2023年4月15日、鹿島アントラーズはホームであるカシマスタジアムにヴィッセル神戸を迎え、2023年J1第8節を戦いました。
前節、今シーズン絶不調の柏に対し、0-1で敗戦。
リーグ戦は3連敗となり、色んな意味で崖っぷちに立っているアントラーズ。
昌子を外し、常本を外し、覚悟を持って挑んだはずの神戸戦でした。
しかし・・・
序盤から神戸に押し込まれ、耐えきれず、大迫に先制点を決められると、前半の終了間際にも追加点を決められてしまいます。
その後も、神戸に好きなようにやられ、終わってみれば1-5の大敗。
試合前から降り続く雨が、選手やサポーターの涙を加速させました。
霧は濃くなる一方だった2023年第8節(ホーム)鹿島VS 神戸戦の記録です。
- 2023年第8節(ホーム)鹿島VS 神戸戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2023年第8節(ホーム)鹿島VS 神戸戦の試合内容と感想
- 神戸戦で感じたこと
- 次の試合はルヴァンGS第4節・アウェイ福岡戦!
- まとめ
2023年第8節(ホーム)鹿島VS 神戸戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 1-5 神戸
前半24分 大迫 勇也
前半47分 武藤 嘉紀
後半3分 大迫 勇也 (PK)
後半16分 鈴木 優磨
後半27分 佐々木 大樹
後半40分 武藤 嘉紀
スターティングと交代メンバー
GK 29 早川 友基
DF2 安西 幸輝⇒後半25分28 溝口 修平
5 関川 郁万
22 広瀬 陸斗⇒後半9分3 昌子 源
55 植田 直通
MF10 荒木 遼太郎⇒前半25分35 中村 亮太朗
14 樋口 雄太
21 ディエゴ ピトゥカ⇒後半30分37 垣田 裕暉
FW13 知念 慶
27 松村 優太⇒後半9分15 藤井 智也
40 鈴木 優磨
スタメンとベンチメンバーを見た時には、岩政監督の目線では問題は「後ろ」にあるのか・・・と言う印象でした。
しかし、後ろを多少入替えた程度では、神戸のチームとしてのクオリティーの高さに打ちのめされるだけでした。
2023年第8節(ホーム)鹿島VS 神戸戦の動画ハイライト
正直言って、生涯で2度と見返したくないハイライト動画であるが・・・
こういう時もあったと後で振り返れるように貼っておくとする。
【鹿島アントラーズ×ヴィッセル神戸|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ 第8節 | 2023シーズン|Jリーグ - YouTube
2023年第8節(ホーム)鹿島VS 神戸戦の試合内容と感想
試合序盤からピッチ上の11人はバラバラだった。
ヤル気が無いと言う意味ではありません。
熱量
方向
思考
変な言い方にはなるが、見事なまでにオーガナイズされておらず、個々が、必死に藻掻いていた。
前半総括:雨なのか・・・涙なのか・・・
柏戦は曲がりなりにもチームとして動こうとしつつ、まとまりきらずに力を発揮できないと言う意味でワーストの試合の1つだった。
しかし、神戸戦は言葉は悪いが「本当にバラバラ」だった。
個々の選手の能力を比べたら、神戸の選手とそれほど大きな差はないのに。
でも、タレント力に優れる選手が、シンプルにハードワークをすると、これほどまでに差が付くのか・・・。
そんな印象でした。
大迫、そして武藤。
相手の2トップに気持ち良く点を獲らせてしまいました。
後半総括:監督は動いたが小手先でどうにもならん
仕切り直しと奮起したが、神戸の出足が勝り、いきなりPK献上。
樋口が手を出した訳ではないけど、結果はPK・・・。
事実上、これで終戦でした。
その後、大迫は早々と後退し、鹿島は3バックに変更。
すぐさま優磨が1点を返すものの・・・。
鹿島の失点は止まらない。
試合終了:誰の胸にも去来するのは・・・
4連敗とか、5失点とかもショックですが、何よりもショックなのは、失点を重ねていく中での選手達の表情でした。
一見、最後まで歯を食いしばってプレーしているようでしたが・・・。
「勝ちたい」「悔しい」「受け入れ難い」と言うような表情は読み取れず。
メンタルがとても心配な試合終了の笛でした。
神戸戦で感じたこと
いつもは試合を見て感じることは多々あって、その中でも、今後の試合を観る時に注目したいと思う点を幾つか取り上げるのですが・・・。
神戸戦に関しては、感情が高ぶってしまい・・・
1つだけ、書いておきたい。
1人の選手にそこまで背負わせるの?
ユース出身で鹿島にとって特別な選手である。
海外挑戦中にも関わらず鹿島の現状を憂いて戻ってきた特別選手である。
鹿島にとって特別な番号を自ら背負うと決断した特別な選手である。
でも・・・
だからと言って、今のアントラーズに関する全ての苦しみを、彼一人に背負わせて良いのだろうか?
勝てないことは悔しい。
シーズン早々にタイトルが遠のきつつあることは本当に悔しい。
この点について鹿島のフロントは「甘え過ぎ」ではないだろうか?
26歳の青年に、あんな顔をさせ、あんな声を出させ、あんな背中で去らせてはいけないと思いました。
次の試合はルヴァンGS第4節・アウェイ福岡戦!
先日のホームでの福岡戦は、234日ぶりのホームでの勝利となり、選手もサポーターも沸き上がりました。
しかし・・・
決して盤石な戦いを演じて勝利したのではなく、薄氷の勝利でした。
福岡の長谷部監督は(リスペクトを込めて)超難敵である。
いつもいつも、鹿島と言うチームが歩んできたことをリスペクトする発言をしてくれ、鹿島に勝つための戦術や布陣を練りに練って挑んでくる。
鹿島の歩んできた道をリスペクトしてくれているから・・・
時に先日のように「厳しい指摘を監督にも」する。
良い監督だと思う。
その監督の繰り出す戦術と布陣を乗り越え、岩政監督とアントラーズには勝って欲しい。
道半ば・・・
やってることは間違ってない・・・
そういう事を口にしてもいい。
でも、「勝つ」という事は明言して欲しいし、勝てなかった時に素直に「悔しい」と口にして欲しい。
その上で、進んでいる道は間違ってない・・・と発言するなら受け入れる。
先日の彼の涙を無駄にしないで欲しい。
まとめ
私は、監督を変えるも変えないも、チームの方針なのだから周囲がとやかく言っても仕方ないと思っています。
ただ・・・
これほど勝てないのに、それを「耐えてくれ」と言うならば、その先に描いている図面をハッキリと宣言して欲しいです。
そして、腹をくくった言動を見せてくれるなら、僕らは「一緒」に戦います!
どんなときも
アントラーズと共に歩む!
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