lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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Road to Qatar2022 ~U22日本代表はU22コロンビア代表に完敗!ベストメンバーを招集したそうだが・・・~



2019年11月17日、U22日本代表は来年の東京オリンピックを見据え、U22コロンビア代表を招いて親善試合を行いました。

これまで、A代表に名を連ねてきた、堂安や久保を敢えてU22で選出し、オリンピックで金を獲るためのベストな布陣でお目見えする!

そう言ってサポーターの期待を煽るだけ煽りましたが・・・

結果は惨敗。
本番のオリンピックまであと8ヶ月しかありませんが、チームの在り方を根本から考え直す必要があるくらいの酷い有様だったと思います。

U22日本代表VS U22コロンビア代表の親善試合を記録しておきます。

 

U22日本代表VS U22コロンビア代表戦の結果とスターティングメンバー

U22日本代表0-2 U22コロンビア代表


スターティングメンバー
GK1大迫 敬介 
DF2立田 悠悟 
4板倉 滉 
16岩田 智輝→後半17分14原 輝綺
MF3中山 雄太 
5菅 大輝→後半17分10三好 康児
7堂安 律→後半38分11 食野 亮太郎
8田中 駿汰→後半42分13前田 大然
17久保 建英 
22菅原 由勢 
FW18上田 綺世→後半0分9小川 航基


スタメンで出た11名と交代で出た5名の合わせて16名の選手のうち、海外クラブに所属している選手はなんと8名(スタメン5名、交代3名)もいました。

DF
板倉 滉(FCフローニンゲン/オランダ)

MF
中山 雄太(PECズヴォレ/オランダ)
堂安 律(PSVアイントホーフェン/オランダ)
久保 建英(RCDマジョルカ/スペイン)
菅原 由勢(AZアルクマール/オランダ)
以上スタメン
以下交代
三好 康児(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)
食野 亮太郎(ハート・オブ・ミドロシアンFC/スコットランド)

FW
交代で出場
前田 大然(CSマリティモ)

 

これだけの選手を擁するようになったのに、あの試合内容と言うのは、選手にも問題はあるのでしょうが、それ以上に指導者層の問題では無いかと感じました。

 

U22日本代表VS U22コロンビア代表戦の動画ハイライト

本当に、見るべき点が乏しいハイライトです。

 

U22日本代表VS U22コロンビア代表戦の試合内容と感想

試合内容としては、日本側には殆ど見るべきものはなかった。

前半総括、堂安と久保の個人技と連携以外には、特筆すべき点はない。
彼らも、U22世代では突出した能力を有しながらも、チームに影響を与えられるようなプレーが出来てはいない。
我が鹿島から選出された上田も、散々な評価だった。

後半総括、前半以上に酷い有様だった。
チームとして態をなしていない。
特に2失点目を喫した15分頃まではまさにボコボコだった。
2失点後の交代も、功を奏したというよりは、コロンビアが手綱を緩めただけだったと思う。
とにかく、酷い有様だった。

 

■両チームの試合データ

  • ボール支配率は日本50%/コロンビア50%
  • シュート数は日本7(1)/コロンビア12(4)
    ※()内は枠内本数
  • パス本数は日本481(79%)/コロンビア414(77%)
  • FKは日本25/コロンビア15
  • CKは日本4/コロンビア5

枠内シュートが僅かに1本です。

これでは勝負になりません。

 

個人を活かすチームを作りたいのか?一丸となるチームを作りたいのか?

この年代では突出した才能を見せる、堂安と久保に自由を与えるチームを作りたいのか?

それはそれで、今までの日本では、個人にスポットライトを当てたチームは無かったと思うので、試みとしては面白いかもしれない。

しかし・・・
確かに彼らはこの世代の「日本選手の中」では突出しているが、「世界の中」で突出しているかどうかは疑問です。
メッシやロナウドのように、89分は何をしているか不明だが、90分の中の1分で仕事をしてくれるレベルの選手には至っていないと思います。

それに、仮に堂安と久保のチームにするのであれば、周りの選手には、もっと彼らを活かすための黒子に徹しないとダメではないかと思います。

何にせよ、堂安と久保を参戦させたこのチームで、どういったチーム作りを目指すのか、まったく判りませんでした。

 

A代表との兼任監督・・・無理じゃないのか?

ずっと、チームに帯同していなかったのに・・・
しかも、A代表は基本4バックでU22は3バックでコンセプトも違う。

いきなりやってきて、指揮をするのは無理だろう。
選手も迷惑な話だろう。

 

横内監督代行で勝負を掛ける。
または、W杯の2次予選は突破はほぼ間違いないので、これから先のフル代表の試合は全てU22の選手主体で選考して森保監督が指揮する。

それくらいの思いっ切った手を打たないと、来年のオリンピック本番で恥をかくことになりかねません。

あと8ヶ月しかないのですから。

 

悩む上田よ、原点に帰れ!

U22の選手の何人かには言いたいことがあるけど、普段から試合を見ているわけではないので個人を取り上げるのは止めておきます。
ただ一人、上田は良く見ているのでピックアップします。

南米選手権で「壁」を感じて、大学ではなくプロで戦うことを選んだ上田。
鹿島に加入したころは、とにかく点を獲ることと、自分が点を獲れる場所にボールを出させることに積極的だった印象です。

しかし、鹿島に加入して数ヶ月たち、優勝争いをするチームの中で揉まれていくうちに、今まであまり気にしてこなかったのであろう「チームを活かすための動き」を意識するようになったことで、彼の良さがここ数試合は消えているように思います。

鹿島の場合には、良くも悪くも「周囲を活かす」ことを学びます。
必ずしも「自分が点を獲らなくてもいい」と。

でもねぇ・・・
今は「貪欲に」ゴールを狙って欲しい。

昨日のコロンビア戦で解説していた播戸が、上田のプレーに対して盛んにコメントしていましたが、そのコメントがヒントになるような気がします。

「自分の特徴が出せるプレーをしろよ」
「下がってボールを受けてパスをさばくのが悪い訳ではないけど、そのあと、自分の特徴が出せるようにパスを出しなよ」

ここ数試合の上田の悩みを、同じFWの目線で簡潔に語っていたように思いました。

何かを掴んで、残りのリーグで爆発して欲しい!

 

まとめ

才能豊かな選手がゴロゴロしているからこそ、彼らをまとめる選手が必要なのかも知れません。
そのためのオーバーエイジと考えると・・・・
柴崎がプレーという面では適任だと思います。
ですが、言葉や態度で引っ張るタイプではないからなぁ・・・。

例えば、本人は代表引退を宣言しているけど、長谷部とかダメだろうか?
若き侍を1つにまとめ上げてくれる気がします。

 

せっかく、日本で行われるオリンピックなので、良い戦いを見せて欲しいです。
頑張れ、若き侍たちよ!

 

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