2019年12月21日、ブライトンはホームにシェフィールドUを迎え、2019-20プレミアリーグの第18節を戦いました。
前節、ライバルのクリスタル・パレス相手に勝ち点1を積み上げ、年内に目標としていた勝ち点20に到達しました。
その上で、年内に行われる第20節まで残り3試合。
ここからどれだけ勝ち点を積み上げられるか?そのためにはシェフィールドとのホームでの試合が重要だったのですが・・・
懸念していた決定力不足と守備の脆さが一編に露呈されてしまった。
2019-20プレミアリーグ第18節・ブライトンVS シェフィールドU戦の記録を残しておきます。
- 2019-20プレミアリーグ第18節・ブライトンVS シェフィールドU戦の試合結果
- 2019-20シーズン・プレミアリーグ第18節終了時の順位
- 2019-20プレミアリーグ第19節、BHAFCはトテナムのホームに乗り込みます!
- ブライトンの今後の日程について
- まとめ
2019-20プレミアリーグ第18節・ブライトンVS シェフィールドU戦の試合結果
ブライトン0-1 シェフィールドU
前半23分:オリバー・マクバーニー
ホームで敗戦は痛いよ・・・。
金星を幾らとっても・・・
厳しいシーズンになるよ。
2019-20プレミアリーグ第18節・ブライトンVS シェフィールドU戦の試合内容のまとめ
ミスだらけの守備、枠に決まらないシュート・・・
これでは勝利は難しい。
前半総括、正直、よく1失点で済んだという印象です。
失点したシーンも、ウェブスターとダンクで挟んでおきながら決められている。
攻めてもチャンスらしいチャンスを作れず・・・。
どのようにして後半に修正するのか注目していました。
後半総括、手は打った。監督としてやるべきことはやった。
トップと中盤を1枚ずつ後半開始から変えたし、後半11分にはDFを1枚減らしてFWを投入したけどこの日のブライトンの攻撃は機能しませんでした。
そして守備も立て直せないまま。
90分で1失点は奇跡に等しい。
3・4失点してもおかしくなかった。
2019-20プレミアリーグ第18節・ブライトンVS シェフィールドU戦のデータと感想
ブライトンVSシェフィールドU戦の試合データは以下の通りです。
- ボール支配率はブライトンが69%で、クリスタル・パレス 31%
- シュート数ブライトン8、クリスタル・パレス 6
- CKはブライトン4、クリスタル・パレス 3
- クロスはブライトン25、クリスタル・パレス 10
- カウンターはブライトン0、クリスタル・パレス 2
ブライトンのシュートは8本中2本が枠内、シェフィールドUは6本中2本が枠内。
データ上はブライトンが優勢ですが、試合を観ていた印象としてはブライトンはボロボロでした。
マーチの怪我による離脱が響いているように思います。
2019-20プレミアリーグ第18節・ブライトンVS シェフィールドU戦のハイライト動画はこちら
ハイライトを観れば、よくぞ1失点で済んだと言う意味が分かって頂けるかと・・・。
本当は、こういう試合を、なんとか引分けに持ち込めると上位に進出出来るのだが・・・。
2019-20プレミアリーグ第18節・ブライトンVS シェフィールドU戦を見て感じたこと
この数試合、ずっと書いてきた「決定力不足」に加え、この日は、シーズン当初から懸念材料として取り上げている「守備の緩さ」まで露呈、盆と正月が一緒にやって来てしまった。
この、今年の2大欠点ですが、この日の試合に限っては「守備の問題」の方がより目につきました。
先日のクリスタル戦後の記事では、「絶対に守備的に戻る必要はない」と書きましたが、それでも限度と言うものはある。
とにかく、この日の守備は軽すぎるし、気持ちが入っていない。
先日、引退しましたが、闘莉王のような男がこのチームには必要です。
だって、ミスしてもチーム内で誰も叱責しないし、どこか他人事みたいに見えるのがとても気になります。
本気で勝ちたいのなら、試合中でもチームメイトでやりあうと思うのだが・・・。
心配です。
2019-20シーズン・プレミアリーグ第18節終了時の順位
第18節終了時点で勝ち点20の13位!
まだまだ大混戦は続いています。
2019-20プレミアリーグ第19節、BHAFCはトテナムのホームに乗り込みます!
■2019年12月26日(木) 21:30キックオフ(日本時間)
第8節にホームにトテナムを迎えた際は、思いもよらぬ3-0で完勝しました。
開幕戦以来、勝利に見離されていたブライトンだったので、ようやく手にした2勝目が強豪からということもあり、テレビの前で狂喜乱舞したことを覚えています。
対戦相手のトテナムについて
今シーズンは波に乗れずに苦戦しているトテナムですが、間違いなく戦力はブライトンよりも上です。
2017-18シーズン
トテナム 3位/23勝8分7敗/勝点77/得点74失点36
ブライトン 15位/9勝13分16敗/勝点40/得点34失点54
2018-19シーズン
トテナム 4位/23勝2分13敗/勝点71/得点67失点39
ブライトン 17位9勝9分20敗/勝点36/得点35失点60
とにかく破壊力抜群なので、シェフィールド戦のような緩い守備をしていては、勝利は覚束ないです。
ブライトンとトテナムの対戦前の順位と状態
両チームの現在の順位と状況は以下の通りです。
トテナム 7位(勝点26) 7勝5分6敗 32得点26失点
ブライトン 13位(勝点20) 5勝5分8敗 21得点26失点
トテナムの直近5試合は、○●○○●
ブライトンの直近5試合は、●○△△●
ブライトンとトテナムの失点数は同じですが、違うのは得点数。
ブライトンの守備が奮戦して1点以内に抑えられ、かつシュート決定率が高い試合になれば、勝ち点を手に出来ると思います。
ブライトンとトテナムの過去3年の対戦成績
プレミア昇格後の2シーズンの印象は悪かったのですが、今シーズンのホームでの勝利が嫌な思いを吹き飛ばしてくれました。
直近3年間5戦:1勝1分3敗
相性は良くないけど、今年のトテナムは波に乗り切れないので、チャンスはある!
