lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2023年ルヴァン準々決勝第2戦(敗戦)鹿島VS 名古屋戦!またタイトルを失った!!~



2023年9月10日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムに名古屋グランパスを迎え、2023年ルヴァン準々決勝第2戦を戦いました。

第1戦、鹿島は名古屋を押し込んで先制し、終了間際まで優位に試合を進めましたが、最後の最後にルーキーに手痛い一撃を喰らって引分けとなりました。

嫌な空気のまま迎えた第2戦でしたが、ベンチに「柴崎」が入ることで、スタジアムの熱量を上げ、鹿島ペースにしようと監督は目論んだと思いますが・・・。

残念ながら、第1戦で失ったリズムは戻りませんでした。

2023年ルヴァン準々決勝第2戦(敗戦)鹿島VS 名古屋戦の記録です。

 

2023年ルヴァン準々決勝第2戦(敗戦)鹿島VS 名古屋戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 1-2 名古屋
  前半3分 中島 大嘉
後半6分 仲間 隼斗
  延長後半14分 吉田 温紀

 

スターティングと交代メンバー

GK29 早川 友基 
DF2 安西 幸輝
5 関川 郁万
28 溝口 修平 ⇒後半0分20 柴崎 岳
55 植田 直通

MF14 樋口 雄太 ⇒後半20分13 知念 慶
21 ディエゴ ピトゥカ ⇒延後半13分22 広瀬 陸斗
25 佐野 海舟
33 仲間 隼斗 ⇒後半27分15 藤井 智也
FW27 松村 優太 ⇒延前半10分8 土居 聖真
40 鈴木 優磨

流行り病や負傷などの影響で、メンバー選択が難しいのでしょう。
それでも・・・
本当に「今・ベスト」の選手で構成しているのだろうか?

疑問に感じざるを得ない、選手達の身体のキレだった。

 

2023年ルヴァン準々決勝第2戦(敗戦)鹿島VS 名古屋戦の動画ハイライト

ハイライトでは判り難いが、試合の入りに失敗したのは残念だった。
ここ一番の試合で失敗するとはなぁ。

後半頭から柴崎を投入。
アシストと言う結果を出したのは良かったが、チームを勝たせるという結果には繋がらなかったのは残念。

それにしてもだ・・・
ルーキーに記念ゴールを献上する癖はなんとかならんのか?

【ハイライト】鹿島アントラーズ×名古屋グランパス 「2023JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第2戦」 - YouTube

 

2023年ルヴァン準々決勝第2戦(敗戦)鹿島VS 名古屋戦の試合内容と感想

第1戦でスタメン組が引いた後のグダグダ感と同点弾を決められた嫌な空気は、ベンチに柴崎が入ったことで一掃された。

ホームだし勝てると思ったのだが・・・。

 

前半総括:よりによってこの試合でこの出だしはないよ・・・

試合前はフワついた感じはしなかったのだが、何か、妙な気合が入ってしまったのか?
チームとしてグダグダで、個々の身体のキレも悪く、あっという間に先制点を献上してしまった。

続く6分には早川がチームを救うセーブを見せますがしたが、歯車はなかなか元に戻らずサッカーにならない状態が続きます。

それでも、飲水タイム後にトップに入れた松村とサイドの仲間を入れ替えると、ようやく「小さな溜め」が生れ、ベクトルが前を向くようになりました。

そして37分、完璧に崩して放った鈴木のヘッドをランゲラックが超ファンプレーで弾き出します。
このセーブが後々まで、アントラーズの選手の心に影を落とすことになります。

 

後半総括:流石の柴崎!でも、やはり早すぎだよね。

溝口に替えて後半頭から柴崎を投入。
すると6分。
ゴール方向を向いた状態で柴崎がボールを拾うと、仲間はそのタイミングでゴール方向へ動き始め、パスを受けるとそのままドリブルで相手陣内に切り込んでいき、シュートを放ち同点ゴールを決めました!

勢いはアントラーズ!

しかし、ランゲラックの守備範囲が気になるのか、シュートに力みがあって精度を欠く状態でした。
また、ゴール前まで何度か攻め込むが、これまたベストを探し過ぎてシュートを打てずに相手に寄せられてしまうシーンも多発しました。

 

延長総括:ピトゥカの涙が辛い

延長に入ってからも鹿島には思い切りが生れません。
いつも以上に、手堅く、手堅く攻める姿がもどかしい。
柴崎が時々縦にパスを入れるが、単発では決定機まで演出出来ません。

ついに、獅子奮迅の働きだったピトゥカが第1戦に続いて足を攣り交代し、その後にルーキーに決勝点を献上する始末・・・。

ピッチを去る際、辺りを憚らずに涙していたピトゥカの想いに応えることが出来なかったのが、何よりも辛い。

 

試合終了:タイトルを失ったのだからブーイングでいい

罵声はいけない。
個人を批難するのも違う。

でも、チームに対してはブーイングで良い。

タイトルを失ったのだから。
プロなんだから。
結果が出なかった事は否定しないといけない。

 

