2024年11月9日、鹿島アントラーズはカシマスタジアムに名古屋グランパスを迎え、2024年J1第36節を戦いました。
試合前には、J開幕戦の相手であるグランパスを迎える試合に合わせて、引退から30周年を迎えたジーコへ感謝を表す記念イベントが開催されたので、家族で参戦してきました。
レオナルドや当時の通訳である鈴木さんも駈け付けてくれて、厳かでありながらも、温かい式典となり、試合前はとてもホッコリしました。
しかし・・・
試合は一転してドロドロとした潰し合いとなり、挙句の果てに、エースである鈴木優磨がプロ人生初の一発退場を喰らう等、鬱憤の溜まる試合展開となり、記念試合にスッキリと勝てずにスコアレスドローとなりました。
優磨の退場で息子号泣・・・2024年J1第36節(ホーム)鹿島VS 名古屋戦の記録です。
- 2024年J1第36節(ホーム)鹿島VS 名古屋戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2024年J1第36節(ホーム)鹿島VS 名古屋戦の試合内容と感想
- 2024年J1第36節(ホーム)鹿島VS 名古屋戦を観戦して感じたこと
- アントラーズの次の試合はリーグ第29節・京都戦!
- まとめ
2024年J1第36節(ホーム)鹿島VS 名古屋戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 0-0 名古屋
スターティングと交代メンバー
GK1 早川 友基
DF2 安西 幸輝
5 関川 郁万
6 三竿 健斗
55 植田 直通
MF10 柴崎 岳 ⇒後半47分34 舩橋 佑
13 知念 慶
14 樋口 雄太 ⇒後半40分39 津久井 佳祐
33 仲間 隼斗 ⇒後半27分30 名古 新太郎
36 師岡 柊生 ⇒後半47分41 徳田 誉
FW40 鈴木 優磨 ⇒後半13分退場
快勝したフロンターレ戦のメンバーが継続でスタメン。
ベンチにはターレスや須藤が入っていた。
優磨の退場で数的不利になったので、総じて交代は遅くなったが、交代メンバーはこれまたフロンターレ戦の流れを踏襲した。
結果は出なかったが、やはり、アントラーズにはこの形の4-4-2が合うのかな。
2024年J1第36節(ホーム)鹿島VS 名古屋戦の動画ハイライト
ハイライトでは、名古屋が試合中に繰り返していた「嫌らしい守備」は見ることが出来ない。削ってもカードは出なさそうだとなると、本当に徹底した。
それがあっての、優磨の退場なんだけど、退場シーンだけみると優磨が愚かなことをしたようにしか見えないなぁ。切り取りって怖いものだ。
それから名古~
やっぱり状態が下降気味なのね。
でもね、枠には飛ばして欲しかったけどなぁ。
2024年J1第36節(ホーム)鹿島VS 名古屋戦の試合内容と感想
試合前はジーコカーニバルが開催され、久々に生で「ジーコ、ジーコ、ジーコ♪」のチャントをカシマスタジアムで聞いて涙腺が緩くなりました。
記念イベントの試合だからこそ、絶対に勝利をプレゼントして欲しかったのですが、残念ながらまたしてもホームでスコアレスドローとなりました。
前半総括:早目のクロスを継続してもよかったのでは?
試合の入りはお互い様子見でしたが、どちらかと言うと名古屋が残留を確実にするために手堅い守備網を引いており、かつ、主審のファウルジャッジを利用した嫌らしい削り守備で鹿島の選手を苛立たせていました。
それでも、左サイドは安西を中心に何度も抉りチャンスを作っていました。
それと、北側のゴール裏から見ていたので余計に感じたのかも知れませんが、14分の柴崎から三竿へ斜めのパスが入ると、早目に三竿がクロスをゴール前に入れました。
優磨と仲間が被ってしまって決定機にはなりませんでしたが、あの瞬間、名古屋はGKも含めてかなり焦っていました。
なので、右からは早目のクロスを縦続けにいれることでチャンスが生まれただろうし、左サイドの崩しがより効果的になるだろうに・・・と思っていました。
後半総括:本当によく守り切った!DF陣の勝利だ!!
