2021年8月21日、2021-22プレミアリーグが始まりました。
90年代前半にブライトンに住んでいたので、ブライトンを応援するようになりましたが、自分が住んでいた頃のブライトンは本当に弱くて、ホームグランドすら地元に無い時期もあり、私は、強面のオッサン達と共に地方に遠征しながら応援していました。
そんな弱かったチームが、2016-17シーズンに2部で2位となりプレミア昇格を勝ち取ってからは、日本に居ながらにして映像を見ながら応援できることになり、時代は変わるものだなぁ・・・と。
1年でも長くプレミアで戦う姿を見せて欲しいと願いながら応援し続けて4年、正直、胃の痛くなるシーズンしかありませんでしたが・・・
5年目の今年はどうやら一味違うようです!
5年目のシーズン序盤、好調を維持するブラインド&ホーブ・アルビオンについて思うところをまとめておきます。
プレミアリーグ5年目(2021-22シーズン)序盤はブライトン好調!
7試合を終えて、勝点14の6位!
4勝2分1敗 8得点5失点
かつてない順調な滑り出しに驚きを隠せません。
しかし、この夏に前線の選手で大きな補強がされたニュースはなく、どちらかと言うと『中盤の選手の整理』をしている印象が強く、さらに期待の若手DFホワイトをアーセナルに引き抜かれ・・・。
今シーズンは、昨年以上に苦戦する日々だと観念していました。
しかし!
5年目を迎えたシーガルズは天高く舞い上がり、街に喜びをもたらしています!
2021-22シーズン序盤のブライトンの試合結果
動画ハイライトも併せて残しておきます。
第1節(8/14)アウェイBurnley戦
2-1で逆転勝ち
失点後の2つのピンチをポストとクロスバーに助けられましたが、失点したら万事休すだったと思う。
動画ハイライト↓
第2節(8/21)ホームWatford戦
2-0で完勝。
ダフィーが復活の先制ヘッドを決めた。
泣けた・・・。
動画ハイライト↓
第3節(8/28)ホームEverton戦
0-2で完敗。
昨年の悪い時のブライトンそのままだった。
チャンスは作るが決められず、耐えきれずに失点して敗戦。
動画ハイライト↓
第4節(9/11)アウェイBrentford戦
1-0の劇的勝利。
前半はいつやられてもおかしくない状態で、前節を引きずっていた。
引分けと思った終了間際にトロサードのゴールが決まって勝った!
昨年までは引分けが多かったパターンで勝てたことは大きい。
動画ハイライト↓
第5節(9/19)ホームLeicester City戦
2-1で苦手チームに勝ちきった!
ダフィーのヘッドがハンドを誘って先制、そしてウェルベックの技ありのヘッド。
終盤は、オフサイドで2回救われるながら、守備陣が耐えきった!
動画ハイライト↓
第6節(9/28)アウェイCrystal Palace戦
1-1の劇的ドロー!
ダービーの仇敵に対し、なかなか点が奪えなかったが、終了間際の相手シュートミスで助けられると、その後、終了間際の相手GKのミスで追いついた!
動画ハイライト↓
第7節(10/2)ホームArsenal戦
0-0の勿体ないドロー。
アーセナル相手にチャンスを何度も得るが決めきれず。
ホームなので勝ちきりたかった。
富安の調子は今一つでした。
動画ハイライト↓
続いて、如何にこの状態が凄い事なのか・・・
過去のシーズンと比較してみます。
ブライトンの過去4シーズンの結果
4年間の成績を並べてみる。
- 2017-18シーズン/勝点40/15位9勝13分16敗 34得点54失点
- 2018-19シーズン/勝点36/17位9勝9分20敗 35得点60失点
- 2019-20シーズン/勝点41/15位9勝14分15敗 39得点54失点
- 2020-21シーズン/勝点41/16位9勝14分15敗 40得点46失点
2019-20シーズンからポッター監督が率いています。
ポッター監督になってからは、『引分け』が増えていました。
それと『攻撃への意識』も、最初の2年よりも増えていました。
ただし、『順位と言う結果』には繋がっていませんでした。
それが、今シーズンは僅か7戦とは言え結果が出ています。
2021-22シーズンのブライトンが好調な理由!
