2019年10月10日、日本代表は2022カタールワールドカップ出場権を得るため、アジア2次予選の第2戦をホームで戦いました。
9月10日行われた第1戦はアウェイ・ミャンマーで行われたので、この日の埼玉での試合が多くのサポーターにとっては予選開始の位置づけでした。
スタジアムには相変わらず老若男女が集い、リーグ戦とは違い、2次予選でもあるためそれほど緊張感に満ちた雰囲気ではありませんでした。
第1戦は華々しく2点取った後は沈黙しました。
それゆえ、今までもホームの予選初戦は苦しんだ印象が強いので、たとえ「モンゴル相手」でも少し心配していましたが・・・。
最終的には大勝した、2022カタールワールドカップ・アジア2次予選、日本代表VSミャモンゴル代表戦の記録を残しておきます。
- 2022カタールワールドカップ・アジア2次予選、日本代表VSモンゴル代表戦の結果とスターティングメンバー及び交代メンバー
- 2022カタールワールドカップ・アジア2次予選、日本代表VSモンゴル代表戦の試合内容と感想
- 2022カタールワールドカップ・アジア2次予選H組み順位表
- アジア2次予選はこの方式で良いのだろうか?
- 今後の日本代表の日程
- まとめ
2022カタールワールドカップ・アジア2次予選、日本代表VSモンゴル代表戦の結果とスターティングメンバー及び交代メンバー
日本 6-0 モンゴル
前半22分:南野 拓実
前半29分:吉田 麻也
前半33分:長友 佑都
前半40分:永井 謙佑
後半11分:遠藤 航
後半37分:鎌田 大地
スターティングメンバーと交代メンバー
GK 12権田 修一
DF 5長友 佑都
16冨安 健洋
19酒井 宏樹→後半12分3安西 幸輝
22吉田 麻也
MF 6遠藤 航
7柴崎 岳
9南野 拓実→後半16分18鎌田 大地
10中島 翔哉
14伊東 純也
FW11永井 謙佑→後半25分8原口 元気
メンバーに関しては特に意見なし。
しいて言えば・・・
モンゴル戦にこのメンバー必要ですか?
かな。
なお、終了間際に富安が足を痛めて離脱し、最後の数分を日本は10人で戦った。
2022カタールワールドカップ・アジア2次予選、日本代表VSモンゴル代表戦の動画ハイライト
バンバン点が入り楽しかったのですが・・・。
2022カタールワールドカップ・アジア2次予選、日本代表VSモンゴル代表戦の試合内容と感想
ずっと、コートはハーフしか使っていませんでした。
そして・・・
正直、試合の感想を述べようにも述べようがない内容でした。
だから、データで残しておきます。
- ボール支配率は日本72%モンゴル28%
- シュート数は日本41(13)モンゴル0
※()内は枠内本数 - パス本数は日本696モンゴル135
- FKは日本11モンゴル10
- CKは日本17モンゴル0
前半22分まで点が入らないときは、スタジアムを溜息が包んでいました。
それからは・・・お祭りモードでした。
子供たちは椅子の上でピョンピョンはね、お母さんたちはお喋りに興じ、おっさんはひたすら飲んで食べる・・・。
緊張感はゼロでしたね。
まあ、ミャンマー戦と違い、2点止まりとならずに点を獲り続けることが出来たのは良かったと言って良いのだろうか・・・。
アジア2次予選でのメンバー固めは意味があるのか?
油断は禁物だし、アジア予選は何が起きるか判らないのはわかる。
だが・・・
最終予選、本選までにさまざまなオプションを作るためにも、多くの選手を試すべきではないのだろうか?
森保監督の方針なのか?
サッカー協会の方針なのか?
年内の4試合をキッチリと勝ち、残り2試合で若手を試すつもりなのか?
