2019年12月26日、ブライトンはトテナムのホームに乗り込み、2019-20プレミアリーグの第19節を戦いました。
イングランドでは、年末年始のスケジュールがいつもタイトになり、ブライトンはどうもこの時期の乗り越え方が下手だと思います。
プレミアでの2シーズン、年が明けるといつも調子を崩し、残留争いにドップリと浸かる印象です。その打破のためには、勝利が一番と思っていたのですが・・・。
なんとも勿体ない敗戦となり、より心配が深まる結果となりました。
2019-20プレミアリーグ第19節(アウェイ)ブライトンVS トテナム戦の記録を残しておきます。
- 2019-20プレミアリーグ第19節(アウェイ)ブライトンVS トテナム戦の試合結果
- 2019-20シーズン・プレミアリーグ第19節終了時の順位
- 2019-20プレミアリーグ第20節、BHAFCはホームにAFCボーンマウスを迎えます!
- ブライトンの今後の日程について
- まとめ
2019-20プレミアリーグ第19節(アウェイ)ブライトンVS トテナム戦の試合結果
ブライトン1-2 トテナム
前半37分:アダム・ウェブスター
後半8分:ハリー・ケイン
後半27分:デレ・アリ
ブライトンは、ほぼベストメンバーで戦いました。
この後、中1日で第20節・ボーンマウス戦がありますが、チームとしてはトテナム戦に照準を合わせたと言うことになるのでしょうか?
ならばこそ、せめて引き分けたかった。
2019-20プレミアリーグ第19節(アウェイ)ブライトンVS トテナム戦の試合内容のまとめ
試合前の記事で書いていた展開の通りになってしまいました。
前半総括、ブライトンもトテナムも一進一退が続きますが、どちらかと言えばブライトンの方がチャンスは多く作っていました。
守備面では、ギリギリでオフサイドになり助かるケースもあった。
攻撃面では、懸念していた通り決定力が足らずに得点出来ない時間が続きますが、なんとか、FKにドンピシャでウェブスターが合わせて先制しました。
後半序盤、開始直後にコノリーがビッグチャンスを外したのが痛かった。このプレーが、たぶんサッカーの女神の機嫌を損ねた。
後半8分、ルーカスの突破を一度はウエブスターが引っ掛けるも、不運にもスティーブンスに当たってゴール前のケインの元へ・・・。ケインの強烈なシュートは一度はライアンが弾くも、そのこぼれ球は再び不運にも絶好球となって再びケインの足元へ。二度目はゴールへ打ち込まれて失点。
不運に見舞われては、強豪相手に勝つのは難しくなります。
同点後、試合の流れはトテナムへ。
後半27分、左右に振られて最後はDFが追いつけずに失点。シュートは上手かった。
終了間際、前掛りになるブライトンは何度もカウンターを喰らうが、ライアンを中心にDF陣が身体を張って気迫の守りを見せる。
試合終了、2点目が遠く、敗戦。
2019-20プレミアリーグ第19節(アウェイ)ブライトンVS トテナム戦のデータと感想
ブライトンVSトテナム戦の試合データは以下の通りです。
- ボール支配率はブライトンが46%で、トテナム 54%
- シュート数ブライトン11、トテナム 7
- CKはブライトン2、トテナム 9
- クロスはブライトン14、トテナム 20
- カウンターはブライトン2、トテナム 3
ブライトンはシュート11本中5本が枠内で、トテナムは7本中5本が枠内でした。
数多くのシュートチャンスを手にしたけど、試合の結果は1-2・・・。
前半に複数得点出来ていれば、間違いなくブライトンの勝利だったと思うだけに残念な試合となりました。
2019-20プレミアリーグ第19節(アウェイ)ブライトンVS トテナム戦のハイライト動画はこちら
なぜ、複数得点が出来ないのか・・・。
勿体ない試合でした。
2019-20プレミアリーグ第19節(アウェイ)ブライトンVS トテナム戦を見て感じたこと
ターンオーバーせずに主力を投じての敗戦は1敗以上の痛手である。
中1日で28日に行われる第20節と、元旦に行われる第21節のメンバーのやり繰りはどうなるのか?
年末年始の過密日程3試合の相手は、トテナム、ボーンマウス、チェルシーである。
ボーンマウス戦に戦力を集中し、勝ち点3を取るべきではなかったのか?
