lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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Road to WC2026 ~アジア最終予選第1節 日本VS中国(勝利)!日本代表の層は厚くなったことを実感!!~



2024年9月5日、2026北中米ワールドカップ出場を目指すアジア最終予選第1節・日本VS中国戦が行われました。

2018年ロシア、そして2022年カタール、過去2回のワールドカップとも日本は最終的に出場権を獲得しましたが、最終予選のホーム初戦は敗れ苦難の道程でした。
ちなみに2018年W杯の時はUAE相手にホームで逆転されて1-2で敗れ、2022年W杯の時はオマーンにホームで0-1で敗れています。

また、先日のアジアカップはベスト8で敗退していることも考えると、最終予選の初戦が中国と言うのは気になるところでしたが・・・。

今の日本代表は、嵌れば、間違いなく「アジアではトップ」「世界でもかなりの位置」にいることは間違いないことを、結果で証明してくれました。

2026年北中米ワールドカップ出場を目指す、アジア最終予選第1節・日本VS中国戦の記録と感想などをまとめておきます。

 

 

アジア最終予選第1節・日本VS中国戦

まともにぶつかれば、日本の方が間違いなく実力は上であり、大量得点も可能性としてはあると思っていました。

ただし、0-0の時間が長くなければ・・・です。

なので、遠藤の先制点は大きかった。
あれだけフリーになると、逆にプレッシャーが掛かりそうですが、流石は大舞台を経験している遠藤です。

 

日本7-0中国

前半12分 遠藤 航
前半47分 三笘 薫
後半7分 南野 拓実
後半13分 南野 拓実
後半32分 伊東 純也
後半42分 前田 大然
後半50分 久保 建英 

 

南野の2点目(日本の4点目)で、中国は完全に緊張の糸が切れた感じだった。
そして無失点は大きい!
町田がしっかりと代表のポジションを掴んでくれたらいいなぁ。

 

出場選手

GK23鈴木 彩艶    
DF3谷口 彰悟
4 板倉 滉→後半26分21 高井 幸大 

16町田 浩樹
MF5守田 英正    
6遠藤 航⇒後半26分17田中 碧
7 三笘 薫⇒後半18分14伊東 純也
8 南野 拓実
10堂安 律⇒後半18分11 前田 大然
20久保 建英
FW9上田 綺世⇒後半34分19 小川 航基

彼ら以外に、ベンチには鎌田や中村、浅野や菅原がいた。
さらには、富安とか佐野や大橋とか、古橋や旗手とか・・・
凄い面子が海外でプレーするようになったなぁ。

 

(動画ハイライト)アジア最終予選第1節・日本VS中国戦

圧巻だ。
実に、観ていて楽しい。

ハイライトだと、上田の何度も何度も繰り返していた動き出しとか判らないのが残念だけどなぁ・・・。

 

アジア最終予選第1節・日本VS中国戦の試合展開と感想

前半:先制点がいつ入るかが勝負だった

中国としては、日本がもう少し手堅く試合に入ると思っていたのだろうし、もう少し自分達がガップリ組めると思っていたのかもしれない、フィジカルだけで言えば、中国の方が優位だったので。

だからこそ、遠藤の先制点は大きかったし、前半終了間際の三笘のゴールも相手へのダメージは大きかっただろう。

出来ればその前に、何度か町田から上田へホットラインが通っていたので、そこで決めていたら鹿島サポとしてはハッピーだったなぁ。

 

後半:試合を決めたのは南野だった

本当に南野の存在が大きい。
心に余裕を抱いた彼のプレーは、相手も対峙していて嫌なのだろうなぁ。

3点目も見事だったけど、4点目が凄い。
解説者が「うまい」って呟くほどの見事なステップと、狙いすました一撃

さらには、上田に縦パスが入った瞬間に、上田がちゃんと落とすと信じて走っていたことなど、全てが完璧だった。

あの一連の流れが、中国が必死にしがみついてた糸を断ち切ったように思う。

 

終了:慢心の笑顔でなく会心の笑顔

大量得点で最終予選の一歩目を踏み出せたことを、選手達は本当に喜んでいましたが、選手達の表情を見る限り、慢心した雰囲気はなく、自分達が信じる道を、やるべきことを、やりきったと言う会心の笑顔だったと思いました。

 

最終予選第1節の感想とその他の国のこと

中国戦を観ていて、変化を感じられた選手が2人いました。

1人は、2次予選の頃にも取り上げた「南野」選手としての成熟
もう1人は、鹿島に居た時には見られなかった攻撃の幅を見せた「町田」

 

南野はサッカー人生の集大成を迎えようとしている

2026年の本戦を、南野は31歳の時に迎える。

若いころに比べれば当然俊敏性は落ちるだろうが、それを補って余りある経験値が、彼をW杯で日本の大黒柱にするような気がしています。

ザルツブルグの頃の「自分を売り出しやる」と言う意識は、リヴァプールなどのプレミアでのプレーでの苦闘が変えさせのでしょう。

それと、代表の常連から遠ざかり、一歩引いて代表の試合を見ることが多かったのも、変化を生むきっかけのなったのでしょう。

上田や三笘、久保や堂安などの攻撃陣の中で、実に「たくみ」に位置取りをして、彼らを活かし、彼らの良さを引き出し、彼らのプレーを信じプレーしている。

たぶん来ないだろうけど・・・
2026年のW杯の後に鹿島に来ないかなぁ。

その頃、今の鹿島のユースが軒並みにトップチームに上がってくると思うので、彼らの良き「導き役」になると思うのだけどなぁ。

柴崎はちょっと年齢が。。。なので。

 

町田浩樹!上田とのコンビは絶妙!!