名古屋戦で感じたこと

ルヴァン準々決勝の2試合を通して感じたのは次の3点です。

  • 同じ事を繰り返すことを突き詰めて
  • 点を獲れる選手が欲しい
  • 鹿島のシュート意識

です。

 

同じ事を繰り返すことを突き詰めて

気を引き締めるとか、気合を入れるとか・・・

そんなレベルの話では無いと思う。

今回のルヴァンだけでも、第1戦の終了間際、第2戦の開始直後と終了間際、気を付けなくてはいけない時間帯に失点している。

ルヴァンだけではなく、近年、「要注意の時間帯」に失点を喰らうことが多いと感じます。

特に終了間際の失点は、長年アントラーズを見てきた身としては、もっとも「らしさ」が感じられません。

試合をコントロールして、しっかりと勝利を掴む(勝点を掴む)。
その文化が最も薄れているのではないだろうか?

痛みを伴うレベルで突き詰めないと改善は難しいのでは。

 

点を獲れる選手が欲しい

チャンスを狙い続け、一撃で仕留める狩人のようなFWが必要だ。
知念にしても垣田にしても、素質はあるはずだが活かされていない。

もしかすると、アントラーズではFWに求められるタスクが多すぎて、知らずに牙を抜かれているのだろうか?

攻守での貢献は必要だけど、FWたるもの、常に貪欲にゴールを目指していて欲しい。

敢えて言うならば、松村はかなり「貪欲」だが、反面、チームの守備でのタスクが「不完全」なように感じる時もあります。

その分、ゴール前に飛び出していく機会が他の選手より多いのは、ちょっとした皮肉なのかも知れません。

ただ・・・
残念ながら、シュートもクロスもイマイチ精度が悪い。

結局のところ、鈴木優磨が機能しないと点の匂いがしなくなる前線を、シーズン通して変えることが出来ていないのが今シーズンの問題点だと思う。

 

鹿島のシュート意識

サイドからサイド、そしてまたサイドへ・・・
といった感じでボールを動かす癖がアントラーズにはある。

それを打破するためなのか、ルヴァンの第2戦では後半27分から延長前半10分までの間は、両サイドを藤井と松村にすることで、ファーストチョイスがパス回しではなく、裏抜け&ドリブルにしたのは、結果は出なかったが面白い試みだったと思う。

ただ、残念なのは、2人ともクロスやシュートの精度が今一つであり、決定機が作れなかったのは残念だった。

それとは別に、気になったのは鹿島の選手のペナルティ内における変な緊張感だ。
ボールを受けてもシュート体制に入らず、他の人へパスを回すシーンが散見された。

特にルヴァン第2戦では、前半に鈴木のヘッドをランゲラックがファインセーブしたこともあり、鹿島の選手達は「強く蹴らない」と入らない、または「隅を狙わないと」入らない、そう思い込んでしまったように思いました。

数打ちゃ・・・ではないけど、冷静に、的確に、ゴールへパスし続ければ、何かが起きる可能性もあるのだが、昨日のシュートは力が入りすぎて夜空へ飛び出すシュートが本当に多かったのは残念です。

今のメンバーだとカイキのゴール前での落ち着きと、シュート精度は捨てがたいものがあるのだが、どうしてメンバーに入れなかったのかなぁ・・・。

第1戦の印象が良くなかったのかな。

 

次の試合はJ1第27節・C大阪戦です!

相手は好調のセレッソである。
しかも前節はフロンターレに3-0で勝利。
前々節は名古屋に3-1で勝利。

間違いなくやっかいな相手である。

しかし、ここで負けたら、本当にシーズンが終わってしまう。

最後まで可能性を信じて「共に闘う」ためには、次のセレッソ戦、その次のマリノス戦と、連勝するしかありません。

ルヴァンでの敗戦での唯一の光明は、柴崎がやはり別格なのが判ったことだ。

もっとも・・・

彼を今シーズンやり続けてきた戦術に組み込むのか?
それとも彼に合わせた布陣と選手を選ぶことにするのか?

今シーズン、そして来シーズン、鹿島がどうしたいのかがぼんやりと見えてくるような気がします。

 

まとめ 

タイトルを失ったのは本当に残念だ。

2022年天皇杯準決勝での甲府戦、2023年天皇杯3回戦での甲府戦、そして2023年ルヴァン準々決勝での名古屋戦・・・。

このチームは、タイトルを失った痛みを、経験値にすることは出来ているのだろうか?
もっとも、そのためにこそ、タイトルを獲る喜びと同じくらいに、タイトルを失った悔しさを知っている選手達を、揃えたのだと思うのですが・・・。

リーグ戦を獲らないと、国内では7年間も無冠となる。
タイトルを獲る続けることで創り上げた文化を残せるかどうか、瀬戸際に来ていると思います。

 

勝つしかない
戦術とか布陣とかどうでもいい!
今はとにかく勝つしかないのだ!!

 

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