lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2023年J1第30節(敗戦)鹿島VS ヴィッセル神戸!これからも鹿島と共に歩む!~



2023年10月21日、鹿島アントラーズヴィッセル神戸を相手に2023年J1第30節を戦いました。

神戸のホーム扱いですが、場所は国立なので、首都圏近郊に集中しているアントラーズサポーターも駈け付けやすく、アウェイ扱いだけどホームの雰囲気は生み出しやすかったはずです。
また、3週間の中断期間でしっかりと対策も練れたはずです。
さらに、直前にジーコも来日して気合も入ったはずです。
なにより、ホームでの大敗のリベンジを果たしたかったはずでし。

しかし・・・

前半45分は完敗!
後半45分は抵抗しつつも練度は歴然!

哀しいけど、ここから這い上がるしかないと打ちのめされた・・・
2023年J1第30節(アウェイ)鹿島VS ヴィッセル神戸戦の記録です。

 

2023年J1第30節(アウェイ)鹿島VS ヴィッセル神戸戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 1-3 神戸

   前半16分佐々木 大樹
   前半45分井出 遥也
   後半38分佐々木 大樹 
後半46分 松村 優太

スターティングと交代メンバー

GK29 早川 友基 
DF2 安西 幸輝
5 関川 郁万 ⇒後半0分3 昌子 源
22 広瀬 陸 ⇒後半0
分27 松村 優太
55 植田 直通 

MF14 樋口 雄太⇒ 後半31分20 柴崎 岳
15 藤井 智也 ⇒後半0分33 仲間 隼斗
21 ディエゴ ピトゥカ
25 佐野 海舟
10  荒木 遼太郎 ⇒後半23分37 垣田 裕暉

FW40 鈴木 優磨

起用されるかも・・・
とは噂されていたが、このタイミングで荒木をトップ下に配置した岩政監督。
勝負を仕掛けてはいるんだけどなぁ。

荒木自体は悪くなかったけど、前半は、荒木も鈴木も、ほぼ何もさせて貰えなかった感じでした。

 

2023年J1第30節(アウェイ)鹿島VS ヴィッセル神戸戦の動画ハイライト

この試合、ハイライトではなく出来るならフルで視聴した方が良いと思います。
「絶望」という名の苦しみを45分間を味わえます。

でも、あの絶望を味わうことで、いつの日か、この上ない喜びを味わえるはずだと信じています。

【公式】ハイライト:ヴィッセル神戸vs鹿島アントラーズ 明治安田生命J1リーグ 第30節 2023/10/21 - YouTube

 

2023年J1第30節(アウェイ)鹿島VS ヴィッセル神戸戦の試合内容と感想

勝つことを信じて応援し続けましたが・・・
両チームの完成度は雲泥の差でした。

 

前半総括:仕掛けは失敗し、弱点はしっかり突かれた

荒木をトップ下に置いて、鈴木との距離を近づけて、切り込んでいくことをイメージしたのかも知れませんが、前半はその2人が仕込んで来たことが出来るような場面でボールを受けることは出来ませんでした。

とにかく中盤での神戸のプレスが早い。
たちまち鹿島の選手が臙脂のユニフォームに囲まれ奪われるシーンが多く、俯瞰している観ているスタンドからは、届かないのは承知の上で「うしろ、うしろ」と叫ぶことが多かったです。

そして失点は、今の鹿島のウィークポイントを、実に見事に突かれました。

神戸戦終了時点で、全29失点の内、9点(約3割)をクロスから失っており、当然の如く相手はこの弱点を突いてくのですが、3週間で対策はしなかったのだろうか?

 

後半総括:決められず、トドメを刺される典型パターン

前半に2失点したことで、思い切って選手を入れ替えられたのは良かった。
前半と違い、DFラインに落ち着きをもたらす選手が入ったこと、それから前線で神戸の選手に厳しく突っ込む選手が入ったこと、この2つだけで、完敗ムードから追い上げムードに変わるのだから、やっぱりサッカーって面白いし、やってる方からしたら難しいのだろうなぁ。

しかし・・・
2度のチャンスを決めきれないと、トドメの3点目を喰らうのは、皮肉ではないが、誰が出てもやられるパターン・・・になってしまっているのが残念だ。

個人的には、松村の姿に、一皮むけた感が漂っていたのが救いだった。

 

試合終了:無冠確定

チームへのブーイングに賛否両論があるが・・・
お金貰ってピッチに立っている以上、そのお金を出している側から、成果が出ていないことに対して苦言を呈されるのは仕方ないと、私は思う。

誰それが悪いとかの個人攻撃は間違っていると思うが・・・。

 