真意を図りかねます。
2022カタールワールドカップ・アジア2次予選H組み順位表
タジキスタンと勝ち点で並んだが得失点差で日本が1位となった。
来週のタジキスタン戦に勝利し、11月のアウェイでのキルギス戦に勝利すれば、2次予選の突破はほぼ確実になる。
※来年の6月までホーム&アウェイで合計8試合が行われます。
そして、A組~H組の各組1位の8チームと、各組2位チームのうち成績上位の4チーム(合計12チーム)がワールドカップアジア最終予選に進出します。
2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 - Wikipedia
アジア2次予選はこの方式で良いのだろうか?
昨日の試合、スタジアムの帰りに電車の中で会ったモンゴル人男性2人組はとても興奮していました。
史上初めて、ワールドカップの予選で強豪国と対戦した。
日本のプレーが見れて楽しかった。
母国を応援出来て楽しかった。
これから、モンゴルのサッカーはもっと盛り上がる。
そんなことを興奮しながら話してくれました。
きっと、他のグループでも同じような光景が生まれているのでしょうね。
でも、これが本当にアジアのサッカー熱を盛り上げることに繋がるのでしょうか?
本田監督率いるカンボジアがイランに14-0で大敗した。
それでも、カンボジアの人々はサッカーに情熱を注ぐことが出来るのだろうか?
イランにしても、最後まで真摯にプレーに取り組み、何かを手に出来たのだろうか?
既にアジアの中のサッカー格差はとても大きい。
ヨーロッパや南米と比べると圧倒的に上下の差が大きい。
だから、今の方式の2次予選を、今のメンバー選考で戦っても、日本にとっては何のメリットもないと思う。
むしろ、富安のように怪我を負う選手が出る方が心配です。
かつて小野がフィリピン戦で重傷を負い、その後のサッカー人生に少なくない影響をうけたように・・・。
どうしても、アジアのサッカー振興のために行うのであれば、もう少し国数とグループを減らして、よりサッカーらしい試合が見れるようにしないと意味が無いと思います。
今後の日本代表の日程
2022カタールワールドカップの2次予選は、日本選手の地力の底上げを図ってほしい。
少なくとも、富安のように少しでも体に違和感のある選手は出してはダメだよ。
■2019年の日本代表のスケジュール
●2019年10月15日(火)カタールワールドカップアジア2次予選
日本代表VSタジキスタン代表
21:15(日本時間)/ドゥシャンベ・タジキスタン(アウェイ)
●2019年11月14日(木)カタールワールドカップアジア2次予選
日本代表VSキルギス代表
20:15(日本時間)/未定・キルギス(アウェイ)
■2019年11月19日(火)キリンチャレンジカップ
日本代表VSベネズエラ代表
19:25/吹田
▲2019年12月10日(火)EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会
日本代表VS中国代表
19:30(日本時間)/釜山
▲2019年12月14日(土)EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会
日本代表VS香港代表
19:30(日本時間)/釜山
▲2019年12月18日(水)EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会
日本代表VS韓国代表
19:30(日本時間)/釜山
12月の東アジア選手権は国際Aマッチデーではないので、Jリーガー達にとって代表に名を連ねるための大事な大会になりそうです。
まとめ
ミャンマー戦でチャンスを得たのに活かしきれなかった伊東ですが、このモンゴル戦はスタメンで出場し、十分な活躍をしてみせました。
相手のレベルを考慮しても、今後、彼の右サイドは日本の大きな武器になりそうだと感じました。
さて・・・
大型台風が近づいている中、日本代表はタジキスタンへ向かったようです。
無事に到着することを祈ります。
頑張れ日本代表!
カタール行きの切符を取れよ!!
植田、チャンスを活かせよ!!!
岳・・・安西・・・
期待してるよアントラーズファミリー!
ところで・・・
明後日のルヴァンカップ準決勝第2戦が無事に行われるのだろうか?
第1戦の結果だけで決めるなんてしないで欲しいが・・・。
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