lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2020年J1第18節・鹿島VS 湘南ベルマーレ戦!嵐の中で苦労しつつも11年ぶりの7連勝を達成!!~



2020年9月23日、鹿島アントラーズは聖地カシマスタジアムに湘南ベルマーレを迎え、2020年J1リーグ第18節を戦いました。

前節、2位のセレッソを相手に今シーズンベストゲームの1つと監督自らが褒めるほどの強度の高い試合を行ったアントラーズは、その代償で2人の選手を湘南戦では欠くことになりました。

1人は内田から「色々と背負わされた」三竿、もう一人は「リンクマンの本領発揮」でザーゴアントラーズに欠かせない存在となった土居

三竿は累積警告、土居は足首の捻挫と欠場の理由は異なりますが、彼らの存在が非常に大きなものであることを感じさせる試合内容でした。

11年ぶりの7連勝を果たした2020年J1第18節・鹿島VS 湘南ベルマーレ戦の記録を残しておきます。

 

2020年J1第18節・鹿島VS 湘南ベルマーレ戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 1-0 湘南ベルマーレ
後半49分:ファン アラーノ

スターティングと交代メンバー
GK31沖 悠哉 
DF5杉岡 大暉 
33関川 郁万 
37小泉 慶⇒後半35分 36上田 綺世
39犬飼 智也 
MF4レオ シルバ ⇒後半25分 30名古 新太郎
6永木 亮太 
11和泉 竜司⇒後半35分 27松村 優太
26荒木 遼太郎⇒後半25分 7ファン アラーノ
FW9エヴェラウド 
25遠藤 康⇒後半16分 19染野 唯月

 

セレッソ戦から中3日のため、メンバーを入れ替えて挑みましたが・・・。
結果は、レギュラーで出ている選手とサブの選手の差が出てしまい、苦戦に繋がりました。

理想を言えば、前半に得点を重ねてエヴェラウドを休ませたかったのに!

それでも、ザーゴの勝負師としての手腕はやはり素晴らしいです。
小泉を下げて上田を入れるなど、「勝つ」と決めたらその手をしっかりと打っています。そのような強い気持ちがあるから、アラーノの得点後のガッツポーズになるのでしょうね。

 

2020年J1第18節・鹿島VS 湘南ベルマーレ戦のハイライト

天候やピッチにも影響されたと思いますが、飛び込んで来る湘南の選手を捕まえきれずに、何度も危ないシーンを作られました。

 

2020年J1、18節終了時点での順位表

26節を先に戦っているので19試合終了。
暫定ですが4位。

f:id:lands_end:20200924203906p:plain

2020年J1第18節終了時点の順位表(暫定)

2位のセレッソまで勝ち点差6で背中が見えてきました。
ただし、9位のガンバまでの勝ち点差は4!
油断禁物です。
勝ち続けるしかありません!

 

2020年J1第18節・鹿島VS 湘南ベルマーレ戦の試合内容と感想

最近の鹿島は、上位陣に勝利を収めた直後に下位のチームに取りこぼすことが多い傾向があるので、湘南は嫌な相手だなと警戒をしていました。

そうしたら不安的中。
心臓には大変悪い試合となりました。

 

前半開始、湘南にイニシアチブを取られる。
走り回り、飛び出してくる選手に対応が遅れ気味。

前半6分沖のビックプレー。ダイレクトで放たれたシュートを間一髪で右手に当てて弾く。

前半10分過ぎ~、ようやく鹿島がペースを掴む。ただし、湘南の厳しい守備に決定機までは作れず。

飲水タイム・・・

前半中盤、鹿島がペースを握り続けるが、相手GKの好セーブもあり得点できず。

後半37分、一瞬の隙を突かれて石原にループを放たれるが、タイミングよく飛び出した沖がキャッチ!

前半終盤、鹿島が何度も攻め込むがラストパスが通らない。

 

後半序盤、鹿島ペースは変わらないが、徐々に湘南の術中に嵌る嫌な感じが漂う。

後半16分犬飼の気の抜けたプレーから大ピンチ!石原のシュートは左ポストで助かるが、その後のこぼれ球に再び石原が詰めてシュート。これは沖のビッグプレーで防ぐ!

後半16分、遠藤を染野に交代する。

後半22分、右サイドからのクロスに対し、ファーに構える選手をケアできずにフリーでシュートを打たせるも、相手のミスに助けられる。

飲水タイム&交代、レオ⇒名古、荒木⇒アラーノ
アラーノのある意味「我武者羅」なプレーが鹿島に息を吹き返させる。

後半中盤から終盤、一進一退。鹿島は危険なシーンを作られなくなるが、決定機も作れないまま時間が過ぎていく。

後半49分、諦めずに突っかけ続けたアラーノのシュートが相手に当たりゴールへ吸い込まれる!鹿島ついに先制!!

試合終了、最後はエヴェラウドもDFラインに加わわりクリアして試合終了!
鹿島苦しみながら7連勝!!

 

湘南戦での苦戦の理由はサブメンバーの親和性欠如!

