lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~改めて感謝を相馬前監督へ!いつかまたカシマスタジアムで!!~



2021年シーズン、J1をほぼ独走で優勝を果たした川崎フロンターレが、2021年天皇杯準決勝で、今シーズンでJ2へ降格する大分に「PK戦の末」敗退した。

その結果、天皇杯の優勝チームは、リーグ戦の3位以内のチームになる可能性は消滅し、鹿島アントラーズの2022年におけるACL出場権獲得の夢は潰えました。

川崎敗れる
鹿島のACLの夢潰える

このニュースに一両日とてもガッカリしていたのですが・・・
大切な事を思い出しました。

鹿島アントラーズに最後までACL出場権の夢を抱かせてくれた恩人に、ちゃんとお礼を言っていませんでした。

 

相馬直樹監督・・・

2021年シーズンにおいて、鹿島アントラーズの指揮をとって下さり本当にありがとうございました。

 

火中の栗を拾ってくれた相馬前監督には感謝しかない

2021年第9節、2点リードするも追いつかれて引分けに終わると、鹿島アントラーズは監督人事に鉈を振るいました。

ザーゴ監督解任、相馬コーチの監督昇格

監督昇格時点での成績は以下の通りでした。

8戦:2戦2分4敗10得点12失点
勝点8の15位/20チーム中

この時点で首位の川崎は勝点28で、遥か遠くを突き進んでいました。

 

このどん底のチームの指揮を引き受けてくれた相馬さんは、私がかつて相馬さんが鹿島の選手だったころに抱いたイメージそのものでした。

 

無口だけど、筋を通す、芯の強い漢

勝手ながら、私にとっての相馬さんは古武士のイメージです。

 

手始めはボロボロだった守備の立て直し!

守備の脆さは2020年シーズンからの課題でしたが、その欠点を上回る攻撃力と得点力を2021年には披露できる戦力が揃ったと・・・

エヴェラウドの残留による上田との2トップ、さらにはサントスのレギュラーであるピトゥカの獲得、補強ポイントだった直接FKの担い手となるカイキの獲得(獲得時にはFKが得意技との触れ込みだった)、川崎の牙城は厳しいけれど、タイトル奪還を目指せるだけの体制は整っていると、2021年年始には思っていました。

しかし・・・
コロナの所為とは言え、指揮官を含めてブラジル勢は軒並み来日が遅れた上に新戦力の来日の目途もたたず、来日してもコンディションは上がらず、スタートダッシュに躓くどころか倒れ伏して起き上がれない状態に陥ってしまい・・・

鹿島としては異例とも言える、シーズン序盤での監督解任となりました。

今にして思えば、2021年シーズン失敗の最大の原因は、期待のブラジル勢が力を発揮出来なかったことよりも、守備の脆さを改善出来なかったことだと思います。

水物である「攻撃」が機能しない時に、1-0や0-0で凌ぐことが出来なかった。

2020年からの課題が、結果として2021年に「凶」と出た感じでした。

 

この守備の脆さを、相馬監督は必死に立て直しを図りました。

この時、単にDFの選手を変えるとか発破を掛けるとかではなく、汗かき屋の小泉をトップ下に配置したりするなど、監督なりの「工夫」を凝らしたことで、アントラーズの守備は劇的に改善されていきました。

 

ザーゴ体制:1試合平均失点1.5
相馬体制:1試合平均失点0.8

 

本当に劇的な改善でした。

 

課題は対策されると打破出来ないこと

元凶だった守備は改善し、順調に勝利と勝点を積み上げていくのですが、暫くすると相馬体制での課題が見えてきました。

横浜FMなど自分たちのスタイルを貫くチームには快勝するのに、鳥栖や福岡など、鹿島の特徴に対策を講じられるとそれを打破出来ないばかりか、先制されるとそのままズルズルと時間だけが過ぎて敗れる・・・

そんな試合展開がシーズン中盤以降は目立つようになっていきました。

 

そして、この課題がルヴァンや天皇杯、そしてリーグ3位以内を手中に収めることが出来なかった最大の理由であり、来期以降の相馬体制に不安を感じさせた要因だったと思います。

因みに、エヴェラウドや上田がチャンスに点をきちんと取っていれば・・・と言う人も居ますが、仮にそうだとしたら「ザーゴ体制が続いていた」可能性が高いと思うので、私はその理由は違うのでは無いかと思います。

 

相馬体制での課題を打破するために・・・
現有戦力の状態や状況、強みを把握し、勝利(得点)のための最適解を導くことに長けているであろうレネ監督を招聘したのだと、私は理解しています。

 

アントラーズのレジェンドである相馬さんを大切に!

私にとって、相馬さんは「アントラーズ創設期のレジェンド」です。

1994年に大卒で加入すると瞬く間にアントラーズの左SBに君臨し、90年代の鹿島アントラーズの躍進を支えた一人となりました。

そしてなにより・・・
敬愛するジーコのJリーグにおけるラストゴールをアシストした人でもあります。

number.bunshun.jp

 

また、フランスワールドカップではSBで3戦出場しており、世界の実力を肌で感じたことのある貴重な指導者でもあります。

 

だからこそ・・・

今はお別れかも知れませんが、いつの日か必ず、カシマスタジアムに戻ってきて欲しいと心から願っています。

下の写真は18節の仙台戦において、後半アディショナル7分にアラーノのゴールでなんとか追いついたときの相馬さんのガッツポーズです。

でも・・・
次に相馬さんのガッツポーズを見るのは、タイトルを獲った時であって欲しい!

心からそう願います。

f:id:lands_end:20210621183401j:plain

2021年に見たガッツポーズは同点弾の時だったけど・・・

 

まとめ

退任の報道が流れてからちょっと時間が経ってしまったのですが、色々と考えることがあってなかなか感謝の記事をまとめることが出来ませんでした。

だって・・・
退任に際して色んな情報が流れるんだもの・・・。

でも、相馬直樹は間違いなくアントラーズのレジェンドです。

その点について思い返すことと、2021年シーズンに火中の栗を拾ってくれたことへのお礼を記事にすることに専念してまとめました。

一応・・・
誰も非難した内容にはなっていないはず!

 

相馬さん!
ありがとうございました。

また、カシマスタジアムで!!

 

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