後半も攻守の構図は変わらずでしたが、転換期はやはり優磨の退場。
やっちまったことはやっちまったので退場でも仕方ない・・・。
しかし、それまでの名古屋のアフター気味のファイルにカードを出していれば、名古屋のやり方は変わっただろうし、優磨ももう少し沸点が下がったのになぁ・・・と残念でならない。
数的不利になってからは、北側ゴール裏での印象は、本当に良く守った!です。
他の席とかDAZN観戦の人は、数的不利になっても危なげなかった・・・とコメントしている人も多いのですが、北のゴール裏では胃が痛くなる時間でした。
永井のミスとかミドルが外れたりと、相手の精度の悪さにも助けられましたが、植田を中心に、関川が掻き出したり、津久井がパトリックに当たり負けないなど、守備陣が本当に身体を張って守り切った印象でした。
試合終了:主審にブーイングするより勝って見返したかったな
本当に、今シーズンワーストのレフェリングでした。
そんな人には、ブーイングよりも、点を獲って勝つことで、下を向かせてやりたかったと心の底から思います。
それに、可愛い娘とオブラディを踊りたかったのに~泣
2024年J1第36節(ホーム)鹿島VS 名古屋戦を観戦して感じたこと
名古屋戦を観ていて感じたことをまとめます。
あまり人を批難するのは好きではないので、主審については嫁さんのコメントだけ記しておくことにします。
今年2回目のサッカーだけど、何だか今日のサッカーはつまらないね。
テンポ悪いと言うか、直ぐに止まると言うか、カシマもあっちの人達(名古屋サポ)も応援のリズムが乗り切れないもの。やっぱり主審もセンスだね!
サッカーは超・ど素人の嫁さんにここまで言われるのは、どうだろうねぇ・・・。
止めて蹴る、そしてシュートはゴールへのパス
試合前にジーコのセレモニーを見て、現役時代の映像がスタジアムに流れたからこそ改めて思うのです。
- ボールを止める。次のプレーを考えて
- ボールを蹴る。相手が次のプレーをしやすい位置へ
- シュートを放つ。枠内にパスをする気持ちで
サイドを抉って折り返しを入れた時や、縦に鋭いパスが入った時、どうしてもバタバタとプレーをしてしまうことがあり、残念に感じることがあります。
それからシュート。
中途半端に打つことで、逆にカウンターを喰らうリスクを減らすために、高目を意識して打つのは判らなくはありませんが・・・。
それでも、枠内へ飛ばなさすぎると思う。
名古屋戦はシュート12本打って、枠内が0本。
これで点が入ったら奇跡ですから・・・。
来シーズン移行への課題でしょうね。
そんなに優磨が好きだったのか・・・
北側ゴールの裏からでも、優磨が名古屋の選手を倒したのは良く見えました。
その瞬間、この日の主審だと「赤」を出しそうだなぁ・・・と思いました。
なにせ、前半に関川のロングフィードを避けれずにぶつかって、優磨にえらい怒られていたし、ハーフタイムに入る時も何か言われていたし・・・コミュニケーションが交わせない感じのため、結果として選手も主審も感情のコントロールが出来ていないでイライラしているようでしたから。
だから、赤が出ても、まあ、仕方ないと思いました。
嘆くよりも・・・
残るメンバーを精一杯応援しよう!
そう思って隣の息子に声を掛けようとしたら
先日のマリノス戦での大敗時と同じく、声を出さずに号泣していました。
周囲のサポーターが心配するくらい泣いていて・・・
マジか、そんなに優磨が好きだったのか?と。
しかも、退場する優磨に対して
「ぼくもきんいろのかみにするから、もうおこらないで~」と。
これには私も周囲のサポーターも爆笑。
ちなみに、帰りの車中ではこんなことを呟いていました。
パパや先生が、友達に手を出したら負けだといつもいってるけど、本当なんだね。優磨さんでも家に帰れって言われていたね。ぼくも気を付けるよ。
・・・優磨さん
こんなことで反面教師役をしてくれなくてもいいんだけど。。。
アントラーズの次の試合はリーグ第29節・京都戦!
夏、台風の影響を考慮して早々に中止してくれた京都には感謝しかありません。
結果的には試合は出来る天気だったと思いますが・・・
チームが辿り着かないとか、サポーターが行けないとか、開催されていたら色んなトラブルはあったはずなので!
もっとも、代表ウィークに代替が組まれたことは、両チーム共に代表選手がないだろう・・・と思ったのかと考えると、ちょっと複雑だけど。
京都戦の鍵はFWです。
なにしろ優磨が出場停止になるので、誰が出るのだろうか?
田川は復帰するのか?
若き徳田に託すのか?
それとチャッキーはどうしたのだろう?
練習試合にも出ておらず心配です。
まとめ
2024年シーズンはホームで無敗を継続しています。
まあ、無敗と言っても、3試合連続のスコアレスドローですし、その前は2-2でドローの広島戦、さらにその前はスコアレスドローの浦和戦・・・。
最後にホームで勝ったのは真夏の鳥栖戦まで遡ります。
負けられない・・・
と言うのが重圧になっているのかなぁ。
長かったシーズンも、気付けば残り3試合です。
気持ち良く勝って、来シーズンへ繋げて欲しいです。
今年も無冠だけど
最後まで応援して
1つでも上の順位へ!
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