2025年7月5日、鹿島アントラーズは川崎フロンターレのホームに乗り込み、2025年J1第23節を戦いました。
鹿島はリーグ後半戦がスタートしてからどん底です。
3戦して1分2敗・・・。
前半戦で稼いだ貯金はあっという間に使い果たしました。
そんな状況で迎えた「難敵」との一戦です。
鬼木監督が昨年まで率いていた川崎フロンターレ。
鹿島との試合の後で若きCBが海外に羽ばたくので、その門出を祝いたいとチーム一丸となって向かってくるであろう「難敵」との一戦は、敗れれば、他の試合結果次第では「首位陥落」もちらつく状況での一戦となりました。
結果は・・・
どん底のさらに底を覗き込むような試合内容であり、あえなく首位陥落となりました。
2025年J1第23節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の記録です。
- 2025年J1第23節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2025年J1第23節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の試合内容と感想
- 2025年J1第23節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦を観て感じたこと
- まとめ
2025年J1第23節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 1-2 川崎F
前半25分 レオ セアラ
前半49分 伊藤 達哉
後半13分 マルシーニョ
スターティングと交代メンバー
GK1 早川 友基
DF3 キム テヒョン
7 小川 諒也
25 小池 龍太
55 植田 直通
MF13 知念 慶⇒後半23分14 樋口 雄太
20 舩橋 佑⇒後半33分10 柴崎 岳
25 小池 龍太
27 松村 優太⇒後半23分22 濃野 公人
28 溝口 修平⇒後半23分77 チャブリッチ
FW9 レオ セアラ⇒後半31分11 田川 亨介
40 鈴木 優磨
この日のボランチは知念と舩橋。
どちらも90分は持たない前提と思われるので最初から交代策は織り込み済みだったのだろうか?
この数試合のメンバーを見ていると監督の苦悩が伝わってくるような気がする。
2025年J1第23節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の動画ハイライト
無念としか言いようがない。
ホンの僅かの差が勝敗を分ける。
「勝ち」「負け」のある世界なので、仕方ないのですが・・・。
2025年J1第23節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の試合内容と感想
町田戦、そして岡山戦。
連敗はしたが、岡山戦の内容は全てが悪かったとは言えないので、何とかしぶとく戦って勝点を手にしてくれることを願っていました。
本当に願っていたのですが・・・。
前半総括:狙い通りの一発と防げなかった失点と
鹿島の試合のは入りは悪くはなかった。
ただ、流石の川崎と言うべきか、危険な臭いは川崎の方がプンプンと漂わせていました。
それでも、前線から激しく相手を追い回したことで最初のチャンスが鹿島に訪れますが、優磨が決め切れず・・・。これは本当に痛かった。
飲水タイムのあと、狙い通りの一発が炸裂!
テヒョンからのフィードを松村が快速で抜け出して、狙いすましてレオにパス!
鹿島が先制に成功します。
その後も鹿島の右サイドを縦に突く攻撃を続け、再び優磨にチャンスが訪れますがこれも仕留め切れず・・・。
前半終盤になると鹿島の攻撃を寸断し始めた川崎が波状攻撃を仕掛け・・・。
アディショナルタイムに守り切れずに失点を喫してしまいます。
これも痛かった・・・。
後半総括:ホンの僅かの紗だけども・・・
後半開始直後にも鹿島はビックチャンスを掴みかけます。
優磨からのパスに抜け出した松村を相手DFが手を掛けて倒します。
審判は迷うことなく一発レッドを提示しますが・・・
なんとVARでオフサイド判定で取り消しに!
それでも鹿島は繋いで攻めていこうとしますが、そのボールを奪われるとまたも家長にやられてしまった。
巧みなポジション、トラップ、パス・・・。
敵ながら・・・である。(言いたくない)
逆転されも新加入の小川が絶妙もパスをレオに送るが決め切れず・・・。
飲水タイム後は、鹿島の攻撃は急速に萎んでいきました。
何が原因なのか分からないが、仕掛けることが出来ないプレーが続き、時間だけが過ぎていきます。
起死回生の最後の優磨のヘッドも相手GKの守備範囲で、ジ・エンド。
試合終了:点を獲らないと・・・
試合終了とともにうなだれる選手が多かった。
だが、項垂れるほどに勝負しただろうか?
勝負もせずに、勝手に自分から退いたような気がしてならない。
2025年J1第23節(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦を観て感じたこと
川崎F戦を観戦していて感じたことを2つ記しておきます。
- 本音をぶつけあうことは無駄ではない
- 守備から見直す必要があるが・・・でも
です。
本音をぶつけあうことは無駄ではない
岡山戦の後、ピッチ上で優磨と松村がぶつかった。
でも、多くのサポーターがその動きを歓迎していたのは、勝つために思うことを溜め込まずにぶつけあうのは「鹿島らしさ」の「1つ」だと思っていたからだ。
そして・・・
その行為はちゃんと結果となって現れた。
鹿島の唯一の得点も松村の絶妙な駆け引きからだし。
後半の松村のオフサイドは本当に僅かなタイミングであり、抜け出しに成功していて相手が退場していれば、試合展開は違ったものになっただろう。
それ以外にも、松村の動きには攻守に渡って迷いは感じられなかった。
だからこそ・・・
川崎戦のあとも、選手同士でトコトン想いをぶつけて欲しい。
戦う集団になるために。
守備から見直す必要があるが・・・でも
後半戦4試合を観ていて感じるのは「安西」の「存在感」の「偉大さ」です。
プレーしているときは色んな事を言われていましたが、きっと、多くのサポーターが再認識しているのではないだろうか?
安西が、攻守に渡って「鹿島の鍵」を握っていたのだ・・・と。
小川や溝口が悪い訳ではない。
ただ、昨年と今年の安西は「際立って」いたのだ。
だからこそ、彼の抜けたポジションに「人」を充てても、同じようには戦えないし、結果も出てこないのだと思う。
しかも、鹿島は昨年から不動のCBとしてプレーしていた関川も怪我で失っています。
ゆえに、今いるメンバーで、複数失点しないための戦い方(共通意識)を作り上げる必要があると思います。
それには代表Weekの中断期間はうってつけだと思っていたのですが・・・。
鹿島の両CBが代表に連れ去られてしまった。
植田は日本代表へ。
テヒョンは韓国代表へ。
選手にとっては喜ばしいことなので応援したいのだけどなぁ。
痛いよなぁ。
だって、中断期間中にまともに練習もママならないじゃん。
本職CBは鹿島では未プレーの千田しかおらず、三竿と津久井を加えて3人しかない。
首脳陣も頭が痛いだろうなぁ。
まとめ
思い返せば、前半も相手を圧倒して勝利したのではなく、どの試合も「ギリギリ」で「勝利」を掴んでいた。
紙一重の勝利を手にするかしないかは、技術も必要だがやはり気持ちの部分が大きいと思う。
そういう意味では、川崎戦の終盤のようなプレーを選択する選手には「喝」を入れて欲しいと思う。
勝ちに拘る姿勢を、もう一度、植え付け直して欲しい。
頑張れアントラーズ!
勝負はこれからだよ!!
最後に笑いましょう!!!
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