7戦を観て、私が感じた今までとの違いを4つ並べておきます。
好調の原因その1 開幕戦の逆転勝利
開幕戦のバーンリー戦前半は、昨年のボロボロの時のブライトンのママだった。
前半2分に失点し、その後もタコ殴り状態で、ポストとクロスに救われること2回・・・。
どちらかが決まっていたら、どん底のママだったかも知れません。
しかし、決して簡単ではないシュートが2発決まって逆転勝ちを収めたことで、潮目が変わったように思います。
好調の原因その2 ダフィーの復活!
昨シーズンはセルティックにレンタルで出されたダフィーとは、正直、このままお別れかと思いました。ブライトンをプレミアへ引き上げた2人のCB、ダンクとダフィーのコンビが好きだったので寂しかったのですが、この男はグレードアップして戻ってきました。
昨年33試合に出場しているホワイトを、アーセナルに引っこ抜かれた怪我の功名と言えなくもありませんが、ダフィーとダンクのコンビがブライトンの最終ラインを牽引しているのは間違いありません。
第2節では先制のヘッドまで決めています。
この先もダンクと2人で身体を張って欲しいです。
好調の原因その3 第4節の勝利!
第3節のホームエヴァートン戦は、昨年のダメな時のブライトンでした。チャンスはあるけど決めきれず、粘り切れずに失点して敗退。
そして第4節のブレントフォード戦もその悪い流れを断ち切れず、前半はボコボコにされましたが、相手のシュートミスもあって凌ぐと・・・
終了間際にトロサードのスーパーゴールが決まって勝利を得ました!
ズルズルといきそうだったチームの状態を、再浮上させた重要な勝利でした!!
好調の原因その4 ちゃんと点が入ること!
昨年まではとにかくチャンスは作るけど、点を決められないことにイライラしました。
ちゃんとした点取り屋(引退したマーレー)のような選手を獲得して欲しいといつもブログに書いていましたが・・・
今年は、欲しい時に何とか点が獲れている印象です。
少なくとも、昨年1年間で8点だったモペーが既に4点獲っています。
このまま、継続して欲しいです。
好調の原因番外編 ボスの髭!
暫くはボスは髭を剃ってはいかん!
ゲンを担ぐではないけど、連敗でも喫しない限りはそのまま髭を蓄えていてください!!
今後のブライトンについて
序盤は最高のスタートとなったブライトンですが、今後に向けて気になる点がいくつかあります。
良い点と悪い点を1つずつ上げておきます。
ランプティの帰還!
ようやく怪我も癒え、戦列に復帰してきました。
左にククレジャ、右にランプティ・・・
この両輪がフル回転すれば、ブライトンの攻撃の勢いはさらに強まると考えています。
相手にとっては、どちらのサイドも気が抜けない訳ですから・・・。
得点は水物だからこそ勢いを!
第6節のクリスタル戦、第7節のアーセナル戦と、チャンスは作れども点を決めきれず、敢え無く2戦連続ドローになっています。
点が獲れなければ昨年までのようにドローが増えてしまい、勝点が伸びないことに繋がってしまいますので、次節・第8節のノーウィッチ戦はとても重要です。
相手は1分6敗で最下位に沈んでいるチームです。
キッチリと得点を重ねて勝利することで、再び、シーガルズの飛翔に勢いが出ると思います!
まとめ
プレミアリーグを観ていて思うのは、早くJリーグでも声を出して応援したいと言うことです。
声を出せようになると、当然、罵声も飛び交うだろうけど、それでもホームでサポータが出す声は、チームの背中を力強く押すはずだから。
プレミアリーグ5年目の航海は、予想以上の素晴らしい滑り出しになりました。
あまり浮かれ過ぎず、1戦1戦、しっかりと応援していきたいと思います。
街に笑顔をSeagulls!
期待してるぜブライトン!!
Go for it! The Seagulls!!
I'm rooting for the Brighton & Hove Albion from Japan!!
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