lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2023年J1第32節(引分)鹿島VS 柏レイソル!ピトゥカの姿勢を忘れない!~



2023年11月11日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムに柏レイソルを迎え、2023年J1第32節を戦いました。

9月のセレッソ戦以降は勝利から遠ざかり、全タイトルへの望みが絶たれ、サポーターとしてストレスが溜まる中で、試合前には監督が「あまり言わない方が良い」ことまでメディアに口走ってしまう始末であり・・・。

それでも・・・
勝利に拘って欲しい!
とにかく勝って欲しい!

そう願うからにはスタジアムへ行かないとダメだと想い、息子を誘ってカシマスタジアムまで遠征しました。

しかし・・・なんとも表現のし辛い結果に終わりました。

2023年J1第32節(ホーム)鹿島VS 柏レイソル戦の記録です。

 

2023年J1第32節(ホーム)鹿島VS 柏レイソル戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 1-1

   後半32分  細谷 真大
後半42分 ディエゴ ピトゥカ(PK)   

スターティングと交代メンバー

GK29 早川 友基 
DF2 安西 幸輝
5 関川 郁万 ⇒ 前半47分3 昌子 源
22 広瀬 陸 ⇒後半0分27 松村 優太

55 植田 直通 

MF14 樋口 雄太 ⇒ 後半34分34 舩橋 佑
21 ディエゴ ピトゥカ
25 佐野 海舟
33 仲間 隼斗 ⇒後半16分8 土居 聖真

FW37 垣田 裕暉 ⇒ 後半16分13 知念 慶
40 鈴木 優磨

安西、足の状態は完全復活だったようです。
それにしてもだ・・・
この日の広瀬の出来でも、SBを須貝ではなく佐野にするというのが何とも言えないですなぁ。

 

2023年J1第32節(ホーム)鹿島VS 柏レイソル戦の動画ハイライト

互いに攻め手に欠いたというよりは、数少ない超決定機に両GKが立ちはだかったというのが真実かと思います。

前半の早川は見事だったし、後半の松本も見事だった。

【公式】ハイライト:鹿島アントラーズvs柏レイソル 明治安田生命J1リーグ 第32節 2023/11/11 - YouTube

 

2023年J1第32節(ホーム)鹿島VS 柏レイソル戦の試合内容と感想

風がT肌寒なり、4階のコンコースで食べるもつ煮が身体に染み込む季節になりました。息子は「今日は何点見れるかなぁ~」と呟きながらハム焼きに齧り付いていました。

南側のゴール裏の席に座り、今度は息子は旗を振りながら選手の練習を応援。
金髪優磨さ~ん、点獲って~と叫んでいました。

柏サポーターの熱気を近くで感じつつ、試合開始を迎えました。
今日は出陣式ではなかった。

 

前半総括:空回り?迷い?集中力の欠如?

試合が始まって5分くらいで、あぁ、今日も大量得点は望めそうにないなぁ・・・息子の願いは叶いそうもないなぁ~と感じた。

ボールが動かないというか、運べていない。
パスを出しても孤立していたり、保持出来ずに起点にならない。

気持ちが入ってないとは言わないが、やはり、どこかで集中力を欠いているのか、小さなミスが多い。

前半34分の早川のビックプレーがなかったら、ズルズルと失点を重ねていたかもしれません。

 

後半総括:ピトゥカは必死に戦っていた

後半は広瀬を下げて右SBに佐野を移動、樋口をボランチにして右SHに松村を投入。
この采配は功を奏し鹿島が勢いを掴むと、ピトゥカがさらにスイッチを入れた。

GKまでチェイスした結果、GKのキックミスを仲間が拾い、垣田へスルーパスを出すとGKと1対1になったが決めきれず!
それでもこぼれ球が優磨の元に転がるが、足元が合わずにミートしきれず・・・。

さらに松村がサイドで仕掛けて中にクロスを入れると、これまたフリーだった優磨の元に届くがシュートはGKの守備範囲。

15分で点が獲れないと再び一進一退になり、徐々に柏の残留するぞ!と言う勢いが鹿島ゴールに迫り始める。

そして32分。ピトゥカのキックが相手に当たると相手のカウンターに繋がってしまう。
それでも、昌子と植田が残っていたので、何とかしてくれると願ったが・・・。

マテウスと細谷が上手かった。

このまま沈むのかと思ったが、VARの恩恵で得たPKをピトゥカが冷静に決めて同点!

スタジアムの雰囲気も生き返り、逆転を後押しする雰囲気になるが、柏のGKとDF陣に決定機を阻まれて万事休す。

 

試合終了:試合終了

終了間際、柏の連続セットプレーを凌いでなんとかドロー。
笛と共に、力なく座り込む優磨の姿が、痛々しい感じで悲しかった。

 

レイソル戦で感じたこと

このブログで鹿島の事を書くときは、選手個人の批判はしないと決めている。
監督は・・・
もうシーズン最終盤だから、止めておく。

純粋に、試合を観て、感じたことをまとめておきます。

  • SBの選択って難しいのだな・・・
  • ピトゥカから知念へのパス
  • ピトゥカの姿を忘れない

です。

 

SBの選択って難しいのだな・・・

広瀬も守備力を向上させようと努力し、移籍直後に比べれば良くなったと思うが、やはり、相手との距離感とカンが悪いのが、抜かれてクロスを上げられことが多い。

その結果、対面の安西もこれまた得意ではないフィジカル勝負の守備をする回数が増えて決められてしまう・・・と言う展開がここ最近多いからか、前半の安西は言葉は悪いが怖がっていて左サイドで燻っていました。

