プレミア7年目を迎えたブライトン。
2023-24シーズンは昨シーズンの6位越えを狙う大事なシーズンですが、なによりも、チームにとって史上初の国際大会でのチャレンジをしている年でもあります。
本格的なタイトルを手にしたことがないブライトンにとって、初のタイトルが「欧州制覇」だったらカッコイイじゃん!と夢見ながら応援していたら・・・
なんとシーガルズはグループBを「首位」で突破!
決勝トーナメントにストレートインしました。
正直、1990年代からチームを見てきた私としては信じられないというか・・・
つい、5・6年前から考えても、ここまでの結果は誰も想像していなかったのではないでしょうか?
もちろん、ブライトンの躍進を願ってはいましたけど・・・。
貫いた攻撃的な戦い方
念願だったプレミアに昇格してからの数年は、とにかく、プレミアにしがみつくので精一杯のシーズンを送っていました。
しかし、2019-20シーズンからブライトンを率いたポッター監督が、カチカチだった土地を耕し、攻撃の種を蒔き続けること2年、2021-22シーズンにようやく発芽すると、2022-23シーズン途中からポッター監督を引き継いだデ・ゼルビ監督が、素晴らしい栄養を与えてアグレッシブに育て上げると、なんと、クラブ史上初の国際大会への切符を手にしました。
ゼルビ監督との冒険は2023-24シーズンに入っても止まらず、シーズン序盤はリーグ戦でも絶好調でした。
しかし一方では、初めての国際大会への出場でもあり国内との両立は難しいだろうと懸念していたら、案の定、EL初戦においてグループBで一番戦いやすいと思われていたアテネにホームで殴り負けてしまいます。
やはり・・・
シンドイのかなぁ・・・
そう心配した私が判っていませんでした。監督、すいません。
ゼルビ監督はELだからと戦い方を変えることはせず、この数年、クラブに植え付けてきた戦い方を継続し、2戦目にマルセイユのホームで土壇場に同点に追いついてみせると、そこから4戦4勝!
見事に首位でグループBを通過してみませました。
マルセイユにアヤックスと言う、誰もが名を知っている名門を相手に堂々と殴り合っての1位通過は本当に見事だと思います。
ブライトンの公式HPに乗っているゼルビカメラが最高です。
感情豊かな監督だけど、でも、喜怒哀楽と言われる感情の中でも、あまり「怒」は現わさない人だと思います。
だから、みんな、着いていくのかも~
それと、公式twitterが載せていた写真もカッコイイ!
secured ってこういう時も使うのかぁ・・・
マジで欧州制覇に挑んでくれ!
決勝トーナメントに駒を進めたブライトン・・・
対戦相手がどこになるのか・・・
2024年の2月24日の抽選で決まるそうですが、ここまで来たら、どこも一緒。
どこもブライトンよりは経験豊富な格上だと思えばいい。
その上で、この数年積み上げてきた攻撃的なスタイルを貫き、退くことなく前に、前に、勇気を持って突き進めば、きっと道は開けるはず。
- ラウンド16・・・ 2024 年3月7日と14日
- 準々決勝・・・ 2024 年4月11日と18日
- 準決勝・・・2024 年5月2日と9日
そして決勝は一発勝負
- 決勝・・・2024 年5月22日
会場はアイルランドのダブリンだ。
5月22日水曜の夜20:00キックオフか・・・それならば・・・
トルコ航空とか中東系の航空会社を利用して、5/21の夜に日本を出れば、5/22の午前中にはダブリンには着くなぁ・・・。
ブライトンの戴冠を見届けて!
翌木曜の昼頃の便に乗ると日本着は金曜だな。
つまり、5/22~24まで3日間休みが取れれば行ける!
行ってみたいなぁ~。
ちょっと寂しくも感じる
それにしても・・・
自分にとってはあのブライトンがヨーロッパリーグに出場するだけでも夢みたいなのに、グループリーグを首位で通過するなんて、夢のまた夢でした。
でも・・・
最近ブライトンのサポーターになった人にとっては、これからはELは夢の舞台では無いし、CLだって手の届く目標になる訳ですよね。
なんだかちょっと寂しいなぁ~なんて考えていたら、この感覚は高校時代にも味わったことを思い出しました。
空き地で一緒に草野球していた幼友達が、気付いたら、甲子園で大活躍している姿を見た時に感じた気持ち・・・。
嬉しいような、恥ずかしいような、寂しいような、ちょっと悔しいような。
何とも言えない感情を、この1・2年はブライトンの試合を観るたびに味わっているのは、なんだか変な気持ちです。
まとめ
ELのグループリーグは首位で通過しましたが、プレミアリーグはなかなか厳しい試合が続いています。
2023年12月18日現在、17試合を終えて7勝5分5敗で勝点26の9位!
CL出場権やEL出場権の順位から、少し、離されてしまっています。
まあ、それだって、プレミアに昇格した頃には考えられない順位なんですけどねぇ。
ゼルビ監督のフットボールは、まだまだ進化しそうなので、観ていて本当に楽しいのですが、今シーズンは思い切ってEL制覇に執着して欲しいです。
私は、今のブライトンがもう一皮むけるには、形として「結果(タイトル)」を手にして自信を掴むことだと思っています。
それが実現すれば、ブライトンはプレミアの中で強豪チームの仲間入りを果たすことも可能だと信じています。
10年、20年先のブライトンのために、今年はとても重要なシーズンだと思います。
頑張れSeagulls!
欧州に名を轟かせブライトン!!
Go for it! The Seagulls!!
I'm rooting for the Brighton & Hove Albion from Japan!!
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