2019年4月28日、鹿島アントラーズは横浜FMのホームに乗り込み、2019年J1リーグ第9節を戦いました。
第7節のFC東京戦で鹿島の守備陣は崩壊した。第8節の仙台戦は1-0で勝利したものの、守備陣個々の奮闘で勝っただけであり、不安定さは残っていました。
それゆえ、その後のACLではホームにも関わらず敗戦、チームの勢いを失ったまま、平成最後の試合に臨んだアントラーズは、時代の終わりにリンクするかのような逆転負けを喫しました。
Jリーグ開幕以来、初めて恐怖を感じています。
鹿島が壊れてしまう・・・と。
2019年J1第9節・鹿島VS 横浜FM戦の記録を残しておきます。
2019年J1第9節・鹿島VS 横浜FM戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 1-2 横浜FM
前半11分:安西 幸輝
後半24分:仲川 輝人
後半37分:マルコス ジュニオール
スターティングと交代メンバー
GK 1 クォン スンテ
DF 6 永木 亮太
22 安西 幸輝
28 町田 浩樹
39 犬飼 智也
MF 4 レオ シルバ
10 安部 裕葵 →後半29分 11レアンドロ
20 三竿 健斗
41 白崎 凌兵 →後半37分 14 金森 健志
FW 8 土居 聖真 →後半35分 18 セルジーニョ
15 伊藤 翔
2019年J1第9節・鹿島VS 横浜FM戦のハイライト
白崎のスルーパス、安西のゴールは見事な連携です。
前半は最後の最後はしっかりケアし、後半も必死に最後の砦は守ってきたが・・・。
やはり、あの安部の軽いプレーは頂けないです。
2019年J1第9節終了時の順位表
順位は大きく下がり9位!
勝点14です。
首位のFC東京の背中が小さくなってきました。
勝点9差です・・・。
内田はまだまだと言ってますが、今のチーム状態でこの差は小さくないよ。
本当に深刻な状況だと思います。
鹿島VS 横浜FM戦の感想
横浜FM戦の感想は2つです。
1つは選手、もう1つは監督・・・。
安部だけの問題ではなく、チームの問題!
「10番」が早すぎたとか
「10番」が重すぎたとか
色々と言われていますが、私個人的には「10番」は関係ないと思います。
若干20歳の選手に託した時点で、「10番」に相応しい選手になってもらうには時間が掛かることは皆、判っていたはずだし・・・。
だから、1失点目に繋がる一連のプレーは「10番」の問題ではなく、チームの問題だと感じています。
「そんなプレーをした彼を叱る選手がいない」ことだと・・・。
失敗したときこそ
不甲斐無いプレーをしたときこそ
自分が知っている鹿島はピッチ上でその点を厳しく指摘し、互いが試合中に話し合って改善していたと思います。
でも、先日の横浜FM戦ではそういう雰囲気がありませんでした。
安部のプレーを指摘する人も。
安部が窮屈なプレーをすることになった後ろからのビルドアップを指摘する人も。
チームとして改善を話し合う姿もないまま、ズルズルと試合を再開させました。
もの凄く、危機感を感じるシーンでした。
大岩監督!どんなチームを作るつもりなの?
石井監督の後を継いだ後の快進撃も、ACLの優勝も、マグレで出来ないはずなので、能力が皆無だとは思いません。
ただ、間違いなく、タイトルを手にする運が薄い。
それと・・・
どんなチームにしたいのかがサッパリ見えない。
だから、監督の狙いが成功しているのか?失敗しているのか?
それすらも判りません。
CB出身の監督だから、攻撃のアイデアが豊富ではない・・・
さりとて、堅守・速攻を確立している訳でもない・・・。
鹿島の監督として「どうしたいの?」
3年目になるのに「霧の中」なのが恐ろしいです。
もっとも・・・
たとえ「戦術がなく」ても
たとえ「面白みがなく」ても
一向に構いません。
なぜなら、鹿島のサポーターが期待しているのは「勝利」だから!
「良い試合」でも「惜しい試合」でも「改善すれば」でもありません!
「勝ち試合」を見せてくれ大岩さんよ!
鹿島の今後について
6月上旬の中断まであと7試合(リーグ5試合、ACL2試合)。
フロントは現体制のどこに魅力を感じているのだろうか?
とても、「勝てる」鹿島を体現できそうな雰囲気はないのだが・・・。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第10節 5/3(祝) 15:00 ホーム VS 清水
- ACLGS第5節 5/8(水)アウェイ VS ジョホール(マレーシア)
- J1第11節 5/12(日) 14:00 アウェイ VS 神戸
- J1第12節 5/18(土) 15:00 ホーム VS 松本
- ACLGS第6節 5/22(水)ホーム VS山東魯能(中国)
- J1第13節 5/26(日) 14:00 アウェイ VS 鳥栖
- J1第14節 6/1(土) 19:00 アウェイ VS G大阪
※代表WEEKとなり約2週間の中断
まとめ
平成最後の日に、鹿島のこんな寂しい記事を書くことになるとは思わなかった。
平成の時代に数々のタイトルを手にし、数々の史上初を打ちたて、サッカー界に「鹿島アントラーズ」の名前を轟かせてきた我がアントラーズが・・・
苦しんでいる。
しかも、単なる世代交代で苦しんでいる訳ではない所に、非常に危機感を覚える。
新時代・令和になっても、鹿島が鹿島であるために、踏ん張って欲しい。
我々サポーターには1つしか出来ない。
応援し続ける。
常に応援し続ける。
鹿島が鹿島である限り・・・。
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