lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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Road to Qatar2022 ~カタールW杯・アジア2次予選!(アウェイ)日本代表VSキルギス代表!権田が権現様となって日本を守ってくれた!!~



2019年11月14日、日本代表2022カタールワールドカップ出場権を得るため、アジア2次予選の第4戦をキルギスの首都・ビシュケクで戦いました。

ビシュケクの緯度は日本の札幌と同程度ですが、気候や諸条件は異なります。
ユーラシア大陸の最深部に位置し、標高800mの土地のため、試合の日の気温は6℃でしたが、湿度は46%!
きっと、試合が進むにつれて気温も下がってはずで、かなり過酷な条件下での試合だったはずです。

試合は、観ている人間の肝を何度か冷やしつつも、日本代表のゴールマウスには権現様が現れてくれて守ってくれました。

2022カタールワールドカップ・アジア2次予選第4戦、日本代表VSキルギス代表戦の記録を残しておきます。

 

2022カタールワールドカップ・アジア2次予選第4戦、日本代表VSキルギス代表戦の結果とスターティングメンバー及び交代メンバー

日本 2-0 キルギス
前半41分:南野 拓実
後半8分:原口 元気


スターティングメンバー
GK12権田 修一 
DF 2植田 直通 
     5長友 佑都 
   19酒井 宏樹 
   22吉田 麻也 
MF6遠藤 航→後半33分20山口 蛍
     7柴崎 岳 
     8原口 元気 
     9南野 拓実 
   14伊東 純也→後半33分10中島 翔哉
FW11永井 謙佑→後半42分21鈴木 武蔵

 

正直、このメンバーで「あの試合」内容は物足りない。
物足りないというか、批判されても仕方ないと思う。

 

2022カタールワールドカップ・アジア2次予選第4戦、日本代表VSキルギス代表戦の動画ハイライト

権現様(権田)の活躍をご覧ください!
っていうハイライトです。

いくつかあったピンチのうち、どこかで失点していたら、かなりまずい展開になった可能性もあります。

 

2022カタールワールドカップ・アジア2次予選第4戦、日本代表VSキルギス代表戦の試合内容と感想

昨年11月に親善試合で日本を訪れた際に、鹿島と練習試合を行っていてそれを見に行きました。

正直、今の日本代表が苦戦するような相手とは思っていなかったのですが・・・

 

前半6分、この日最初の権現様降臨。
見事なスルーパスを通されて危ういシーンを作られたが、権田がブロック!

前半9分、キルギスが決定機を迎えるもシュートをジャストミート出来ず。

前半14分南野がドフリーでヘディングするも枠を外す。

前半16分、最終的にはオフサイドだったが、権現様がスーパーセーブを披露。

前半18分南野がGKとの1対1を活かせず。

前半32分、三度、権現様がスーパーセーブ。これはマジで危なかった。

前半中盤から終盤、未だに日本代表の攻守はチグハグだが・・・。

前半40分、南野が絶妙な位置取りをしてPKをゲット。

前半41分南野が決めて日本が先制。

前半終了、南野がハットしていてもおかしくないし、日本が1-2で負けていてもおかしくない内容だった。

 

後半開始、日本はエンジンが掛かっている雰囲気。

後半8分原口がFKを直接沈めて日本追加点。昨年の親善試合と異なり、今度は満足のいくFKだったらしく原口も喜んでいた。

追加点後、日本が突き放すチャンスを迎えるが、突き放せず・・・。

後半23分、この日4度目の権現様登場。神様をお呼び立てしすぎだろ・・・。

後半中盤から終盤、日本は最後まで攻守のチグハグさを修正できず。

試合終了試合は2-0で勝利したが、笑顔無き勝利だった。

 

  • ボール支配率は日本58% キルギス48%
  • シュート数は日本13(4)キルギス13(4)
    ※()内は枠内本数
  • パス本数は日本463(79%)キルギス308(69%)
  • FKは日本22キルギス23
  • CKは日本3キルギス5

シュート数などを見ると、如何に難しい試合だったか判ります。

 

デュエルを叫んだ元監督から学んだことは何処へ?

ハリル元監督のままでよかったとは思いません。
ただ、彼が日本代表に植え付けた、球際での厳しさ、勝負に勝つ姿勢は、国際大会で躍進するうえでは絶対に必要だったと思います。

その厳しさが・・・
今の日本代表にはとても希薄になった気がします。

魅せるサッカーが出来る選手は大勢いますが、泥臭く、目立たないけど、相手の嫌なところに顔を出して潰していくプレー。

頭では判っているのでしょうが、身体が反応しないため、セカンドボールが相手の方に転がり、何度も何度も攻められることになったのだと思います。

 

トータルで勝っていることが重要とは言うが・・・

監督は90分終わった時に勝っていることが重要と言っていますが・・・。
今のところ、2次予選全8試合の半分を終えて4連勝でかつ無失点です。
ただし事実は、GK権田のスーパーセーブと幸運に恵まれていたと言えます。

第3戦のタジキスタン戦でも、権田のファインセーブ1つがありました。
この第4戦は、3つもありました。

最近の日本代表の試合を観ていて私が気になっているのは、中盤から最終ラインに掛けてチームとしての動きがバラバラであり、その結果、相手に決定的なシーンを作らせるだけではなく、シュートまで打たれ過ぎているではないか?

