2021年4月3日、鹿島アントラーズは浦和レッドダイヤモンズのホームに乗り込み、2021年J1リーグ第7節を戦います。
徳島をJ1に昇格させたリカルド監督を引き抜く形で新シーズンを迎えた浦和ですが、キャンプ中に昨年のチーム得点王だったレオナルドが中国へ移籍したり、10番を背負う選手の規律違反があるなど、落ち着かないままシーズンインとなり、結果的にスタートダッシュに失敗しています。
一方の鹿島も・・・失敗。
直近のルヴァンカップでは鹿島は快勝していますが、不安は払拭できていません。
色々と悩みが尽きない両チームの対戦はいつも激しく、熱いものになりますが、絶対に負けられません!
2021年J1第7節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦を前に思うことをまとめます。
2021年J1第7節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦の予想スターティングメンバー
鹿島の怪我人が多いのが気になります。
土居と和泉は出場は無理なので、そのカバーをどうするのか?
勝利を願うVS 浦和戦の予想スターティングラインナップ・・・。
ルヴァンでの福岡戦勝利を考慮してメンバーの入れ替えがあるのか・・・。
2トップは、エヴェラウドと上田
開幕以来の2トップ揃い踏みが見られるような気がします。
この2人でどうにもならないなら・・・・です。
2列目は、左に白崎、右に荒木
白崎と永戸のラインに期待しています。
右はアラーノではなく荒木!
ボランチは、三竿とレオ!
ルヴァンで素晴らしいプレーを見せてくれた舩橋は・・・流石にスタメンは無いかもしれないけど、途中出場で見たい気がします。
SBは左に永戸、右に小泉
ルヴァンで良いプレーを見せてくれた常本を右SBに据える手もあるけど・・・まずは小泉がファーストチョイスかな。
CBは、犬飼と町田
先日のU24アルゼンチン戦で見せたようなプレーを町田がしてくれれば!
GKは沖
ルヴァンでチームを鼓舞したスンテを見たい気もします。
でも、もうしばらくの間は、ザーゴは沖を選択しそうな気がします。
対戦相手の「浦和レッドダイヤモンズ」について
浦和にはちょっとした思い入れがあります。
福田が歩いてすぐの住んでいてとか、本吉や堀が在籍した鎌倉高校と縁があるなど、浦和のファンになっていたかも知れません。
オリジナル10の仲間である浦和との関係は、山あり谷ありです。
リーグ開幕からしばらくは鹿島が浦和を圧倒していましたが、2002年にオフトが監督に就任しブッフバルトに引き継がれた時代は鹿島は大苦戦を強いられました。
その後、鹿島が勢いを盛り返しパワーバランスは互角になりましたが、2012年頃から再び浦和が優勢になりました。
そのような劣勢の中で、鹿島が2016年のチャンピオンシップ第2戦で勝利してリーグタイトルを手にして鹿島が優位に立ちました。
そして、2018年後半から浦和が息を吹き返し、今は再びパワーバランスが均衡になっています。
このバランスをどちらが掴むのか!
今度の試合は、ある意味、重要な一戦になりそうです。
2020年度リーグ順位と成績
鹿島 5位/勝点59 18勝5分11敗 55得点44失点
浦和 10位/勝点46 13勝7分14敗 43得点56失点
上位に顔を出す気配はなく、元気ない様子が逆に心配になるほどでした。
2021年度リーグ第6節終了時の順位
浦和 13位/勝点5 1勝2分3敗 3得点11失点
鹿島 15位/勝点4 1勝1分3敗 5得点7失点
浦和は昨年から引き続き失点が多い印象です。
一方の鹿島は昨年から継続のはずの経験値が見られず苦戦してます。
2021年の浦和の戦力について
多くの加入選手がいますが、ほぼ新卒やユースからで、目を引くのは湘南から移籍してきた金子と大分から移籍の田中くらいだろうか・・・。
金子は昨年湘南で主に中盤で28試合出場(スタメン26)して2ゴール1アシストの結果を残しいます。
田中は昨年大分で主に前線で33試合出場(スタメン22)して8ゴール2アシストの結果を残しています。
どちらも活躍の可能性は「大」ですが・・・
退団した主力選手達の成績を考えると、補強が足りないように思います。
右SBを主戦場にしていた橋岡はベルギーへ。31試合出場(スタメン31)して1ゴール2アシスト。
中盤右サイドで活躍した長澤は名古屋へ。27試合出場(スタメン20)して1ゴール1アシスト。
前線右サイドで起用されたマルティノスは仙台へ。23試合出場(スタメン13)して4ゴール5アシスト。
チーム得点だったレオナルドは中国へ。28試合出場(スタメン18)して11ゴール3アシスト。
結局、一番の補強は徳島にJ1へ昇格させたリカルド監督なのだろうか?
油断してはいけないが・・・
チーム力として昨年から大きく変貌を遂げているようには思えません。
鹿島アントラーズと浦和レッドダイヤモンズの全対戦戦績
これまで81試合の対戦があります。
鹿島 39勝
浦和 28勝
引分 14
鹿島からみて120得点、99失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が48.1%です。
オリジナル10の仲間でもあるので対戦数は多いのですが、引分けが多いことからも判るように楽な試合は本当に少ない相手と言う印象です。
直近3年間の対戦成績
2018-20年 9戦:4勝2分3敗
※リーグだけだと3勝1分2敗です。
やや鹿島が優勢といった感じです。
2020年シーズンの鹿島の対浦和戦の記録
昨年はリーグのみでの対戦です。
2020年J1リーグ第4節(アウェイ)
公式戦5連敗中に迎えた浦和戦・・・敗退して6連敗になりました。
とにかく酷かった。
点が入らないどころか、シュートが殆ど枠に飛ばないのだから・・・。
2020年J1リーグ第30節(ホーム)
ACL出場権獲得を目指して必死に戦っていた頃の一戦です。
難敵の浦和にホームで4得点上げ、行けると思ったのですが・・・。
この試合は前半後半に上田が効果的に決めてくれて勝利を掴みました。
まとめ
エヴェラウドと上田が出場できるのであれば、前線はこの2人に託すしかない。
この2人が無得点ならもうどうしようもない。
鍵は2列目だと思う。
ザーゴが誰を選択し、どういう組み合わせにするのか?
色々と妄想しながら、試合開始を待つことにします!
全ては勝利のために
いまできることをやる
勝とう、アントラーズ!!
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