2025年1月12日、鹿島アントラーズの2025年シーズン新体制の発表が行われました。
今年の新体制発表は、FREAKSという有料制会員サイトに登録している人のみが視聴できるスタイルでした。(SOCIO等の会員は先着順で会場で観覧可能でした)
開始時点で機材に不具合が生じて心配しましたが・・・、配信が始まってからはとってもスムーズで、ストレスなく視聴できました。
ありがとうございました。
新体制発表会を視聴して感じたことなどを、まとめておきます。
鹿島の2025年のスローガン「ONE」
スローガンが作られたコンセプトに関しては、アントラーズのHPにて確認できるので、そちらを見てもらうとして・・・
個人的には今年のスローガンのコンセプトで心に留まったのは・・・
すべての大会においてナンバーワン(Number One)を目指す
です。
2020年ごろまでは、フロントや監督およびコーチ、そして選手たちからも普通に聞かれていた4冠制覇!という言葉が、徐々に下火となり、ついには常勝の看板を下ろして・・・など言われるようになってしまいました。
でも、やはり鹿島というチームが目指すのは、誰もが成しえたことのない場所を常に追い求め達成するために努力し続けることだと思うのです。
既に3冠は達成しているし、アジアも制覇したことがあるのだから、ならば、誰もが達成していない4冠と言う場所へたどり着かないといけない。
残念ながら今年は国際舞台への挑戦権が無いので、挑戦できる全ての大会でナンバーワンを目指す。。。となるのが残念でなりません。
何はともあれ、スローガンを読んでも感じるのですが、今年は「原点回帰」の年なのでしょうね。
新加入、及び復帰組のインタビューを聞いて
荒木やチャッキーが体調不良で参加できず、生の声を聞けなかったのはちょっと残念ですが、それでも、新加入選手はすべて姿を見せてくれたので良かった。
2025年の鹿島には、新加入や復帰組(期限付きからの完全も含め)など総勢10名の選手が新たに加わります。
彼らのインタビューを聞いていて、特に心に留まったのは次の5名でした。
成長を心から期待する徳田
ユースからの昇格組3名として紹介された徳田ですが、やはり、昨年すでにトップチームでの出場経験もあるので、堂々とした受け答えでした。
2024年J1リーグ:12試合24分/1ゴール
2024年ルヴァン:2試合26分
そのやり取りの中で、昨年は1点しか取れていないことが残念だ・・・と言う悔しさを滲ませる発言があったのが良かったと思いました。
2024年は2種登録の高校生に頼るような編成だった(そう考えるとやはりおかしい)のですが、2025年のFWは一気に激戦区となり、出場チャンスを手にするのはなかなか大変だとは思いますが・・・。
レオセアラ、チャッキー、優磨、田川といった、良い先輩たちに恵まれていますので、盗んで、盗んで、シーズン終盤には成り上がってほしいなぁ・・・と。
フットボール人生を掛けてくれ松村
松村も自分でハッキリと口にしていました。6年目だと。
本当に、もう新人ではないのです。
だから、そのことを本人が自覚していれば、トコトンサッカー漬けの日々を送ってくれるような気がするのです。
松村が、Jを代表する選手に、海外からオファーを貰えるような選手に、日本代表に名を連ねるようにな選手に、飛躍するには今年が超重要だと思います。
鬼木監督の指導の下、松村が輝きを増せば、鹿島がタイトルを獲る可能性もグッと上がってくるので、頼みますよ!
クレバーさが滲み出ていた小池
小池の移籍加入のブログを書いた際に、彼が自身で綴ったフットボール人生のnoteは、小池と言う選手を知るうえで必見ですと記載しました。
ジーコと共に~ようこそ小池 龍太選手!エンブレムの重みを共に感じましょう!!~ - lands_end’s blog
改めて、新体制発表会を観て、さらにクラブハウスまで足を延ばして練習を観ている同志達から貰った感想を読む限り、もしかすると、2025年に鹿島が戴冠するための重要なピースになるような気がします。
言葉の選び方、話し方、物腰、空気の読み方、そしてプレー中は臆せず指示や意見を出す姿勢・・・。
ユースから昇格した松本と佐藤の両選手は、SBの先輩としてだけではなく、フットボール人生の先輩として、いろんなことを吸収したらよいと思います。
下田や濃野、徳田も同じくかな。
鹿島らしい人選と感じたキムテヒョン
上手い表現が見つからないので、同意して貰えるかは謎なのですが・・・
彼の受け答えの様子を観ていて頭に最初に浮かんだ言葉は「あぁ、鹿島らしい選手を獲ったなぁ」でした。
鹿島でしっかりと活躍してくれる韓国人選手は、人前(大勢を前にすると)では照れ屋が多い半面、プレー中は闘争心をむき出しにする選手が多いと感じています。
キムテヒョンの様子からもそんな印象を抱くことが出来たので、これは期待出来るのではないか?と思っています。
あとは、やはり身体のごつさが良い。
レオセアラと並んで、レオの方がごつく感じないのは凄い。
植田、関川、キムの3バックとか、ごつさでは断トツでリーグトップな気がします。
順応性が高いことを感じさせるレオセアラ
正直なところ、どんな選手か謎でした。
でも、司会進行役の名良橋さんの、鹿島に来て仲良くなった選手はいますか?という振り(かどうかは謎ですが)に対して、ニヤッとしながら「ユーマ」と答えるあたりは、環境に適応する能力が長けていると感じました。
そんなものがサッカーに影響するのか?