と言うことです。

日本がホームで強豪国と試合をする際、「あ~惜しい」と言うシーンは作っても、最終的には0-1とか0-2とかで敗れ、「惜敗とか善戦」とか言う言葉でマスコミや協会にお茶を濁されていました。

ここで問題にしたいのは、お茶を濁されたという点ではなく、「あ~惜しい」シーンの詳細です。

  • ゴール前まで迫ったけど、シュートまで打てなかった。
  • シュートは打ったけど枠外に飛ばした。
  • シュートは打ったけど自由には打てずGKの守備範囲だった。

等は何度も作り出していますが、相手GKがビックセーブで防がないといけないシーンまで迫ったことは余り記憶がありません。

 

2次予選の面子を考えると、日本の立ち位置は、強豪国サイドになる訳で、それはつまり、チャンスまでは作らせたとしても、幸運に守られる程までに追い込まれてはいけないはずなのです。

しかし現実には、第3戦、4戦と、明らかに権田のビックセーブに助けられています。

これは、相手が上手いというよりも、守備のやり方が拙いのではないでしょうか?
しかも、DFラインだけの問題だけではなく、チーム全体の問題では無いでしょうか?

 

中島を批判するわけではないけど、あの時間帯に「山口と一緒に中島を投入」した監督の意識が変わらない限り、今の状態は続くような気がします。
だって、山口を投入して落ち着かせようとしても、中島が引っ掻き回したら「どーにもなりません」と、観ていて思いました。

彼は、守備と言う面では軽い。
それはクラブチームでの中島の立ち位置が物語っているはずです。

どうしても彼を活かすなら、活かせる布陣とメンバー、そして戦い方を編み出すしかないと思います。

 

森保監督の姿勢の何が気になるのか?

「海外でプレーする選手が増えて、様々なアクシデントにその場で対応できる経験値を持った選手が増えてきたので、彼らに任せている。」

監督はそう言っています。
確かにそれは事実だと思います。

でも、日本代表が目標とするのは「アジアでの強豪国」ではなくて、ワールドカップで超えたことのない「ベスト16の壁」のはずです。

忘れてはいけないのは、そのレベルの経験値を得ている選手は居ないし、今の代表のスタッフもコーチも監督ももちろん得ていません。

だったら、今の経験値を頼りにしていては壁を超えることは出来ないと思います。
想像以上の厳しさやプレッシャー、または想定以上のアイデアを持ち込まないと、狙う高見にはいきつけないと思うのです。

 

まあ、たかが2次予選で何を熱くなっているのだ?
と言われればそうですが、この先の日本代表「何か嫌な気がしてならない」ので、ここに記しておくことにしました。

 

2022カタールワールドカップ・アジア2次予選H組み順位表

無傷の4連勝でグループ首位をキープ。

まあ、最終予選進出はほぼ間違いないと思いますので、今後の試合では新しいメンバー発掘や新しい戦術の確認に使って欲しいと思います。

f:id:lands_end:20191115145259p:plain

2022年カタールワールドカップアジア2次予選H組順位表

※来年の6月までホーム&アウェイで合計8試合が行われます。
そして、A組~H組の各組1位の8チームと、各組2位チームのうち成績上位の4チーム(合計12チーム)がワールドカップアジア最終予選に進出します。

2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 - Wikipedia

 

今後の日本代表の日程

2019年度の2022カタールワールドカップ2次予選は全て終了です。
今季の残りは、親善試合と東アジア選手権のみ。
「我こそは!」
と名乗りを上げる若武者が出てくることを期待します。

 

■2019年の日本代表のスケジュール

■2019年11月19日(火)キリンチャレンジカップ
日本代表VSベネズエラ代表
19:25/吹田

▲2019年12月10日(火)EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会
日本代表VS中国代表
19:30(日本時間)/釜山

▲2019年12月14日(土)EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会
日本代表VS香港代表
19:30(日本時間)/釜山

▲2019年12月18日(水)EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会
日本代表VS韓国代表
19:30(日本時間)/釜山

 

Jリーグを主戦場とする選手にとっては、絶好のチャンスです。
チャンスをつかんで欲しい!

 

まとめ

植田と柴崎が戦う姿を見れたのは良かった。

柴崎のプレーを見ていたら、鹿島にカムバックして欲しいと思いました。
植田も元気そうで何よりです。
代名詞?でもある、出血が無かったのは少々残念でしたが・・・。

頑張れ日本代表!
カタール行きの切符を掴んでくれよ!!


さて・・・
早くも気持ちは鹿島へ・・・。

リーグ戦再開まであと1週間程度・・・正念場です。

サポーターにとっても寝れない日々が続きます。
今年こそは、歓喜の乾杯を上げたいです!!

 

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