念のため、能力の差ではありません。

ザーゴが選手に植え付け、連勝を続けてきたチームが作り出しているプレースタイルに、昨日起用された選手が噛み合わなかった。

その一番手が遠藤
技術的にはチーム随一だし、ミスパスや凡ミスがあった訳ではありません。
ただ、位置取りが合っていないと感じました。
左右、上下に流動的に動いているのですが、肝心な時に味方と何度か被るシーンがありました。
シーズン序盤に活躍していたころのように、我慢して前に張り続ければことは出来なかったのか?
そう思いました。

もう一人は永木
永木の場合は、三竿の替わりを意識しすぎて空回りした感がします。
ミスするけど、怒涛のプッシュを掛けて取り返したり潰すところはチームの方針に合っているし、攻守共にここぞの時に顔を出すところは流石ですが・・・。
昨日のチームの中では、時々、浮いている印象を感じました。

 

やはり連戦は選手の活力を奪う!

昨日の試合は時間が経つにつれて、選手の疲れが顕著になりました。

その一番手がレオ!
相変わらず、連戦で体力がなくなると信じられないようなミスを犯す。
神出鬼没で相手のパス悉く奪い取るプレーをする時は別人のようです。
次の大分戦は休んでください!

二番手は荒木!
体力的にはそれほど疲れていないのかも知れませんが、たぶん、頭が疲れている。
ボールを持った時の判断が遅く、アイデアが平凡でした。
良いプレーには身体も脳もリフレッシュが必要です。

三番手は犬飼!
前半はそれほど感じられなかったけど、後半に入ると、寝てるのか?と突っ込みたくなるほど反応が鈍くなっていました。
後半16分の最大のピンチも自分のキックを跳ね返されたことが切っ掛けなのに、妙に対応が鈍かった。
累積警告の関係で次節は出場停止なので、心身共にしっかり休んでね。

 

沖が成長を続けている!

開始直後のボレーへの反応、後半の至近距離で石原が放ったシュートへの寄せ方、CKのハイボールにタイミングよく飛び出してしっかりキャッチなどなど、明らかに沖のプレーの質が向上していると感じました。
ただ、この試合も後半に何度かクロスに飛び出しそうになって戻るシーンがあったので、その辺りの感覚を身に着けてくれるとヒヤヒヤしないで済みます。

それにしても、思わぬ形で鹿島の長年の懸念事項だったGKの世代交代問題が解決しそうな雰囲気です。
喜ぶべきことなのでしょうが・・・。

 

スンテを最後まで応援する!

守護神の座を奪われ、忸怩たる思いがあるはずなのに、チームの勝利のために出来ることを必死に行うスンテの姿に心を打たれます。

後半、スコアレスドローが近づく中、サイドを割ったボールを誰よりも早く追いかけ、拾って仲間に渡そうとしていた姿勢に脱帽です。

勝利のために、出来る場所で出来ることをする。

沖がもの凄い勢いで成長する訳です。

ただ、沖が出始めた頃は、試合終了と同時にピッチを回りながらレクチャーしていましたが、ここ数試合は、試合後のサポーターへの挨拶の際に、両腕を腰に回して何か考え込みながら歩いていました。
その姿を見て・・・。

いやいや、まだ終わりではない!
守護神奪還を目指して奮起して!!
と思ってしまいました。

 

アラーノの涙にもらい泣き!

辛辣な事もこのブログで書きました。
良い選手だけど、億のお金を掛けて獲得した選手としての真価は見せていない。と。
それでも少しずつ、アラーノのプレーは改善され、チームにフィットしていきました。

そして・・・
2戦連発を果たしたこの夜・・・
ヒーローインタビューを終えて、笑顔でピッチを一蹴したあと、控室に戻る前のジャバラテントの中で通訳の川窪氏の肩に顔をうずめて泣いていました。

助っ人として期待され、ザーゴにも期待され、ブラジルの英雄がTDとしていつもそばにいる、凄いプレッシャーでしょう。
そのストレスを解消してくれるはずの家族は誰も日本にいない・・・

いるのは、通訳の彼だけだったから・・・ 

そんな事をあれこれ考えながら彼の泣いている姿を見たら、もらい泣きしてしまった。

鹿島のために全力でプレーしてくれてありがとうね・・・。

でもね!
まだまだだよ!!

もっと出来るはずだからね!!!

それにしても、点を獲ったヒーローが通訳の肩で泣くなんて・・・。
鹿島がファミリーと言われる所以ですね。

 

今後の鹿島について

7連勝は11年ぶり・・・

2009年以来と書かれている記事を読むたびに、三連覇から11年も経つのか・・・。
感慨深いものがあります。

 

鹿島アントラーズの今後の試合予定

  • J1第19節 9/27(日) 17:00 ホーム VS 大分
  • J1第20節 10/3(土) 19:00 アウェイ VS G大阪
  • J1第21節 10/10(土) 16:00 ホーム VS 横浜FC
  • J1第22節 10/14(水) 18:45 アウェイ VS 鳥栖
  • J1第23節 10/18(日) 13:00 アウェイ VS 札幌
  • J1第24節 10/24(土) 14:00 ホーム VS 広島
  • J1第25節 10/31(土) 17:00 ホーム VS 名古屋

次節の大分戦は犬飼が出場停止である。
そして、土居もおそらく出場出来ないだろう。

エヴェラウドも疲労困憊だし、レオも休ませた方が良いし、小泉も限界だと思う。
そんなチーム状態で、ザーゴはどんなメンバー、どんな布陣を選択するのか?
手腕に期待です。

 

まとめ

後半の雨風はほんとうに酷いものだった。
両チームともに、選手が怪我をせずに終わったことは良かった。

 

内田の引退以来、鹿島は連勝を続けているが、まだまだ!
序盤の屈辱を晴らすには、勝ち続けてタイトルを獲るしかない!!

 

タイトルへ!
行け、アントラーズ!!

 

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