lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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Road to WC2026 ~アジア最終予選第3・4節 サウジアラビア戦とオーストラリア戦!アジアを突き抜けろ!!~



2024年10月の代表ウィークは、2026北中米ワールドカップ出場を目指すアジア最終予選第3節VSサウジアラビア戦第4節VSオーストラリア戦が行われました。

初戦の中国戦はホームで7-0の快勝。
続く第2戦のバーレーン戦アウェイで5-0の快勝。

スタートダッシュに成功して、気分よく第3節の会場となるサウジアラビアに乗り込みました。

グループが決定した時は、グループ内の最大のライバルと目されているサウジアラビアですが、予想に反して苦戦続き。
アジア最終予選第3節・日本VSサウジアラビア戦はどんな結果になるのか?

そして、久しぶりにチケットを手に入れてスタジアムへ行くことにしたアジア最終予選第4節・日本VSオーストラリア戦!

両試合の記録と感想をまとめておきます。

 

 

アジア最終予選第3節・日本VSサウジアラビア戦

日本が敵地では18年もの間白星を上げていないことから、警戒感を煽るような記事がネット上に散見されていました。

しかし、サウジアラビアの直近2試合の映像を観る限り、個人的にはそれほど苦戦しそうな感じは抱きませんでした。

 

日本2-0サウジアラビア

前半14分 鎌田 大地
後半36分 小川 航基

 

理想的な時間帯に先制、そして苦しくなった時間帯に追加点。

完璧でした。

 

出場選手

GK23鈴木 彩艶    
DF3谷口 彰悟
4 板倉 滉

16町田 浩樹
MF5守田 英正    
6遠藤 航
7 三笘 薫⇒後半43分13 中村 敬斗
8 南野 拓実⇒後半0分14伊東 純也
10堂安 律⇒後半43分20久保 建英
15 鎌田 大地⇒後半18分11 前田 大然
FW9上田 綺世⇒後半31分19 小川 航基

バーレーン戦の勢いを残した選考と布陣でした。

結果的にはこれが当たり!

となりました。

 

(動画ハイライト)アジア最終予選第3節・日本VSサウジアラビア戦

小川・・・
FWらしい太々しさが良い。
ただまぁ、綺世はそう簡単には超えられないぜ!

 

アジア最終予選第3節・日本VSサウジアラビア戦の試合展開と感想

前半:身体を投げ出すシーンで・・・

サウジアラビア戦の鍵は、前半27分の3連続シュートブロックだったと思う。

先制した後、日本はペースを掴み切れず、あの時間帯はどちらに転んでもおかしくなかったと思う。

それだけに、1発目は町田が一人で、2回目と3回目は4人が飛び込んでブロック

あの3連発で、サウジの気持ちは少し萎えたように感じました。

 

後半:トドメは小川のヘッド

1点でも十分な展開でしたが、1点だと事故も起きるので、そういう意味ではやはり小川の2点目が大きかった。

あれでサウジは完全に意気消沈し、日本は悠々と試合終了までゲームをコントロール出来ました。

 

終了:大量得点よりも3試合連続無失点が凄い!

これだけ大量点を取ると、どこかで気の緩みが出るものですが・・・

今の日本代表はなかなか隙を見せません。
相手からしたら、相当に嫌なチームになったなぁ。

 

身体を張るということ

前半27分の3連続ブロックを見た時に、あぁ、やっぱり泥臭いけど「身体を張る」は大事だよなぁ~と思いました。

あれだけ身体を張って飛び込まれると、相手は次の時はシュートを躊躇するだろうし、より慎重に隅を狙う分だけ外れるでしょう。

そして、身体を張ったプレーは、仲間とサポーターに火を付けます。

応援への熱気が一気に上がり、味方を鼓舞し、相手を圧することになります。

鹿島の選手にも、今シーズンの残り試合で見せて欲しいプレーです。

 

アジア最終予選第4節・日本VSオーストラリア戦

完璧なスタートダッシュに成功した日本代表!

