生で学んだことを
伝えておきたいんだ
自分の人生で言えば子育てだな。
彼らに伝えられるような生き方をしないとな。
まとめ
ジーコのセレモニー。
たぶん、頭が真っ白になって、何をジーコが話したのか頭に入らないだろうな。
そんで、また、ボロボロないて、嫁さんとか子供に心配されるな。
でもまあ、それくらい愛してやまないモノがあるというのは、人生を喜ばしいものにしてくれるし、誇らしいことなんだ!
と、伝えることにしよう。
私の人生を豊かにしてくれた人に会いに行こう!
スタジアムで
ジーコと共に
応援しよう!
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