lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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Road to Qatar2022 ~祝!W杯7大会連続出場決定!!~



2022年3月24日、2022カタールワールドカップ出場権をかけて、オーストラリアの地で我らがサッカー日本代表は最終終予選第9戦を戦いました。

  • 主力離脱が相次ぐが大丈夫か?
  • ワールドカップの切符を手に出来るか?
  • 上田は黄金の右足を炸裂させるか?
  • 岳や植田にチャンスはくるか?

といった辺りに注目しながら観戦していました。

結果は・・・

祝!ワールドカップ出場権獲得!!

悔しいけど・・・
三笘の凄さと、フロンターレがこの数年、Jリーグを席巻していることを改めて思い知らされました。

2022年カタールワールドカップ・アジア最終予選第9戦(アウェイ)日本代表VSオーストラリア代表戦を観て、感じたことのまとめです。

 

 

2022年カタールワールドカップ・アジア最終予選第9戦(アウェイ)日本代表VSオーストラリア代表戦

富安が先の第7・8戦に続いて欠場、大迫と酒井も直前に怪我で辞退、さらにスコットランドで活躍中の古橋も怪我、前田も辞退・・・。

これまで、森保監督が好んで起用してきたメンバーが招集できない中で、果たしてどんなメンバー、どんな布陣、どんな戦術で戦うのか?

負けたらW杯出場に黄色信号が灯る真剣勝負!

久しぶりの「ドキドキ」が心臓に物凄い負荷を掛けました。

 

日本代表 2-0 オーストラリア代表
後半44分 三笘 薫
後半49分 三笘 薫  

スターティングと交代メンバー

GK12権田 修一     
DF4板倉 滉     
5長友 佑都⇒後半18分20中山 雄太
16山根 視来     
22吉田 麻也     
MF6遠藤 航     
10南野 拓実⇒後半39分8原口 元気
13守田 英正     
14伊東 純也     
17田中 碧⇒後半39分21三笘 薫
FW18浅野 拓磨⇒後半18分9上田 綺世

 

今回招集したメンバーと過去の実績・信頼度、諸々を考えると妥当なスタメン選択だったと思いますし、結果論と言えば結果論ですが、交代選手の選択も当たったと言えると思います。

 

(ハイライト動画)2022年カタールワールドカップ・アジア最終予選第9戦(アウェイ)日本代表VSオーストラリア代表戦

改めてハイライトを観て思うのは・・・
この日のオーストラリアの状態ならば、前半で仕留めないといけない。

決して軽視する気はありませんが、決めないと~。

 

2022年カタールワールドカップ・アジア最終予選第9戦(アウェイ)日本代表VSオーストラリア代表戦の試合経過

サッカーの試合前に、これほど胸が苦しくなるのは、アントラーズの初のアジア制覇が掛かっていた、2018年のACL決勝第2戦(第1戦はスタジアムに居たので苦しいと言うよりは夢心地だった)以来だと思います。

このドキドキ感・・・
着実に寿命が減っている気がするが、止められません!

 

前半:相変わらずの決定力不足

もはや、この決定力不足は日本サッカーの伝統芸と思うしかない。

土砂降りでピッチコンディション不良でしたが、それは相手も同じ条件であり、明らかに相手の方が、怯えて引いている状態なのに・・・

決めれるチャンスを決められず、逆に、相手に勢いに乗ったカウンターを許す体たらくでした。

25分過ぎにはCKから決められたと思ったが、その寸前にキーパーチャージの笛が鳴っていて命拾いしました。

その後も、オーストラリア側にドフリーの選手が生れるなど、解説陣からも悲鳴が出る始末でした。

押せ押せなのに、気持ち的にはなんとか0-0で折り返した感じでした。

 

後半:ペースダウンは意識して行ったのかな?

後半は開始直後に相手の10番に恐ろしいミドルを打たれますが、それが原因なのか、ハーフタイムの指示なのか、前半とは一転し、カウンター&裏抜け合戦から遅攻へ。
はた目には、じれる展開で、解説の岡田さん曰く、好き嫌いが判れるけど、こっちの方が安心して見られるとのこと。

ただ、明らかに決定機は生まれなくなり、面白味は減りました。

後半19分、上田と中山が投入され、一部のJリーグサポーターがヒートアップ!
その後、右足を振りぬくチャンスが訪れ、思わず席を立つが不発・・・。

f:id:lands_end:20220325141149j:plain

この一撃が決まっていればヒーローでしたよ。

その後はチャンスらしいチャンスには恵まれませんでしたが、前線でボールを収める上田の姿に成長を感じました。

スコアは0-0のまま、事故で失点したらと思うと冷や汗が止まらない中、投入された三笘が全日本国民を歓喜に包みました。

 

試合終了:スコアとしては快勝!

2-0で7大会連続出場を勝ち取りました。

 

2022年カタールワールドカップ・アジア最終予選第9戦(アウェイ)日本代表VSオーストラリア代表戦を観て感じたこと

ワールドカップへの連続出場が途切れず、本当に良かったです。

 

決定力不足を解消する気はあるのか?