と言う人もいますが、私は大いにあると思っています。
どれだけ早くチームに馴染み、どれだけ早くチームメイトを理解し、どれかで早く自分のプレーを知ってもらうか・・・。
それによって、自身の得点やアシストと言う目に見える結果はけた違いに変わるはずなのです。
今年のFW陣は組み合わせ次第で様々なバリエーションを見せてくれると思うので、本当に試合を観るのが楽しみです。
やっぱりジーコ
発表会の冒頭で、小泉社長がジーコは今年もアドバイザーとしてクラブに関わることを発表するとともに、例年以上にフットボール関連でチームに関わっていくと話しており、とても楽しみです。
昨年はジーコの来日時に行われたイベントに参加出来なかったので、今年こそは何としても参加したいものです。
会える機会は、もう、そんなにないはずだし。
鬼木監督とジーコ
新加入の選手たちに、尊敬する選手や手本にしている選手たちはいますか?という参加者からの質問に対し、徳田はユース時代の監督の柳沢と答えたり、SBの選手は名良橋の前で敢えて内田と答えて笑いを取るなどしていました。
そんな中で、質問を振られた鬼木監督の答えは・・・
ジーコ
でした。
こんなに上手い選手が居るのかと思った・・・と。
たぶん、そこが、鬼木監督が基本的技術の面を大切にする原点なのでしょう!
そう実感する監督の答えでした。
新体制発表の公開方法とFREAKS
昨年のMatchdayを観れば誰もが納得するはずですが、鹿島の動画作成のクオリティは本当に高いと思う。
単に綺麗に繋ぎ合わせているのではなく、ちゃんと、一つ一つ、ストーリー性を考えて作っている。
だから、練習にしても、選手インタビューにしても、徐々に有料化していくのはまあ判らなくもない。
課金することでチームへ貢献できると思えば、月1000円以内と言うのは高すぎる額とは思いません。
ただ・・・
これは個人的な感想ですが、レギュラーと言うファンクラブに加入しつつ、FREAKSにも加入するのは「とてもメンドクサイ」のである。
どうして、レギュラー(FREAKS込み)、スタンダード(FREAKSなし)、FREAKSのみ、みたいなカテゴリー分けにしてくれなかったのだろう?(もちろんレギュラーの値段はその分上げるので構わない)
なんて考える人は私だけだろうか・・・。
それとは別に、新体制発表会に関しては、YOUTUBE等で公開しても良かったのかなぁ・・・と思います。
サッカー好きの人って、他チームの発表会も観ている人が多いし、そうやって観た人がSNS等で2025年の鹿島についてアレコレ語ってくれるのは、費用対効果的には旨味のある販促になると思うのだけどなぁ。
まあ、そうするとFREAKSに加入する人が減るのかも知れませんが、それは、年に何試合か行われる練習試合を公開することで、一定の加入者数は保てると思うのだが・・・。
まとめ
1月13日の夜に宮崎で震度5弱の地震が起きましたが、南海トラフとの直接的な影響はないと発表されたので、チームは予定通りに宮崎へ移動したのでしょう。
明日1月15日からの宮崎キャンプ。
天変地異に惑わされることなく、充実した時間を過ごせることを願ってます。
そして・・・
3回予定されているトレーニングマッチが楽しみです。
どんな布陣で、どんな戦い方を見せるのか?
とくに3戦目はJ1チームです。
キッチリと岡山に「あぁ、これが鹿島か・・・」と感じさせるような試合をして欲しいと思います。
はやくカシマスタジアムで
アントラーズの応援がしたい!
ジーコにも会いたいなぁ~
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