ヴィッセル神戸戦で感じたこと

試合直後は茫然としてしまったが、一晩経ってから試合で気になった箇所を見直してみて、感じたことをまとめておきます。

ちなみに、選手選考が・・・とか、布陣が・・・などは、
監督の専売特許なので、特に触れません。
監督が選んだのならの時点でベストメンバーと判断したのでしょうから。

  • 相手がいる競技だと言ってるのだが
  • 守備の弱点は改善しないの?
  • 松村が得たモノ

です。

 

相手がいる競技だと言ってるのだが

福岡戦でスコアレスドローに終わったあとの記事でも、フットボールと言う競技は相手がいる競技であり、どんなに自分達のスタイルを極めて追求していっても、必ずしも勝てる競技では無いという事に触れたのだが・・・
監督は気付いていないのではないか?(そんなことは無いと思うが)と不安になってしまう内容でした。

対策を施した攻め方、崩し方、守り方が、想定通りに相手に嵌れば良いのですが、相手だって「考える」訳であり、鹿島が準備した罠に「素直」に嵌る義理はない。

彼らは彼らで対策してくるし、こちらの布陣や動きを読んで、プレーを変えてくるだろうから、その時は臨機応変に「自分達のスタイル」を「変える」必要がある。

そう、思うのだが・・・。

 

守備の弱点は改善しないの?

植田と関川の2CBは、Jでも屈指のCBだと思うし、練度も上がっていると思う。
そして、早川とのトライアングルで、相手を剥がす(植田はちょっと危うい時あるが)のもかなりこなれてきたと思う。

ただ2人、正面から突っ掛けてきたり、セットプレーなどプレーが止まった状態から上げられるクロスには無類の強さを発揮しますが、流れの中でサイドに出され、そこから上がってきたボールに対しては、後方への監視が弱くなり跳ね返す壁になっていないことが多いように感じます。

だから相手からすれば、2CBの注意を前面にひきつけておいて、彼らの頭を越えさせれば、その後ろでは数的有利になる訳で、そこを狙われているように感じました。

神戸戦の1失点目は、2CBの連携が不十分だったので、安西が得点した佐々木を含めて2人を見る羽目になり、競り合いに間に合わずやられているし、2失点目は武藤のクロスが意外性のある出し方だったけど、やはり安西が数的に不利な状況になっていた。

だから安西は悪くない・・・ではなくて、広瀬も相手に交わされることを怖がってるのか距離を獲りすぎだし、2CBは空間の状況を認知していないし、安西は自分が大変な目に遭うのに声を出していない、早川も指示が足りないし、DFライン全員の責任だと見ていて思いました。

岩政監督はCB出身なのに、この守備の弱点に改善が見られないのはなんでだろう?

 

松村が得たモノ

アジア大会終了後に、鹿島から参戦していた松村についてまとめました。

www.road-to-landsend.net

その中で、2023年のアントラーズにおいて、彼だけが得た経験値に触れたのですが、その見方は間違っていないように感じました。

点を獲ったから余計に良く見えるのかも知れませんが、プレー選択、動き出し、相手との距離の取り方、身にまとう雰囲気などなど、アジア大会に行く前と明らかに違いがあると感じた人はきっと多かったはずです。

残り4試合で松村がどこまで化けるか?

化けすぎてシーズン終了後に海外に行かれたらショックですが、松村の成長がとても楽しみに感じました。

 

次の試合はJ1第31節・浦和レッズ戦です!

客観的に両チームの練度の状態で比較すれば差は歴然です。

何しろ、シーズン最終盤になってもまだ、「自分達のスタイルを模索・・・」とか言ってるようでは、チーム練度が低いままなのも当然です。

じゃあ・・・来季を見据えて戦うのか?

それは絶対にしないで欲しい。
浦和だけではなく、残りの試合に対しては、2023年シーズンで一番シックリきた布陣で挑むか、目先の勝利を掴むためだけの布陣を選んで戦って欲しいです。

そして試合後に、自分達の現在地をきちんと認識してから・・・

このまま突き進むのか?
見直すのか?

決めて欲しいです。

なにしろ、鹿島にとっては残りの4試合は消化試合ではありません!
2024年のリーグタイトル奪還のための1試合なのですから!!

 

まとめ 

試合前の記事では、如何にして植田が大迫を抑えるかが鍵だと書きました。
その大迫には自由にさせませんでしたが、残念ながら、神戸のチーム練度はすでに大迫が抑えられても対応出来るだけのモノに成熟していました。

前半から仲間のようなファウルすれすれのタックルがしていたら
後半の優磨のシュートが決まっていたら・・・
2-1になっていたら・・・

たらればはあるけど、終わったことはどんなに嘆いてもどうにもなりません。

選手には前に向かって進んで欲しい。
何気ない練習の1つ1つが、タイトルに繋がってると信じて!

 

鹿島が鹿島であるために
どんな状況になっても
勝利への執念は燃やして欲しい!

 

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