2019年10月15日、日本代表は2022カタールワールドカップ出場権を得るため、アジア2次予選の第3戦をタジキスタンの首都・ドゥシャンベで戦いました。
第1戦のミャンマー戦(アウェイ)は2-0で勝利、第2戦のモンゴル戦(ホーム)で6-0の快勝・・・さて、第3戦は?
タジキスタンとは8年ぶりの予選での顔合わせです。8年前はホームで8-0、アウェイでも4-0と快勝していますが・・・さて・・・。
マジで冷や汗をかいた2022カタールワールドカップ・アジア2次予選第3戦、日本代表VSタジキスタン代表戦の記録を残しておきます。
- 2022カタールワールドカップ・アジア2次予選第3戦、日本代表VSタジキスタン代表戦の結果とスターティングメンバー及び交代メンバー
- 2022カタールワールドカップ・アジア2次予選H組み順位表
- 今後の日本代表の日程
- まとめ
2022カタールワールドカップ・アジア2次予選第3戦、日本代表VSタジキスタン代表戦の結果とスターティングメンバー及び交代メンバー
日本 3-0 モンゴル
後半8分:南野 拓実
後半11分:南野 拓実
後半37分:浅野 拓磨
スターティングメンバー
GK 12権田 修一
DF 2植田 直通
5長友 佑都
19酒井 宏樹
22吉田 麻也
MF 7柴崎 岳
9南野 拓実→後半42分17久保 建英
10中島 翔哉→後半19分15浅野 拓磨
13橋本 拳人
21堂安 律
FW18鎌田 大地→後半35分11永井 謙佑
メンバーに関しては、富安が怪我をしているので喜べないけど、植田がスタメンで出れたことは彼にとって良かったと思います。
2022カタールワールドカップ・アジア2次予選第3戦、日本代表VSタジキスタン代表戦の動画ハイライト
マジで前半23分のシーンは肝が冷えました。
あそこで失点していたら、かなり際どい展開になったと思います。
2022カタールワールドカップ・アジア2次予選第3戦、日本代表VSタジキスタン代表戦の試合内容と感想
8年前の印象が強すぎて、舐めてはいけないと思いつつも、どこかで相手を下に見ているのがプレーにも出たのだろうか?
相手の我武者羅なプレッシャーに辟易としている様子だった。
前半序盤、思った以上にタジキスタンが前からチェイスするし、縦ポンサッカーではなく、しっかりとパスを繋ぐ、モンゴルとは異なり「サッカー」をしてきました。
気候や天然芝の影響もあるでしょうが、それ以上に、相手の姿勢を読み違えたのだろうという印象でした。
前半23分、大事件が起きるところでした。
権田のスーパーセーブで助けられました。
鎌田の集中力を欠いたプレーには喝です。
前半終了間際、中島から南野へのクロスはドンピシャでしたが、GKの正面へ。
物凄く、物凄く、嫌な雰囲気のまま後半へ。
前半の攻撃で最も目立ったのは吉田。そして守備で最も目立ったのは権田でした。
どちらもDF陣というところが何とも言えません・・・。
後半序盤、日本がギアを上げて攻撃を重ねる。
後半8分、中島から南野へのピンポイントクロスを今度はしっかりと決めて日本がようやく先制します。
後半11分、酒井がパスをダイレクトでゴール前に低くて速いクロスを入れた時点で勝負あり。南野が上手く合わせて2点目。
これで、日本の勝利はほぼ確実になった。
後半中盤から終盤、相変わらずの決定力不足。
合わせきれない
打ち上げる
ポストやクロスに当てる
この精度では守備の堅い強豪国との試合では不安だ。
試合終了、浅野のシュートが決まり3-0で日本が勝利。
スコアは3-0だが、かなり肝は冷えた。
やはりアジア予選は油断出来ない。
- ボール支配率は日本61% タジキスタン39%
- シュート数は日本23(11)タジキスタン10(4)
※()内は枠内本数 - パス本数は日本601(85%)タジキスタン313(74%)
- FKは日本9タジキスタン22
- CKは日本5タジキスタン3
支配率は日本が圧倒していますが、相手のFKの多さが特徴的です。
相手の動きに手を焼いた感じがこの数に表れているかも。
このシュート精度でワールドカップベスト8を目指すのか?