サウジに続いてオーストラリアも撃破すれば、ほぼほぼ出場権が見えてくると言う気持ちが、どこかで皆の心に緩みを生んだのかも知れない。

実際、スタジアムに向かう際も、過去の代表戦で感じたような緊張感が沸いて来ない。
夜空に浮かぶスタジアムを見ても、今日はあの「赤」じゃなくて「青」なのねー

なんて呑気な感想を抱いていました。

 

日本1-1オーストラリア戦

後半13分と31分・・・
オウンにはオウン笑

 

無失点が途切れるとしたらどでかいオージーのセットプレーかな?
と思っていたのですが・・・。

あ~それがあったかぁ~

でした。

 

出場選手

GK23鈴木 彩艶    
DF3谷口 彰悟
4 板倉 滉

16町田 浩樹
MF5守田 英正    
6遠藤 航
7 三笘 薫
8 南野 拓実⇒後半25分15 鎌田 大地
10 堂安 律⇒後半17分14 伊東 純也
17 田中 碧
20 久保 建英⇒後半25分13 中村 敬斗

FW9上田 綺世⇒後半38分19 小川 航基

堂安と久保、この稀代のテクニシャンが、ボールを持てることに嵌ってしまった感がありました。

 

(動画ハイライト)アジア最終予選第4節・日本VSオーストラリア戦

あれほど綺麗なオウンゴールはなかなか見れないだろうなぁ。
よりによって、代表戦で初めてカテ1に座った私の目の前でやらんでも・・・

 

アジア最終予選第4節・日本VSオーストラリア戦の試合展開と感想

試合前のセレモニーはなかなか良い。
日の丸のコレオはカテ1から見るとちょっと隙間があって乱れがちに感じました。
ただ、後日、DAZNで観たら綺麗に映ってました。

どこから見ても綺麗なコレオにするには、やはり、埼玉スタジアムを住処にする「彼ら」が良く知ってるのでしょうか笑

そして・・・

キックオフ直前、たぶん、全ての鹿島サポーターが釘付けになったはず。

町田のでんぐり返しに!
直通先輩をそんなに慕ってるのかよ~
(写真撮れなかったのが悔しい)

 

そしてキックオフ!

取引先からの頂いたのですが、本当に良い席で観る事が出来ました。

 

前半:高い、厚い、狭い・・・

席がオーストラリアベンチの裏辺りだったので、前半は、常に視界に大勢のオーストラリア選手が入っていました。

とにかく高い。
そして身体が厚い

だからペナルティエリアが狭いこと狭いこと

どうやって点を獲るのかな?
と心配になりました。

そんな相手でも綺世はしっかりとポスト役をこなしていました!

攻めあぐねるうちに前半終了。

 

後半:あぁ、このヒリヒリ感が最終予選だよ

とにかく先制さえすれば押し切れると思っていたのですが、日本の得点はまさかのオウンゴールでした。

町田の頭を超えた瞬間「やばい」と思ったのですがねぇ・・・。

先制したオージー達は実に見事な時間稼ぎを始め、日本は相変わらず決定機が作れず、刻々と時間が過ぎていきます。

「あぁ、これが最終予選だよ~」

と呟く程度に余裕があるのは、代表がスタートダッシュを決めてくれたおかげです。

伊東と中村が入ったことで、停滞感が一気に吹き飛びます。
特に、メイン側の三笘と中村の組合せが実にワクワクしました。

そして生まれた同点弾
遠目には綺世のゴールかと勘違いしてしまいましたよ。
(まさか地上波では松木さんが全部持って行ってるとはなぁ)

クライマックスは後半41分、誰もが魅了される左サイドへ、「俺も混ぜろ」と言わんばかりに伊東がピッチドリブル突破で縦断して乱入

一瞬でしたが、ドリブラー3人が集った左サイドは最高でしたし、対処するオージーの選手には同情しました。

しかし、怒涛の攻めを見せる日本代表でしたが、決めきれず。

 

終了:個人的にはブーイング

ホームなんだから、勝たないと。
勝てるだけの選手がいるのだから。

 

最終予選第4節VSオーストラリア戦で感じたこと

観戦して気になったことを徒然と・・・

 

上田を誉めるサポーターにお礼を伝えた!