しかし、どんなメンバーで戦うにしても、チャンスを決めきる選手が居ないとこの先も勝ち点を伸ばすのは厳しそうだ。
冬の移籍市場で、チームはどんな動きを見せるのだろうか?
試合後に思いを巡らせたのは、こんなことでした。
2019-20シーズン・プレミアリーグ第19節終了時の順位
第19節終了時点で勝ち点20の15位!
(マンUと狼共の試合が終わってないが、ブライトンの順位には影響ない)
まずい!
降格圏の18位との差が「たったの2!」です。
まずい・・・非常に拙すぎる・・・。
2019-20プレミアリーグ第20節、BHAFCはホームにAFCボーンマウスを迎えます!
■2019年12月28日(土) 21:30キックオフ(日本時間)
スケジュールの関係で、折り返してからの今季初対戦です。
なんで、プレミアってこういう不思議な日程が多いのかしら?
対戦相手のAFCボーンマウスについて
AFCボーンマウスは、1890年創設の歴史あるチームですが、決して強豪チームではありませんでしたが、近年、ロシアの資本が入ってからは一気にチーム改革が進み、ブライトンに先んじて2015-16年シーズンからプレミアリーグに参加しています。
初年度は16位、2016-17年は9位でフィニッシュしています。
ブライトンが加入してからは以下の通り。
2017-18シーズン
ボーンマウス 12位/11勝11分16敗/勝点44/得点45失点61
ブライトン 15位/9勝13分16敗/勝点40/得点34失点54
2018-19シーズン
ボーンマウス 14位/13勝6分19敗/勝点45/得点56失点70
ブライトン 17位/9勝9分20敗/勝点36/得点35失点60
過去2年、両者の成績に大差はありませんが、ボーンマウスは残留争いに足を突っ込む一歩手前の辺りを彷徨っている印象です。
プレミア5年目の経験は、馬鹿には出来ないので注意が必要だと思います。
ブライトンとボーンマウスの対戦前の順位と状態
両チームの現在の順位と状況は以下の通りです。
ブライトン 15位(勝点20) 5勝5分9敗 22得点28失点
ボーンマウス 16位(勝点20) 5勝5分9敗 20得点26失点
ブライトンの直近5試合は、○△△●●
ボーンマウスの直近5試合は、●●○●△
今シーズンの成績も、やっぱり拮抗しています。
今年の団子状態のリーグ戦を考慮すると、ホームで勝てる相手には絶対に勝っておきたいところです。
ブライトンとボーンマウスの過去2年の対戦成績
実は、あまり相性が良くないです。
直近2年間4戦:1分3敗
昨年の第34節を思い出すと、今でも気持ちが悪くなります・・・。
2018-19シーズン 対ボーンマウス 2戦2敗
この年のボーンマウス戦はホームもアウェイも踏んだり蹴ったりでした。
第18節(アウェイ)0-2で敗戦
年末年始の試合だったので、このシーズンの得点頭であったマーレーをベンチスタートにして、控えの選手の奮起を促しました。
前半は彼らが躍動し、2回大きなチャンスを得ますが、どちらも決めきれません。
すると、あざ笑うかのようにアッサリと先制されてしまいます。
そして後半に事件は起きます。
後半17分、ブルックスをビスマが倒してカードが提示されます・・・ダンクに!
どんなに意義を唱えても取り消されずにプレーは続き、28分、今度は本当にダンクが足を掛けて倒してしまいカードが提示されます。1枚目なのに2枚目だから赤で退場!
本当に酷い判定だ!
