2024年1月21日、2024年の鹿島の新体制発表会をライブで視聴しました。
今年の配信は、新加入選手やポポ監督のサッカー感を知りたいという気持ちと、2つの期待を胸に抱きつつ視聴していました。
今年の体制について、FDが自ら語るのではないか?
サプライズで新加入選手の発表があるのではないか?
どちらの期待も空振りに終わりました。
こういう場で、FDが自らの言葉で方針を語るのも良いと思うのだがなぁ・・・。
しかしながら、ポポ監督のインタビューでは、監督の人柄だけではなく、サッカーへの向き合い方を聞くことが出来て、この人は想像以上に共闘できる監督なのではないか?と言う想いを強く持てました。
そして・・・
それ以上に心にズシーンと響いたのは、新キャプテン柴崎の覚悟を聞けたことでした。
鹿島の10番を空き番にしてはいけない・・・
鹿島が鹿島であり続けるための、大切な数年間が始まるのだと思いました。
新体制発表会はアーカイブで誰でも視聴可能
ライブ配信自体は会員限定でしたが・・・
配信後、あまり時をおかずに一般公開されました。
まあ、変にプレミア感を出さないのでしょうが、知人のSOCIO会員の方は抽選に外れて悶々としてながらも、配信は会員限定だからと自身を慰めてましたが・・・
直ぐに一般公開されてしまい、SOCIOの意味って・・・と嘆いていました。
たぶん、鹿島サポはほぼ誰もが視聴されると思うので、私が改めて書くまでもないとは思うのですが・・・。
でも、2人の漢の言葉を、備忘録として残しておきたいと思います。
ポポ監督の言葉はジーコのフットボールへの考えと同じ
監督のインタビューは1:14:48~です。
就任後、会見やインタビューを聞いたり、様々なメディアに掲載されている監督の言葉を聞いて感じていたのだが、ジーコが常日頃から口にしている、フットボールに対し、真摯に向き合うことをポポ監督も口にしていると思いました。
特に、司会の名良橋がポポ監督へのインタビューにおいて、サポーターは今年の戦いを注目期待しているので、今シーズンへの思いを聞かせてください!
と問いかけたことに対し監督は・・・
- ピッチに立ったら全てを出し切って~
- 家に帰って・・・後悔しない~
- 全力を出し切った姿を見て貰えるような~
当たり前ことだけど、この当たり前すぎることを、きちんと言葉にしてくれることが、どれほどプレーする側にとっても、サポートする側にとっても重要なことか・・・。
本当にありがたいと思いました。
監督の伝える姿勢
前任の岩政監督も伝える力は凄かったと思います。
特に言語化できないような事までも巧みに言葉にして伝える力は、選手達も凄いと言っていました。
一方、ポポ監督は当たり前だけど日本語が出来ません。
それにも関わらず、話を聞いている人に耳を傾けさせることが出来ます。
その理由は、おそらく表情だったり、顔の向き合わせ方だと思います。
(名良さんが言ってたように目力もあるとは思いますが・・・)
共通の言語では話せないからこそ、常に一人ではなく、多数に向けて話、1人でも2人でも良いから言葉が届くように、目の前にある「相手の顔」を見渡しながら、相手の表情や仕草を見ながら、話していると思いました。
この技は、簡単なようで簡単ではないと思います。
岩政さんも、ベトナムで監督をして、日本語が直に伝わらない選手にどうやって自分の考えを伝えるのか試行錯誤したら、さらに指導者として変化するのかも知れないと感じました。
鹿島の10番
26:28~始まる、新キャプテン柴崎のインタビューは、酒を飲みながら気楽に聞いていましたが、思わず、姿勢を正してしまうような内容でした。
背番号は単なる数字だし、背番号が点を獲る訳でも、背番号が点を防いでくれる訳でもありません。
でも、単なる数字であるはずの背番号を、ある種の漢が背負うと、チームに一つの文化を生まれさせたり、個性豊かな選手を1つにまとめ上げたり、ひいてはチームにタイトルへもたらしたりするのを、鹿島を応援してきた30数年の中で何度も観てきました。
鹿島の10番は、背番号が固定制になって以降、ずいぶんと長いこと2人の漢が背負い続けてきました。
ビスマルクと本山
この2人の後を継ぎ、2016年から柴崎は10番を背負った訳ですが・・・。
その後の10番の扱われ方に考えることがあったのか?
それとも自身が僅か1年で10番を脱いだことに何かしら思いがあったのか?
2023年に10番を背負っていた荒木がFC東京へ期限付き移籍となって、空き番となる10番に対して・・・
- 新時代の子に付けて欲しい
- 年齢的にも考えた
- だから一度は2024年は空き番で行くことになった
- 新体制で10番が空き番と言うのはどうなのか?
(私には鹿島の10番を空き番で良いのか?と聞こえた)
柴崎が脱いで以降、2017年と2020-21年の3年は空き番、それ以外の年は、半年か1年で変更となっている。
本山を尊敬し、慕う、柴崎からすれば、若い選手が憧れる鹿島の10番の姿を取り戻すことが、先輩達への恩返しになると考えているのだろうか。
自分が想像していた以上に、深く、強く、鹿島アントラーズの今後について考え、実際に行動に移した「漢の覚悟」を、応援でサポートしつつ見届けたいと思いました。
まとめ
新体制発表会も終わり、毎年恒例の宮崎合宿が始まる。
いよいよ実戦形式の練習も増え、週末には練習試合も組まれている。
また、社長がまだ交渉中の選手がいると話していたので、新加入も、たぶん、あるのだろう?
2024年のアントラーズが、真の姿を見せる日が楽しみです。
色んな意見はあると思うが・・・
私は、1年間信じて応援します。
頑張れアントラーズ!
アントラーズを
カシマスタジアムで応援しよう!!
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