キックオフから交代するまで、ずっと、ずーっと、身体を張り続けていた綺世。

そして、ずーっと動き出しを繰り返していた綺世。

今日も献身・誠実・尊重で頑張ってるなぁ・・・と応援していると、私の後ろに座っていた男性グループの人達がこんなことを呟いたのです。

身体を張り続ける綺世を見て・・・
シュート決まらないし、何で監督は拘るのかと思っていたけど、凄いね上田の身体能力。デカい奴らに負けていないよ。チームは助かるね

繰り返している動き出しに対して・・・
テレビでは映らんもんなぁ~パス出してやれよ~

空中戦で競り勝つ姿を見て・・・
何メートル飛んでるんだ!カンガルーを超えてるな笑

私、我慢できずに振り返って、綺世を誉めてくれてありがとうございます

お礼を言ってしまいました

相手はキョトンとしていたけど・・・

 

やっぱり中村敬斗のリズムが好きる

この日、どうしても生で観たかった1人が中村でした。

画面越しに観るだけでもプレーリズムに魅了されているので、生で観たらどれだけ惚れるだろうと思っていたら・・・。

最高じゃん!

いや、本当に凄いと思いました。

何が凄いって、パスが出るように何度も位置を調整しているし、ボールを受けた時のファーストタッチが相手から遠い方へ流していて、それでいて、緩急をつけるスイッチが早いこと!

久しぶりに、鹿島に縁のない選手でも応援したくなる選手が現れました。

 

攻めあぐねた要因は・・・

あくまでも素人目線ですが、スタジアムで観戦していて感じたので記しておきます。

最大の要因は、堂安と久保のテクニックだと思いました。

オーストラリア側としては、2人にタイトに着いてもボールを取れる自信が無かったのか、距離を置いて中へ切り込ませないようにしていると感じました。

そして、エリア内はデカい奴らが詰めて上田を自由にやらせないようにしていました。

その結果、堂安も久保もなまじボールが持てる技術があるため、相手が寄せて来ないため、ついつい余計な一手を加えてしまっていました。

タイミング的には、綺世や南野は前向きで、オージーのDF陣は戻りながらのプレーになるチャンスがあるのに、ゴールライン際まで抉るスペースがあるためにドリブルを仕掛けてしまい、その結果、ペナルティ内にデカくて厚い壁が出来てしまっているように感じました。

ちなみに後半は、相手も疲れている上に、三笘、中村、伊東はスピードがあるので、ドリブルで持ち込んでも相手が守備を整える前にパスを出せていたのでチャンスが生まれていたように感じました。

それと
CKですね。

なんで変化を殆どさせなかったのだろう?
基本的にはシンプルに中へ蹴り込んで勝負していたように思います。

まあ、確かに上田は空中戦強いけど、流石にねぇ・・・。

個人的には遠藤の不在はそれほど問題には感じませんでした。
まあ、居ないなりに、年長者の谷口がもう少し引っ張ってもなぁ・・・と思いましたが。

 

おまけ:ピッチに響いたブラボー

前半20分過ぎだったと思います。
オーストラリアの選手がボールをカットして、前には運ぶプレーを見せた際、オーストラリアの監督が突然大声で「ブラボー」と。

オーストラリアの監督の名前はポポヴィッチ

発したワードは「ブラボー」。

ちょっとセンチな気分になったのは私だけでしょうか?

 

次の代表戦は11月!アウェイでの連戦!!

日本が属するCチームは、他のグループと違い「超」混沌としています。

ボロボロで悲観論しか聞こえてこない中国でしたが・・・
これ、普通に2位も有り得ますよね?

日本は確かに頭一つ出ているけど、混戦のため下位のチームが諦めムードにはならず、むしろ全てのチームが死に物狂いで日本から「勝ち点1」を狙いに来る可能性があり、そうなると、そう簡単には点が獲れないことを露呈してしまったので、この先はかなり苦戦するかも知れないなぁ。

  • 11月15日にアウェイでインドネシア戦
  • 11月19日にアウェイで中国戦

キッチリと連勝すれば出場権がグッと近づくと思いますので・・・

頑張れ~

 

まとめ

数年ぶりの日本代表観戦でしたがとても面白かったです。

純粋に両チームの選手のプレーの上手さを堪能できる(それだけのレベルの選手が集ってる)ので、あっという間の90分でした。

当たり前だけど、現代表の選手達は「止める、蹴る」上手い

しかも、トップスピードでも難なく「止める」のが凄い。

やはり、何をするにもまずは「基本」が大切だなぁ~
と改めて感じた90分でした。

 

頑張れ日本代表!
怪我に気を付けて!!

 

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