また・・・とか、今回も・・・とか、のレベルではありません。

もはや、伝統芸能の域に達しようとしている、日本の得点下手を、選手や日本のサッカー指導者達は、本気で解消するつもりはあるのでしょうかね?

個人的な意見ですが、技術ではなく、メンタルだと思っています。
シュートを気にせずガンガン打つ。
外れてもまた打つよ!
くらいに肩の力を抜いて打てる環境作りが必要なのかも。

 

悔しいけど、フロンターレの強さを再認識

日本の先制点の場面、守田は山根のトリッキーなパスに驚くことなく、そして、迷うことなく僅かしかない縦のスペースにパスを出し、山根も当たり前のように縦に走ってマイナスに戻し、山根が動き出したときには三笘は上田を追い越してゴール前に飛び込んで来ていた。

試合終了後のインタビューで、彼らが当たり前のように「ボールが来ると思って・・・」と話しているのを聞いて、フロンターレの強さを思い知らされました。

高い技術は求められるけど、約束事がキッチリしているので、技術面でクリアできれば新しい選手でも順応が早く、チーム力が落ちない・・・。

一方、我がアントラーズの強さには「感覚」(もちろん決め事はあるが)が多分に含まれるため、せっかく移籍してきた選手が「それ」にフィットしないと、類まれな能力を発揮できず数年で去る事が多い近年・・・。

どちらが良くて悪いではないけど、フロンターレの結束の強さを超える「何か」が必要だと感じました。

それには、上田の規格外の右足は欠かせない武器だと思います。

 

Jリーグでも代表で活躍できることを証明して欲しい!

基本は海外でプレーする選手が中心ですが・・・
それでも、多くのJリーガーが代表に選出され、そこで活躍しています。

一時期、SBは人材過多なんて言われましたが、逆に今はSBの人材育成が急務と言われています。

この日の豪州戦の両SBは長友と山根でした。
どちらもJリーガーです。

我がアントラーズにも安西、広瀬、常本と言う、優秀で明るい選手が居ます。
彼らには、是非とも本選出場を本気で狙って欲しいと思います。

それから、上田!

鹿島で鈴木とエヴェラウドとタッグを組んで、得点を量産して、大迫を追いやって本選でスタメンを勝ち取って欲しいです!

Jリーグが活気づいてこそ、日本サッカーが発展するはずだから!

 

出場権獲得後に感じた喪失感・・・

ワールドカップ出場が決まって喪失感ってなんだよ!
と言われそうですが、試合終了後、興奮が冷めるにつれて「喪失感」が大きくなりました。

人間、生きていると大小様々な喪失感に襲われますが、その中でも大きな喪失感を味わったのは、ジョホールバルの歓喜の後でした。

「もう2度と、未体験による狂おしいほどの緊張感を味わうことはないのだ」と。

好んで味わいたいかと言われると微妙な体験ですが、あれほどの緊張感は、「行ったこと、経験したこと」が「無いから」味わえたので・・・。

 

では、今回の試合後の喪失感とは・・・

「もうこれほどの緊張感の中で予選を観ることはないのかな?」です。

次回のワールドカップからは出場国が大幅に増え、アジアは現行の4枠から8枠になることが決定しています(プレーオフを含めると9)。

アジアの他国を軽視する訳ではありませんが・・・
アジアで8枠となると、日本、韓国、イラン、サウジ、オーストラリアはほぼ毎回出場出来るようになるはずで、もう最終予選での「あのヒリヒリ感」は味わえない・・・

と思ったら、喪失感を感じた次第です。

まあ、贅沢な悩みではありますが笑

 

岡田さんの金言!

試合後の、森保監督を称えるコメントの中で、とんでもない名言を呟かれていました。

「人は批判されると成長するけど、おもしろい事に批判する人は成長しない」

凄いな、この人・・・。

流石、日本人として唯一、ワールドカップで2度指揮しただけはある。

 

2022年カタールワールドカップアジア最終予選日程表

残り1試合となりました。

  • 2022年3月29日 H VSベトナム代表

凱旋試合なる訳ですが、選手選考の場にする・・・はず。

 

予選最後のベトナム戦は熾烈な争いに!

最終のベトナム戦がホームでの開催とは言え、オーストラリア戦で出場したメンバーをことごとく投入するとは思えない(監督やりそうだけど・・・)。

なので、ベトナム戦は生き残りを掛けた熾烈な争いになると思います。

CBとしての植田、MFとしての柴崎・・・

輝いて欲しいです!

森保監督の頭を悩ませるくらいの活躍を見せてくれ!!

 

まとめ

選手の皆さん
監督・コーチの皆さん
スタッフの皆さん

7大会連続でのワールドカップ出場おめでとうございます!

最初の3戦を1勝2敗・・・
内容も本当に悲惨なものでしたので・・・

今大会の出場はかなり厳しいと思いました。

でも・・・
やっぱり、諦めたらそこで終わり!

でしたよ(安西先生)。

 

おめでとう日本代表!
祝!カタールワールドカップ出場!!

 

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