2019年5月9日、鹿島アントラーズはACLグループステージ第5節を、マレーシアのジョホールで戦いました。
ジョホールは日本サッカーにとって伝説の地・・・聖地です!
歴史が切り開かれた場所です。
日本代表が歓喜に満ち溢れてから20年たち・・・
鹿島は苦い苦い敗戦を味わうことになりました。
2019年ACL第5節(アウェイ)鹿島VSジョホール戦の記録を残しておきます。
2019年ACL第5節・鹿島VSジョホール戦の試合結果とメンバー
鹿島 0-1 ジョホール
後半24分:シャフィク アハマド
スターティングメンバーと交代メンバー
GK 1 クォン スンテ
DF 6 永木 亮太
22 安西 幸輝
28 町田 浩樹
39 犬飼 智也
MF4 レオ シルバ
10 安部 裕葵 →後半38分 19山口 一真
17 平戸 太貴 →後半26分 8土居 聖真
25 遠藤 康 →後半30分 14金森 健志
FW15 伊藤 翔
18 セルジーニョ
私としては、このメンバーで挑んでおきながら、1点も獲れなかったことに危機感を感じます。
芝が酷いとか、湿度が高いとか、ちょっとした接触をファウルにされるなど、色々とマイナスはあったにせよ、ボールを捌ける人がいないにも関わらず、個々の能力とアイデアに任せた攻撃だけではやっぱりダメなのではないでしょうか?
しかも・・・
交代が遅すぎる・・・。
2019年ACL第5節・鹿島VSジョホール戦の試合内容と感想
遠いマレーシアの地まで駆けつけたサポーターの想いに、チームは応えることが出来ませんでした。
開始10分位までは悪くは無かったが・・・
その後、何故に点も取れてないのに気が緩んだのか謎だが、ペースダウン、相手に押し込まれないまでも、押し込む推進力がなくなり、点を取れる雰囲気がなくなった。
たまに訪れるチャンスも、決められず、嫌な雰囲気が漂い始める。
後半は明らかに疲れで動きが鈍く・・・
でもこれは当たり前ですよね。
だってレギュラークラスは連戦続きで疲れが溜まっているのですから、その上、熱帯の暑さと湿度にやられてボロボロです。
なぜ、早い段階でフレッシュな若手を投入しなかったのか・・・。
また、スンテは途中から、引分で御の字だというオーラを全開にしていたのに、その意図を理解出来ない守備陣も問題。
そんなに軽い守備でどうする犬飼!
最後に・・・翔の日ではなく、試合終了。
屈辱的な敗戦となった。
試合を観て感じたこと
フロントは、本当に今の状態で強い鹿島になると思っているだろうか?
2017年の終盤から、負けるときの空気が変っていない。
いや、経験値のある守備陣を失った分、今年の方が更に悪い。
いつかは世代交代をしなくてはいけないので、守備陣が経験値の無い若手で構成になることはある。それは仕方ない。ただ、それをカバーするのは得点力ではないのか?
後ろは新たなメンバーに刷新され、今後への期待感は増した。
まだ不安定さの方が上ではあるが・・・変化はしている。
前は今までのメンバーと大きく変わらない上、監督の指示はサイドを使え+個々の能力とアイデアに任せた状態のまま。
結果、チームの状態は「やってみないと判らない」。
気まぐれな天気の如く、晴れたり曇ったり、雨になったり霧が出て迷子になったり・・・。
継続した結果が生まれないのは、指導層の問題ではないのだろうか?
着実に世代交代が進んでいる・・・
今は耐え時だが、来年、再来年はきっと・・・
という期待も出来ないまま、サポーターはただ待つしかないのでしょうか?
でもね、それは、けっこう苦しいですよ。
2019年ACL第5節・鹿島VSジョホール戦のハイライト動画はこちら
少なくても引分にはして欲しかった。
2019年ACLグループEの現状
第5節に敗れ、1位通過はなくなりました。
さらに、次節の結果次第では、グループリーグ敗退の可能性も高まりました。
- 1位 山東魯能 勝点11
- 2位 鹿島 勝点7
- 3位 慶南 勝点5
- 4位 ジョホール 勝点4
次節、鹿島はホームでグループ首位が決まった山東と対戦。
慶南はホームにジョホールを迎えて対戦。
グループリーグ突破のためには、諸々を考えると、強敵相手に勝利が絶対条件になってしまった。
鹿島の今後について
6月上旬の中断まであと5試合(リーグ4試合、ACL1試合)。
とにかくリーグ4戦の相手は下位か調子がイマイチなチームぞろいなので、確実に勝利して勝ち点12を稼ぎたいところです。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第11節 5/12(日) 14:00 アウェイ VS 神戸
- J1第12節 5/18(土) 15:00 ホーム VS 松本
- ACLGS第6節 5/22(水)ホーム VS山東魯能(中国)
- J1第13節 5/26(日) 14:00 アウェイ VS 鳥栖
- J1第14節 6/1(土) 19:00 アウェイ VS G大阪
※代表WEEKとなり約2週間の中断
まとめ
アジア連覇の夢も黄色信号が点ってしまった。
本当にこのままでいいのか?
本当に今の体制で4冠を狙っているのか?
不安は尽きない・・・。
次の神戸戦。
勝利という結果のみ求めたい。
内容は悪くなかったが・・・
修正すべき点を・・・
などという台詞は聞きたくない。
勝ちに拘るのが鹿島!
勝て、アントラーズ!!
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