でも、後半になって佐野がコンバートされると、彼の守備力はやはり秀逸であるため、安西も前に出るようになっていました。
同時に、松村も守備に気を取られることなく前を向いてプレーをしていました。

この点だけ考えると、SBに守備力は大切だし、常本の有難みを再認識しました。

しかし、佐野も常本と同じく、攻撃の一手としてはあまり機能していない。

内田や西を見てきたので、もどかしいことこの上ない。

さらに・・・
本職である須貝がベンチにいるのに、佐野が起用されることに対し、彼の胸中は気になるし、SBとして佐野がファーストチョイスなら、ベンチにSBを入れないで攻撃の選手を入れたらいいのにと思いました。

SBの人選1つとっても、大変なのだから、監督業は大変だとは思う。

思うけどねぇ・・・。

 

ピトゥカから知念へのパス

前半の鹿島の攻撃は歯痒いモノだった。
何度も何度も、試合が止まるたびに選手達が集まって話し合っていたが、まったく思うように組み立てられない。

その姿を見ていて思うのは、以前にも書いたが、「相手がいるスポーツ」であることを忘れているのではないか?という事です。

監督がジェスチャーでサイドに出せと言われてサイドに出していたが、先に触れたように安西は広瀬の守備に不安を感じているのか低い位置にいるから前に向かないし、優磨や垣田は狙われているからロストが多く、そうすると後ろはカウンターを警戒して押上げないし・・・。

トレーニングでやったことをそのままやろうとしても、相手がいるんだから、臨機応変に動けばいいのにと思うシーンが多かったです。

でも・・・後半、知念が入った時に1つ光明が見えた気がしました。
相手の攻撃を抑え、ボールがピトゥカに入った時に、知念が右サイドに走り出してパスを受けました。

何気ないただの一つのプレーですが、知念が、首を振って相手のいないスペースを見つけて走り出し、それを見たピトゥカがパスを出す。

知念は余裕を持って受け速攻に入ろうとしたのですが、他の選手の動きが連動しておらず、結果として速攻になりませんでした。

あの1プレー。
状況に応じてプレーするという何でもないプレーなんだけど、それがとても新鮮に感じたのは、今の鹿島の攻撃にそれが減っているという事なのかな?

そう感じたシーンでした。

 

ピトゥカの姿を忘れない

浦和戦でも終了間際にピトゥカがGKに鬼プレスを掛けてスイッチを入れようとしたのですが、優磨などは既にガス欠状態で呼応出来ませんでした。

だからなのか、この日は後半序盤に鬼プレスを見せました。

その甲斐あってビックチャンスに繋がったのですが、あれを決めて流れに乗れないのが、今の鹿島の問題点なのかもしれない。

さらに、ピトゥカのPKでの姿も素晴らしかった。

反対側のゴール裏からは、ピトゥカが実に冷静に左足で流し込む姿、直ぐにボールを拾いセンターサークルに戻る姿、愛する家族へサインをサッと送る姿、観ていて思わず眼がしらが熱くなりました。

プロ選手としてピッチに出た以上、目の前の試合に勝つために全力を出す。

当たり前だし、とても単純なことだけど、それを100%の熱量でやれるピトゥカを、もっと観たいと思ったのは私だけでしょうか・・・。

言葉ではなく、サッカーのプレーでサポーターに語り掛けるピトゥカの姿を忘れないし、若手やユースの選手達には覚えておいて欲しいと思いました。

 

息子の一言にサポーター魂をみた

試合終了のホイッスルを聞いて、やるせない気持ちで席に崩れて溜息をついていると、横では息子がポツリと「勝ちたかったね・・・」と。

小さな子供に勝利を見せてあげられないことに、悔しさや怒り、そして悲しさと謝罪の気持ちが渦巻いていました。

でも、試合後の挨拶に選手がゴール裏に集まったとき、彼は旗を振りながら絶叫したのです。

「次は僕がもっと旗を振るからね。勝てるからね。」

サポーターの原点を思い出しました。

少なくともこの日の選手達は、誰一人として手を抜いていなかった。
誰もがもがき苦しみながら必死に戦っている姿だった。

そんな選手達を見ているのに、エールを送らないなんて何のためのサポーターだよ・・・と。

6歳児恐るべし・・・です。

 

次の試合はJ1第33節・川崎F戦です!

楽しくプレーとかどうでもいい。
苦しんで苦しんで、心臓が止まるくらいに走らせたとしても、等々力の地で勝てば、鹿島に関わる全ての人が心の底から喜び、笑うと思うよ、監督。

残り2試合・・・

勝とうよ。
勝つことの喜びや、勝つために努力する楽しさを追求してよ。

願いはただ、それだけです。

 

まとめ 

ワンちゃん、元気そうで良かったよ。

関川が負傷した時はそばにいてくれたし、優磨とやりあっても直ぐに和解していたし、守備はとてもクリーンだし・・・ハンドは本人的には悔しかっただろうけどね。

ちゃんと、ゴール裏に挨拶に行っていたし、愛されキャラのままだった。

 

さて、また2週間の中断になる。

新しいことを仕込むより、勝ちたいという想いを練習でどれだけ見せるかどうかで、スタメンとベンチメンバーを選ぶと宣言した方が、よっぽどいい準備が出来るのではないでしょうか?

なんて、試合後の監督のコメントを聞きながら思ったりしました。

シーズン残り2試合。
勝って、笑顔で終わろうよ。

 

どんな時も
勝利を貪欲に求める
ピトゥカの姿を忘れない

 

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