前半も何度か上田に鋭い縦パスを入れていたし、先の書いた南野の2点目の切っ掛けは町田から上田への縦パスだった。

一緒にやっていたからこそ、上田の動き出しを理解しているし、上田の身体の強さや特徴を信じてパスを出している。

あとは上田が決めるだけだ。

上田が決めるようになれば、他の選手もファーストチョイスに上田を見るようになり、ますます上田のパスが出るようになるだろう。

今は上田がベストのタイミングで抜け出しても、ボールの持ち手が上田を見ていなかったり感じていなかったりしている。

森保監督!
頼むから、これからも町田と上田はセットで起用してください。

彼らはきっと世界を驚かすだろうから!!

 

次の試合はアウェイ・バーレーン戦!

バーレーンは、オーストラリアのホームで実に強かに戦い最後は運も引き寄せてオウンゴールで勝利を手にしている。

決して際立った選手はいないし、総合力は間違いなく日本が上だけど、対オーストラリアで上手くいった「戦い」を、次の日本戦でも行ってくるだろう。

それに対して、日本はどう戦うのか?

アジアカップで露呈した、自分達のプラン通りに進まない時にどうするのか?
と言う課題に対し、どんな策を埋め込んだのだろうか?

楽しみである。

 

ワールドカップ出場枠の拡大が生み出したこと

出場枠が32から48に激増し、アジアの枠も4.5から8.5へほぼ倍となった。

その結果、3チーム6か国のリーグ戦の上位2チーム(6か国)はストレートインとなり、仮に3・4位となっても2チーム3か国の総当たりで1位の2チーム(2か国)もストレートインとなった。

さらに、2チームの2位同士で対戦し、勝った国は大陸間プレーオフへ進み、そこで勝てば出場権が手に入る。

万々歳だ。
今までワールドカップ出場はほぼ不可能だと思われていた多くの国に、出場のチャンスが生まれるのだから。

世界中で盛り上がること間違いなしだ。

しかし・・・
同時にデメリットもあった。

それは、最終予選が実質最終予選ではなくなったことで、あの胃の痛くなるようなヒリヒリ感は、もはやアジアの強国においては「存在しない」のだ・・・ということ。

確かに今回の最終予選初戦でアジアの強国が軒並み足を掬われている。
サウジと韓国もホームでドロー、オーストラリアはホームで逆転負け、アジアカップ連覇のカタールはUAEにホームで完敗。

だからどんな試合内容だったのか気になったので、DAZNで観てみた。

アジアのレベルが確かに上がっている・・・
と思ったのだが、それ以上に気になることがあった。

それは、強国の勝ちきれなかった選手やサポーターの表情だ。

結果が出てないのに、選手達の表情は穏やかであり、サポーター達の表情にも怒りとか悲壮感は感じられなかった。

油断は禁物とは言え・・・
出場権が8.5枠もあるので、まず、手に入らないことはない・・・
そう強国の選手もサポーターも感じているのだろ。

日本だって、油断はしていないけど、出場できない可能性があると本気で思っている人は皆無だろう。

そう思うと、無性に寂しくなった。

ジョホールバルの歓喜のあと、私は思ったことがあります。
それは、サッカー観戦の人生において、あれほどのドキドキと喜びを感じることは二度とないのだろうと思い寂しくなったのだが、今回、ワールドカップの出場権の大幅な拡大は、日本代表の観戦において味わえた「ヒリヒリ」感を喪失させてしまったのかもしれない。

例えば2018年ロシアワールドカップ最終予選第3節のイラク戦。
終了間際に山口蛍が劇的ゴールを決めて日本は命を繋いだわけだが、あの瞬間スタジアムに居た誰もが、等しく鳥肌が立って涙が溢れたと思う。

あの緊張感やヒリヒリと肌を刺す感じ、1つのゴールを狂おしい程に周囲の仲間と喜ぶ楽しみ・・・。

この先の代表戦で味わえるとしたら、それこそワールドカップの決勝戦まで待たないといけないのかも知れません。

そう思ったからです。

もっとも、個人的には鹿島の試合では毎試合「ヒリヒリ」しているけど・・・。

 

まとめ

この先も日本選手の成長は止まらないし、日本選手の評価が上がり続けることは、2024年の夏の移籍市場からも明らかだと思います。

しかもそれが若手だけでなく、ベテランの域に達しようとしている選手まで、正当に力を評価されてオファーが届いている。

あとは、もう少し移籍金額の底上げが起きれば、日本サッカーは更なる発展を遂げることは間違いないだろう。

怪我はして欲しくないけど・・・
仮に中国戦で出場した選手が怪我等で数人離脱しても、大きく戦力が落ちるようなことはもう起きないだろう。練度と言う面では落ちるだろうけど・・・。

あの選手も、この選手もみたい、呼んでほしい!
そう思う選手が一杯いる。

実に楽しみだ。

 

頑張れ日本代表!
怪我には気を付けて!!

 

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