2024年8月17日、鹿島アントラーズはホームであるカシマスタジアムに浦和レッズを迎え、2024年J1第27節を戦いました。
次々と選手が海外移籍で離脱してしまい、さらに、GKの西川は出場停止であり、先日、浦和のホームで対戦した時と別チームのような雰囲気の浦和。
前節の磐田戦に続き、鹿島はアドバンテージを得た状態とも言えるが・・・
こういう相手は実にやり難い。
しかも、アントラーズ自身も好調とは言い難い。
それでも、首位追撃のためにはしっかりと勝ち切って欲しいと願っていたのですが、無念のスコアレスドロー。
首位の背中が少し遠のいてしまいました。
2024年J1第27節(ホーム)鹿島VS 浦和戦の記録を残しておきます。
- 2024年J1第27節(ホーム)鹿島VS 浦和戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2024年J1第27節(ホーム)鹿島VS 浦和戦の試合内容と感想
- 2024年J1第27節(ホーム)鹿島VS 浦和戦を観戦して感じたこと
- アントラーズの次の試合は天皇杯ラウンド16・甲府戦!
- まとめ
2024年J1第27節(ホーム)鹿島VS 浦和戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 0-0 浦和
スターティングと交代メンバー
GK1 早川 友基
DF2 安西 幸輝
5 関川 郁万
32 濃野 公人
55 植田 直通
MF10 柴崎 岳
6 三竿 健斗
33仲間 隼斗⇒後半50分14 樋口 雄太
30 名古 新太郎
36 師岡 柊生 ⇒後半25分11 田川 亨介
FW40 鈴木 優磨
前節は仲間、今節は知念がコンディション不良らしくベンチ外。
知念の不在は痛いなぁ・・・。
それにしても、真夏の決戦で交代を2人とは如何に?
色々とポポさんも慎重になるのは判るが、後半30分ごろから多くの選手がヘロヘロになっていたけどなぁ。
2024年J1第27節(ホーム)鹿島VS 浦和戦の動画ハイライト
選手はみな戦っている。
あの酷暑と湿度の中で最後まで戦っていた。
だからこそ、勝ちたかった。
勝って欲しかった。
いや、スタジアムに行って勝たせる応援をしなくてはダメだった。
ごめんなさい。
2024年J1第27節(ホーム)鹿島VS 浦和戦の試合内容と感想
試合当日の朝まで、台風の影響で開催が危ぶまれましたが、天候も交通網も施設も全て問題無しとなって開催決定。
台風が過ぎた翌日の綺麗な青空の元で気温はうなぎ上り・・・。
選手の体調が心配になりました。
前半総括:おぉ・・・これは苦戦する流れだ・・・。
10分過ぎから選手が口を開けて呼吸する姿が多くなり、やはり、サッカーをやるには適さない気候のようでした。
その所為なのか判らないが、攻撃に停滞感がありました。
良い時に見せる得点時の躍動感が感じられない。
苦戦する時の雰囲気が漂っていました。
そして、徐々に浦和に深く両サイドを抉られるようになり・・・
浦和が決定機を多く作りましたが、相手の渡邊が決めきれず、鹿島としては冷や汗をかきながらハーフタイムへ逃れた感じでした。
後半総括:決めきってこそチームの大黒柱に。
後半になっても、鹿島の不安定さは変わらない。
むしろ、浦和に徐々に追い込まれていき・・・。
痛恨の失点!
と思いましたがこれはオフサイドでセーフ。
すると、鈴木優磨が上手く抜け出してシュート!
しかし、牲川にセーブされてしまい。直後の名古のチャンスも枠外へ。
鹿島がチャンスを逃すとしばらく浦和ペースが続きますが、この日はゴールマウスも動員して懸命の守備で失点を防ぎ続け・・・。
30分過ぎから再び鹿島がペースを掴んで迎えた36分。
仲間の一撃が均衡を破ったと思いましたが、無念のオフサイド。
その後は鹿島が怒涛の攻めを見せます。
名古も柴崎も優磨も植田も・・・
1点が遠かった。
試合終了:精魂尽き果てた選手達・・・
終了間際に交代した仲間や、終了直後の両選手の様子は、まさに精魂尽き果てた!
という感じでした。
もう少し交代枠を活用出来なかったのだろうか?
2024年J1第27節(ホーム)鹿島VS 浦和戦を観戦して感じたこと
浦和とは5試合連続でドローが続いていましたが、2024年シーズンは無敗を誇るホームでの一戦なので、勝利を得て首位に追随して欲しいと願っていましたがねぇ。
思うことは多々ありますので、2つだけ、取り上げておきます。
ポポ監督が慎重になりすぎか?
監督の気持ちは判らないでもない。
リードして終盤を迎え、勝つための策として交代を指示したのに、気付けば同点、もしくは悪夢の逆転負けが起きている。
だから、選手が悪いとは言わないが、監督が想いを託して交代しても上手く嵌っていないので、悩むのも判る。
ただ、その逡巡が、この日の及び腰と言うか慎重すぎる采配に繋がってしまったのではないかと思います。
観ていて歯痒かったのは樋口の扱いです。
後半の早い段階で樋口を用意しながら何故か取り止め、結局、終了間際まで仲間を走らせた挙句にようやく樋口を投入。
ヘロヘロだった仲間もしんどかっただろうし、あの時間で投入される樋口も気の毒でしかなかった。
確かに、後半30分頃から鹿島の怒涛の猛攻が続いていたので、交代しにくい雰囲気だったのかも知れません。
だが、選手の心身は限界に近づいていて、失点していてもおかしくなかったと思う。
アントラーズは追う立場なのだから、どこかでリスクを負わないと、ダメなのではないかなぁ・・・と思ったりしました。
厳しいけれど40を背負うからには頼むよ
選手は誰もが、シーズンの中で好不調の波があるとは思いますが、今の優磨は好調とは言い難い。
それでも、チームのために出来ることを懸命にしている姿には心を打たれる。
しかし・・・
40を背負う優磨に、求めるのはチームを勝たせること。
思うように身体を動かして起点になれないなら、せめて千載一遇のチャンスは決めきって欲しい。
後半に2度チャンスがあった。
どちらかは仕留めて欲しかった。
きっと、彼自身が眠れない程に悔しい想いを抱いているとは思うが、エースには決めなきゃいけない時があると思う。
頼むよ!
アントラーズの次の試合は天皇杯ラウンド16・甲府戦!
今のアントラーズに足りないのは自信だと思う。
だから、何か1つ「タイトル」を手にすれば、チームは一気に変わると思います。
既にルヴァンは敗退した。
リーグ戦はきっと最後まで苦しい戦いが続くだろう。
なればこそ、まずは天皇杯を何としても獲って欲しい。
昔は元旦だったけど、今は決勝は前倒しで、2024年は11月23日に開催される。
つまり、天皇杯を獲った後にリーグ戦が2試合あるのだ。
苦しみながらもタイトルを1つ獲れば、間違いなくリーグタイトル奪還へ勢いが出るはずだ。
だから、次のラウンド16における甲府戦はある意味で「決勝戦」だと思う。
頑張れ、アントラーズ!
まとめ
残念ながら、浦和戦は勝てなかった。
ポジティブに考えるならば・・・
- 運もあったが無失点で切り抜けたこと
- チャンスを作ることは出来ていたこと
- 田川がチームにフィットしそうなこと
うん。
良い感じだ!
次の天皇杯で勝利して、週末のリーグ戦に突き進んで欲しい。
最後の最後まで信じて応援する!
だからタイトル獲りましょう!!
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