敢えて辛辣な台詞を使います。
昨年のワールドカップ以降の試合を見ていて気になるのはシュート精度の低さです。
親善試合も、コパアメリカも、アジア予選も、すべての試合で物足りなさを感じます。
仕留められる時に仕留めるが出来ていません。
何もスーパーゴールを要求している訳ではないのです。
昨年のワールドカップベルギー戦におけるベルギーのラストプレー。
あのカウンターを仕留めるか、仕留められないか。
もう一つ上のステージに上がるには「そこ」の精度を上げないと厳しいと思います。
モンゴル戦でも再三あったカウンターが決まりませんでした。
この日のタジキスタン戦はゴール前での絶好のチャンスに、GKの正面へ飛ばしたり、外したり、浮かしたり・・・決めきれませんでした。
本気でワールドカップでベスト8を目指すという、鬼気迫る雰囲気を感じないのは、時代の所為でしょうか?
いや・・・
昨今日本を盛り上げているラグビーのチームからは、チーム一丸となって目指すモノが感じられました。
今のサッカー日本代表の技術力はかつてないほどに上がっていますし、海外でプレーする選手が多くなり、チームの経験値の蓄積は比較にならないほどです。
それでも・・・
今の代表に危機感を覚えています。
上手いけど、何かが足りないように思います。
2022カタールワールドカップ・アジア2次予選H組み順位表
無傷の3連勝でグループ首位に立っています。
次のキルギス戦に勝利すれば、1位勝ち抜けはほぼ決まりだと思います。
そうしたら、森保監督には積極的に若手を起用して欲しいです。
なんなら、オリンピック仕様のチームにして、来年の4試合を戦って良いと思います。
※来年の6月までホーム&アウェイで合計8試合が行われます。
そして、A組~H組の各組1位の8チームと、各組2位チームのうち成績上位の4チーム(合計12チーム)がワールドカップアジア最終予選に進出します。
2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 - Wikipedia
今後の日本代表の日程
2022カタールワールドカップの2次予選は全勝、そして無失点を日本チームは達成しないといけません。
たとえ、どれほどの若手を起用したとしても!
■2019年の日本代表のスケジュール
●2019年11月14日(木)カタールワールドカップアジア2次予選
日本代表VSキルギス代表
20:15(日本時間)/未定・キルギス(アウェイ)
■2019年11月19日(火)キリンチャレンジカップ
日本代表VSベネズエラ代表
19:25/吹田
▲2019年12月10日(火)EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会
日本代表VS中国代表
19:30(日本時間)/釜山
▲2019年12月14日(土)EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会
日本代表VS香港代表
19:30(日本時間)/釜山
▲2019年12月18日(水)EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会
日本代表VS韓国代表
19:30(日本時間)/釜山
フル代表の試合は11月の2試合までです。
12月の東アジア選手権は国際Aマッチデーではないので、真の意味でのフル代表にはなりません。
その分、Jリーガー達にとって代表に名を連ねるための大事な大会になると思うので、Jリーグを応援する身としては期待している大会です。
まとめ
植田と柴崎が戦う姿を見れたのは良かったのですが・・・。
出来ることなら、鹿島にカムバックして欲しいよ。
レンタルでもいいからさ。今の鹿島はボロボロっすよ。
(まあ、規程で無理なことは判っているけど)
頑張れ日本代表!
カタール行きの切符を掴め!!
さて・・・
鹿島にとって正念場のリーグ戦が再開する。
誰が出ても鹿島は鹿島を、どこまで続けられるか・・・。
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