2024年1月に開催されているアジアカップですが、本来は2023年に中国で開催される予定でした。ところが諸事情で中国が開催を辞退し、最終的にカタールが開催を引き受けたこともあり、2024年にカタールで開催されているのですが、正式名称はAFCアジアカップ2023と言うらしい・・・です。
まあ、それはどうでも良いか。。。
さて、予想はしていましたが、アジアでの戦いはやっぱり楽ではありません。
大会前まで、欧州、アフリカ、中南米の各国のチームを悉く蹴散らしてきた我らが日本代表ですが、今大会では苦戦を強いられています。
試合を観ていると、どうも、舐めていただけとは思えません・・・
AFCアジアカップ2024:ラウンド16以降の対戦相手と日程
ラウンド16以降の対戦相手と日程は以下の通りになった。
結果論ですが、1位で通過したら、少し楽な山になったはずだが、E組の第3戦の顛末を見聞する限り、先に試合を終える日本の順位次第で、もっとシンドイ山になったかも知れません。
何しろ、E組の第3節なんて、もう、アレですよアレ・・・。
結局、韓国は日本ではなくサウジが相手になったけど、それで良かったのかね?
イランとの対戦が見たいが・・・
まずはバーレーンに勝たないことには始まりません!
ですが、バーレーンもなかなか不気味です。
最新FIFAランキングは87位と日本とは雲泥の差がありますが、先日負けたイラクは63位でこれまた日本とはかなりの差がありましたから・・・。
それに、対戦総成績は8勝2敗で圧倒していますが、そのうち2敗は20世紀の話ではなく、2008年と2009年の話です。ちなみにどちらもアウェイ。
今回の開催地はカタールですが、地理的にはアウェイに等しいので、油断大敵です。
気を引き締めて、キックオフ直後に全力で相手を殴り倒して欲しいと思います。
どうしてイランと対戦したいかというと・・・
理由は2つあります。
1つ目はイラン代表のGKであるベイランバンドとの対戦が楽しみだから。
2018年に鹿島がACLを獲った時の決勝の相手であるペルセポリスのGKで、手強い相手だった記憶が残っています。
そんなGKを相手に、上田が「ドーン」と決めてくれるのを見たい・・・
と言う、ちょっと底意地の悪い希望を抱いているからです。
2つ目はジャハンバフシュ選手を見たいからです。
普通は所属先のフェイエノールトで上田の同僚だから~
となるのでしょうが、ブライトンサポーターである私としては、ブライトンで輝き切れなかった彼のその後が気になるからです。
当時のブライトンのクラブレコードとなる移籍金を支払い5年契約で2018年に獲得しますが、プレミアでは最後までフィットせず、結局、2021年夏にフェイエノールトに移籍してしまいました。
普通なら、そんな選手もいたなぁ~と記憶から薄れていきますが・・・
彼は1本のシュートによって、間違いなく全てのシーガルズファンの記憶に残り続けるはずです。
2020年1月1日、チェルシー戦において、ホームのサポーターの前で決めたオーバーヘッドで決めた同点弾!あれは本当に美しかったです!!
ジャハンバフシュの元気な姿は見たいけど、くれぐれも、くれぐれも、あんなシュートは決めないでよね!
やはりアジアの戦いは大変だ
予想はしていましたが、予想以上に日本代表はFIFAランキング下位のアジアの国々に苦戦しています。
守備面での不安定さを指摘する声も多いですが、私は3試合を観て思ったのは、アジアの国の色んな意味でのレベルアップです。
- 技術的なレベルアップ(足元やパス、視野の広さとか成長している)
- 戦術的なレベルアップ(弱者の勝ち方が浸透している)
- 選手の多様性(海外育ちやミックスの存在)
この3点が、この数年で大きく変わった点に感じています。
ベトナムは、技術、戦術がもっとも洗練されていたが、反面、アジアらしい荒さが影を潜めた結果、3敗で予選敗退と言うのは皮肉とも言える。
イラクは、技術、戦術ともに洗練されていたが、実はイラク代表監督が曲者かも知れません。
選手としては華々しい経歴はないけど、指導者としてはスペイン等でしっかりと経験を積み、スペイン代表チームのアシスタントも務め、2022年にイラク代表の監督に就任しています。
監督業は初めてらしいが、日本の弱点の分析、布陣や選手交代への対応など、今大会の日本戦に限れば「完璧」だったような気がします。
今大会後には、リーガとかプレミアのクラブから招聘されるような気がします。
インドネシアは、個人的には一番「選手の多様性」を感じました。
インドネシア生まれインドネシア育ちだけではなく、インドネシアにルーツがある選手が選出されており、フィジカル面ではかつてのインドネシアとは段違いでした。
だた、技術と戦術の面では、まだまだといった感じでした。
たぶん、テヨン監督的にも、イメージ通りとはいかなかったのではないかと。
何にせよ・・・
この先にくる「ワールドカップ予選」はやはりシンドイ戦いになりそうだな・・・と。
やっぱりFWだな!の上田綺世がやってくれる!!
インドネシア戦は残念ながら最後のゴールはオウンゴール扱いとなり、ハットトリックとはなりませんでしたが、やはり、上田のシュートは破壊力抜群です。
1点目のPKも見るからに重そうな弾道でした。
そして3点目!
打った後に、ゲストの小野が「あそこで打つんだ、やっぱりFWだな~」と言って関心していましたが、あれこそが上田綺世の真骨頂!
久しぶりに腰がグルッと回り込んで放つシュートを見れて懐かしかったです。
アジアの頂点までは難敵揃いですが・・・
上田綺世がやってくれる!
ので、森保監督、バンバン起用してくださいね。
ねぇ、海舟・・・まずは鹿島に帰って来てね!
大会前に危惧した通り、我がアントラーズの佐野海舟は、ヨーロッパ各国クラブのスカウト陣にしっかりとマークされてしまった。
もはや、近い将来の海外移籍は間違いないだろう。
それは、彼自身の将来のためにも良い事だと思う。
・・・思うのだが・・・
ピトゥカが予定通りに去ってしまった鹿島としては、少なくても夏までは佐野に居て貰わないと困ります。
それと、新監督ポポヴィッチの頭の中を、もっとも良く知る選手としても、チームに戻って還元してくれないと困るだよ・・・。
頼むね、海舟。
まとめ
グループ予選3試合全て失点するとは、正直、選手も監督も思っていなかったに違いありません。
ですが、現実には全ての試合で敢え無く失点。
しかも、アンラッキーと言うより、ちゃんと崩された失点もあった訳であり、今後のための良い教訓としてくることを切に願います。
なんせラウンド16からは一発勝負ですからね!
アジアの頂点まであと4つ!
しつこいとは思いますが・・・
上田綺世がやってくれる!
頑張れ日本代表!
怪我には気を付けて!!
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