lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2024年J1第35節(勝利)鹿島VS 川崎F戦!ポポさん、無駄な時間ではなかったよ!!!~



2024年11月1日、鹿島アントラーズは川崎フロンターレのホームにて、2024年J1第35節を戦いました。

等々力は鬼門と言うより死地。
なにしろ9年間勝利から遠ざかっていて、前回の勝利の時の得点者にはカイオが名を連ねています。

同じようにカシマスタジアムでも川崎Fには勝てない日々が続いていましたが、3月の第4節において、不名誉な未勝利記録を止めることに成功しました。
6年ぶり(リーグ限定だと8年ぶり)の勝利でした。

ポポ監督のあの「エンブレムを見ろ」が、選手を奮い立たせた一戦です。

ようやく手にした勝利に多くの人が喜びましたが、同時に鹿島に関わる全ての人が心に誓ったのは・・・

川崎のホームでも勝ってシーズンダブルを達成しなければ意味がない!

でした。

なにしろフロンターレには2021年から23年に掛けてリーグ6連敗という屈辱を喫した訳であり、その屈辱を晴らすにはシーズンダブルを達成するしかないからです。

その強い想いは、等々力での決戦を目前にして指揮官が交代となっても、変わることはありませんでした。

ホームで戦った時の「鹿島の選手としての心構え」と、俺たちは「勝ったのだという自信」が、最後まで選手達の背中を支え、ついに鹿島は一矢報いることに成功しました。

14年ぶりの対川崎Fへのシーズンダブルを達成した2024年J1第35節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の記録です。

 

2024年J1第35節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 3-1 川崎F

前半10分 知念 慶
前半18分 樋口 雄太
前半28分 三竿 健斗
  後半47分 山本 悠樹

 

スターティングと交代メンバー

GK1 早川 友基 
DF2 安西 幸輝
5 関川 郁万
6 三竿 健斗

55 植田 直通

MF10 柴崎 岳 ⇒後半31分4 ライコ
13 知念 慶 ⇒後半14分34 舩橋 佑
14 樋口 雄太 ⇒後半31分39 津久井 佳祐
33 仲間 隼斗 ⇒後半11分30 名古 新太郎
36 師岡 柊生
FW40 鈴木 優磨 ⇒後半31分41 徳田 誉

 

中後体制の船出となった前節の福岡戦は、師岡の1トップで優磨を左サイドの2列目に配置しましたが、機能したとは言い難い結果でした。

だからなのか・・・
フロンターレ戦原点回帰の4-4-2となりました。

これが、結果としては成功しました。

 

2024年J1第35節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の動画ハイライト

3連休の間、寝ても覚めても、何度も何度も、ハイライトを観ました。

きっと、日本全国津々浦々に点在するアントラーズサポーターが、同じように連休を過ごしたことでしょう。

個人的には、2点目の一連の流れが好きです。

仲間がボールを失ってもしつこい追い回したことで、相手を慌てさせ、不用意なパスを安西がカットして、切り込んでマイナス気味にクロスを入れ、飛び込んで来た樋口がゴールをゲット!

最高です。

 

2024年J1第35節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の試合内容と感想

第4節にホームにて、4年ぶりに掴んだフロンターレ戦の勝利を、価値のあるものにするためにはどうしても相手のホームでの勝利が欲しかった。

どれだけ、勝つことに拘ってくれるだろうか?

第34節の福岡戦を観た直後は、不安しかありませんでした。

 

前半総括:無駄ではなかった2024年!

1点目の柴崎のクロスも見事でしたが、ボランチの位置に居る選手だからこそ知念へのフロンターレDFの対応が後手に回ったし、2点目は左からのクロスに対して、逆サイドの選手が走りこむことはずっとやっていたし、3点目も逆サイドの選手の攻撃の意識を高めていたから人が変わってもSBがチャンスを得られる場所に居ました。

監督は変わったけど、やってきたことを無しにするのではなく良かった点はちゃんと引き継いでアップデートさせようとしていることを感じました。

ボール保持者への寄せ、前線からの守備、ちゃんと嵌れば、現メンバーでも十分に強いのだということを再認識出来ました。

 

後半総括:大切なのは好調メンバーの起用

調子が下降気味の名古を外し、結果の出なかった藤井を外し、好調の樋口をスタメンで起用、さらには舩橋と津久井をベンチに入れたことで、チームに改革の勢いが出ているように感じました。

そして、実際に徳田を含めた若手の投入が、チームに最後までに躍動感を維持させたと思います。

願わくば、後半にもう1点獲って勝負を決定づけたかったところですが・・・。

 

試合終了:9年ぶりに等々力に鳴り響くオブラディ♪

9年前の勝利と同じ3-1での勝利。
9年間溜まりに溜まった鬱憤を晴らすようなオブラディ♪

9年前の勝利はスタンドで観ていたのですが、まさか、あの勝利からこれほど長く勝てなくなるとは想像できませんでした。

 

2024年J1第35節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦を観戦して感じたこと

川崎F戦を観ていて感じたのは、首脳陣が交代しても、それまでの試みが無駄ではなかったことを選手達が示してくれたことは、着実に前進していることを感じられる良い兆候だと感じました。

 

ポポ体制で取り組んだこと

チームとしては「タイトルを獲る」と言うゴール地点から逆算して、ポポ監督では難しいと判断して解任という結論に至ったとは思います。

ただ、全ての歩みが間違っていたのではない!

それを、この日のフロンターレ戦のプレーで選手達が示してくれたことは、多くの人が懸念していた「監督交代でまた一からやり直しか・・・」を払拭するものであったと思います。

例えば・・・

  • クロスに対して逆サイドの選手が詰めること!
  • 前線の選手から守備を始めること!
  • 奪ったら縦に入れることを意識する!
  • 持てる力を全てピッチに注ぎ込む!

後半、優磨が自ら交代を急げとベンチに要求するシーンなどは、ポポさんが常に口にしていた余力を残して戦い終えるな・・・を彷彿とさせました。

今シーズンの残り試合は、これまでやってきた戦い方をベースにしつつ、選手を固定せず、練習で良いパフォーマンスを発揮している選手を起用する方針なのだとすれば、このチームは相当な強さを発揮すると思います。

何としても4連勝して、来季のACL挑戦権を手にして欲しいと思います。

 

アントラーズの次の試合はリーグ第36節・名古屋戦!

名古屋は先日、ルヴァンカップを制しタイトルを手にしています。

近年、鹿島が欲しくてもなかなか手に入れることが出来ないタイトルを、彼らは手にしています。

その事実にはリスペクトを抱きながら、全力で名古屋を打ち破らないといけません。

何しろ、名古屋戦のサブタイトルは・・・

「ZICO CARNIVAL 2024」

なのですから

www.antlers.co.jp

レオナルドも駈け付ける超重要なイベントを行った直後に、負けるわけには絶対にいきません。

選手も首脳陣もスタッフも、そしてサポーターも・・・

全ての人が

ZICO SPIRIT

を胸に抱いて一丸となって戦いましょう。

 

まとめ 

ようやく、等々力の空に凱歌を響かせることが出来ました。

実に長い、苦しい、そして悔しい、9年間でした。
3連連続でシーズンダブルをやられたのであれば、それ以上にやり返さないといけないだろうなぁ。

それはともかく、川崎F戦でチームが見せた勝利への執念が、鹿島をもっともっと強くすると思います!

勝ちに拘る姿勢!
原点を思い出し、それを後押しするためにも、次節はカシマスタジアムへ参戦しなくてはと思っています。

 

カシマスタジアムで
ZICO SPIRITを心に刻んで
鹿島を応援しましょう!!

 

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