と憤慨していたら、アッサリと2失点目を喫し、敗れてしまいました。
まあ、シュート8本中に枠内5本もありながら、1本も決められないのでは万事休す。
第34節(ホーム)0-5で敗戦
FAカップの準決勝でマンCに敗れてから1週間で迎えた、残留への正念場の試合で演じた、最悪の試合でした。
たぶん、この試合の結果を見て、チームは監督の更迭を決めていたのでしょう。
前半は、勝てると思える試合内容でした。
守備の緩さは気になるが、チャンスは何度も作っていましたから・・・。
33分に1失点しますが、十分に追いつけると考えていました。
しかし・・・
悪夢の後半45分間・・・途中で涙も止まりました。
後半10分に相手のスーパーゴール、25分にノッカートが退場、29分に悲しみの3失点目、37分に嘆きの4失点目、47分に苦笑いの5失点目・・・。
あまりの大敗に、むしろスッキリ感すら漂っていました。
2017-18シーズン 対ボーンマウス 2戦1分1敗
勝てそうで勝てない、そんな印象を持ったプレミア初年度でした。
第5節(アウェイ)1-2で敗戦
プレミア昇格前は堅守のブライトンなんて言われて、守備はプレミアでも大丈夫だと思ていたらとんでもなかった。1歩も2歩も寄せが遅れ、何度も危ないシーンを作られており、この日の試合も同じでした。
前半を0-0で凌いで、後半10分に先制したところまでは良かったのですが、その後が悪すぎた。
イングランド代表のFWをゴール前でフリーにするなど、負けるべくして負けた感じです。
ブライトンとしては前半にCKがいくつもあったのに、それを活かせなかったのは痛かったです。
第22節(ホーム)2-2で引分
この日の主役は良くも悪くもイスキエルド!
2アシスト、2決定機不発・・・。
前半の先制点は見事な崩しから、最後はイスキエルドのシュートミスらしきパスをノッカートが押し込んで先制。
後半の2点目は、見事なカウンターからマーレーが押し込んでいます。
しかし、相変わらずの守備の緩さがブライトンから勝ち点2を奪います。
何度もスーパーセーブをしていたライアンを、神は虐めます。
CKのこぼれ球が不運にも失点に繋がります。
まあ、守備陣の位置取りの悪さも問題と言えば問題でした。
ただ、最初に書いたように、イスキエルドが超決定機を何故か外さなければ、ブライトンの完勝でした。
ボーンマウスには相性が悪いかな?
そう感じたプレミア1年目でした。
ブライトンとトテナムの過去の全対戦成績
初めての対戦は1923年12月15日 ディビジョン3での試合でした。
0-1で負けています。
その試合を含めて両チームは過去に110回も対戦しています。ブライトンと同じ南部に位置するチームだけあって、対戦数は多くなっています。
ちなみにブライトンから車で2時間半程度、列車だと3~4時間。
ブライトン38勝
ボーンマウス 43勝
引分け29
実は、2008年1月1日のリーグ1で3-2で勝利して以来、10戦勝ち無し(4分6敗)でしたが、2019年1月5つのFAカップ3回戦において3-1で勝利を収めました。
その勢いでリーグ戦でも勝利すると気を吐いたのですが・・・まさかの0-5の惨敗になると思いませんでした。
なんにせよ最近は本当に相性が悪いけど、気にしていられません!
勝つしかない!
ブライトンの今後の日程について
年末年始の地獄の連戦1試合目は逆転負け。
こういう過密日程は、勢いで乗り越えたいのですが・・・。
次節のボーンマス戦は、ホームですしなんとしても勝ちたい!
- 第20節 12月28日(土) 21:30 VS ボーンマス(ホーム)
- 第21節 1月1日(水) 21:30 VS チェルシー(ホーム)
- 第22節 1月11日(土)24:00 VS エヴァートン(アウェイ)
- 第23節 1月18日(土) 24:00 VS アストン・ヴィラ(ホーム)
- 第24節 1月21日(火) 28:30 VS ボーンマス(アウェイ)
- 第25節 2月1日(土)24:00 VSウェストハムU(アウェイ)
- 第26節 2月8日(土)24:00 VSワトフォード(ホーム)
- 第27節 2月22日(土)24:00 VS シェフィールド・U(アウェイ)
- 第28節 2月29日(土)24:00 VS クリスタル・パレス(ホーム)
※カップ戦の状況次第では日時が変更になることもあり。
まとめ
このままだと降格圏に突入しそうで心配です。
尻に火が付いた状態で年越しは止めましょうよ・・・。
次節はなんとしても勝利して一年を終えて欲しい。
そして元旦のチェルシー戦で、ブライトン&ホーブの街を凱歌で包んで欲しい!
寒さに負けるなSeagulls!
ホームでは勝利をブライトン!!
Go for it! The Seagulls!!
I'm rooting for the Brighton & Hove Albion from Japan!!
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