2019-20シーズン 対トテナム 1戦1勝
苦手な相手・・・という印象を吹き飛ばす快勝でした。
願わくば、ダブルを達成して欲しい!
第8節(ホーム)3-0で勝利
モペーとコノリーが躍動しました。
この試合が、ポッター体制でのベスト試合かも知れません。
「攻撃は最大の防御なり」
そして・・・
ライアンがこの試合でも神懸かり的なセーブをしてチームを救っていました。
尚、トテナムの正GKロリアンはこの試合で負傷し、未だ復帰していません。
肘の怪我だそうなので、後遺症が出ないと良いのですが。
2018-19シーズン 対トテナム 2戦2敗
勝てるしたら第6節だったと思う。
この頃のブライトンの戦い方はとてもハッキリしていた。
戦術は2つ。ライアン&マレー。
ライアンで守りに守って、ワンチャンスでマレーが仕留める。
面白味も、成長の可能性も薄い戦術でしたが、今のチームに比べれば、選手は戦いやすかったのではないでしょうか。
第6節(ホーム)1-2で敗戦
この試合は何度も勝利の女神のスカートの裾は掴みかけました。
ですが、肝心の最後の詰めが甘く。
スルリと女神は逃げていきました。
第33節(アウェイ)0-1で敗戦
本来は4月上旬に行われるはずでしたが、ブライトンがFAカップを準決勝まで快進撃を続けた結果、グチャグチャの日程となり、残留争いの真っただ中の4月下旬に組み込まれて心配しました。
試合は敗れたものの、いい意味での緊張感を持続させる結果となったのかも知れません。
2017-18シーズン 対トテナム 2戦1分1敗
第35節のホームの雰囲気は本当に凄かった。
サポーターが後押しするってのは、ああいう試合を言うのだろう。
第17節(アウェイ)0-2で敗戦
第15節のリヴァプールに1-5の大敗。翌節はハダーズに0-2、そしてトテナムにも敗れ3連敗。
しかもチームは第12節から6戦勝ちなし(2分4敗)と、プレミア一年生にとっては地獄の日々でした。
よくぞあの状態から持ち直して残留したものです。
第35節 (ホーム)1-1で引分
残留争いの真っただ中で迎えた試合でした。しかもこの試合の前、直近4試合は勝ちなし(1分3敗)でした。
それでも、チームを後押しするサポーターの熱気が凄かった。
後半開始早々に失点しても、直後にPKをゲット!グロスのシュートはGKに読まれますが、アレはサポーターの熱が力を加えてゴールへ吸い込まれたと思います。
ホームで強豪から得た貴重な勝ち点1がチームを生き返らせ、アウェイでバーンリーに引分け、ホームでマンUから金星を上げて残留へと繋がりました。
ブライトンとトテナムの過去の全対戦成績
初めての対戦は1903年10月24日のSouthern Leagueでの試合です。
2-2の引分けに終わっています。
その試合を含め両チームは過去に29試合対戦しています。
ブライトン7勝
トテナム 14勝
引分け8
1983年4月2日、League Division Oneにおいて2-1で勝利して以来、6戦勝利なし(1分5敗)でしたが、見事に負の連鎖を断ち切ることに成功しました。
ブライトンの今後の日程について
年末年始の地獄の連戦に突入します。
本当に、なんでプレミアってこんな日程なのかしら?
これこそ、「ブラ〇ク企業」ではないかと・・・。
18節から中4日で第19節、なんと中1日で第20節、中3日で第21節・・・。
21日から11日間で4試合です。
正月の高校サッカー並みのタイトなスケジュール・・・。
冷静にブライトンの戦力を考えると、
第20節のボーンマス戦に全力を注ぐべきなのかも。
- (終了)第18節 12月21日(土) 24:00 VS シェフィールド・U(ホーム)
- 第19節 12月26日(木) 21:30 VS トッテナム(アウェイ)
- 第20節 12月28日(土) 21:30 VS ボーンマス(ホーム)
- 第21節 1月1日(水) 21:30 VS チェルシー(ホーム)
- 第22節 1月11日(土)24:00 VS エヴァートン(アウェイ)
- 第23節 1月18日(土) 24:00 VS アストン・ヴィラ(ホーム)
- 第24節 1月21日(火) 28:30 VS ボーンマス(アウェイ)
- 第25節 2月1日(土)24:00 VSウェストハムU(アウェイ)
- 第26節 2月8日(土)24:00 VSワトフォード(ホーム)
- 第27節 2月22日(土)24:00 VS シェフィールド・U(アウェイ)
- 第28節 2月29日(土)24:00 VS クリスタル・パレス(ホーム)
※カップ戦の状況次第では日時が変更になることもあり。
まとめ
年末年始の連戦を如何に戦うか・・・
そして、僅か10日間ですが、第21節から22節の間の休暇をどう使うか?
昨年は、たぶんこの年始の調整に失敗したのだろう。
- 身体のメンテナンス
- モチベーションの整え方
- そして補強
今年は、抜かりなく行って、後半戦にダッシュを決めて欲しい。
羽ばたき続けろSeagulls!
勝利を目指せブライトン!!
Go for it! The Seagulls!!
I'm rooting for the Brighton & Hove Albion from Japan!!
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