lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2023年J1第29節(引分)鹿島VS アビスパ福岡戦!戦う目的を見出さないと!!~



2023年9月30日、鹿島アントラーズはアビスパ福岡のホームに乗り込み、2023年J1第29節を戦いました。

前節、大一番でマリノスに敗れ懸念していました。
選手達のモチベーションは大丈夫か?と。

心配したほどには、選手達の表情やプレーからは「投げやり」とか「惰性」などは感じられませんでしたが、やっぱりホンの少しだけ、何かが足りないと感じました。

選手、そしてサポーターが、今一度、一丸となって戦うためにも、目標を設定してくれないと、このままでは寂しいシーズン終わりになりそうな気がしました。

2023年J1第29節(アウェイ)鹿島VS アビスパ福岡戦の記録です。

 

2023年J1第29節(アウェイ)鹿島VS アビスパ福岡戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 0-0 福岡

 

スターティングと交代メンバー

GK29 早川 友基 
DF2 安西 幸輝
5 関川 郁万 ⇒後半29分3 昌子 源
22 広瀬 陸 ⇒後半10
分16 須貝 英大
55 植田 直通 

MF14 樋口 雄太⇒後半29分30 名古 新太郎
15 藤井 智也 ⇒後半15分33 仲間 隼斗
21 ディエゴ ピトゥカ
25 佐野 海舟

FW13 知念 慶 ⇒後半0分37 垣田 裕暉
40 鈴木 優磨

マリノス戦の敗戦により、多少、スタメンに手を加えた。
色々と福岡対策を練ったスタメンだったとは思う。

あまり機能してはいなかったけど・・・。

 

2023年J1第29節(アウェイ)鹿島VS アビスパ福岡戦の動画ハイライト

どちらもしぶとく戦って引き分けたというよりも、決定機に決められない両チームの課題が浮き彫りになる引分けだったと思います。

【公式】ハイライト:アビスパ福岡vs鹿島アントラーズ 明治安田生命J1リーグ 第29節 2023/9/30 - YouTube

 

2023年J1第29節(アウェイ)鹿島VS アビスパ福岡戦の試合内容と感想

勝ってくれ・・・
何とか希望を繋ぐために、勝ってくれ・・・

祈りを込めつつ試合を観戦しました。

 

前半総括:どうしてそれを徹底しない

鹿島は、福岡の3バックの両脇に出来るスペースを利用して中にクロスを上げる練習をしていたに違いありません。なにせ福岡はクロスからの失点が多いから。

それゆえ、開始3分の一連のプレーには可能性を感じました。
ピトゥカから広瀬、そして樋口が隅に抜け出して折り返し、ピトゥカが落としたボールを広瀬がシュートしたシーンは、明らかにチームの意図を感じました。

また、サイドを抉ってクロスを入れて仕留めるために、知念をスタメンで使っているように感じました。

ところが、時間が経つにつれて知念に垣田にやらせているようなプレーを要求するようになるし、3CBの両脇を嫌になるほど突くという攻撃が影を潜めたのは残念でした。

 

後半総括:両チームの課題が浮き彫りに

両チームが抱える問題点である「得点力」がこれほど露になるとは思いませんでした。

福岡も見事に鹿島の守備陣を突破してゴール前でチャンスを作りますが、最後のシュートが決まりません。

鹿島にはビックチャンスが2つありました。
1つは優磨、もう1つは昌子。
正直、昌子は投入直後、かつ本職はCBだから、あの折り返しに合わせきれないのは判ります。ハイライトで改めて観ても、折り返しはかなりのスピードです。
でも優磨には決めて欲しかった。FWなんだから。

ただ、それ以上に深刻なのは、あの2つのシーン以外には、ほとんどノーチャンスだったことです。

 

試合終了:寂しいドロー

難敵の福岡相手に、しかもアウェイで、しぶとく勝点1を積み上げた!

と前向きになれない状況がとても寂しい。

 

アビスパ戦で感じたこと

感じたことと言うよりは、90分を終えて何かモヤモヤするものがあり、数日考えてみて思ったこと・・・です。

  • 相手がいる競技なのだが・・・
  • シュートを打って・・・
  • 熱量を響かせる目標

です。

 

相手がいる競技なのだが・・・

岩政監督が鹿島に植え付けようとしているサッカーを、優磨や昌子、そして加入直後の柴崎も、好印象を持ってプレーしているのだから、完成すれば相手を圧倒する「可能性」があるのは確かなのだろう。

しかし・・・
やはり気になるのは「自分達が出来るようなれば」と言うニュアンスだ。

2014年にワールドカップを戦った代表がブラジルの地で敗れ去った時、「自分達のサッカーに固執」した結果の悪夢だったという教訓を得たはずなのだが、大丈夫だろうか?

自分達が思い描くサッカーをしてドローや引分けよりも、単純なリアクションサッカーであったとしても、勝利した方が評価される競技ではないのか?

自分達がどれほど完璧に、そしてミスなく、事前に予定した通りにプレーすれば「高評価」されて「勝てる」競技はないはずだ。

サッカーと言う競技は、相手が居て、その相手が仕掛けてくることに対してプレーしながら対処し、その上で「結果」を出さないといけないスポーツであることから、目を瞑らないで欲しいと思います。

 

シュートを打って・・・

DAZN観戦していたのですが、観戦中、とても気になることがありました。
それは解説の中払氏が「シュートで終わりたいですね~」「今のはシュートで終わりましたね~」と何度も言っていたことです。

試合を通じてのシュート数では、鹿島が12本、福岡が9本。
(ただし両チームともに枠内シュートが0本ってのはなぁ・・・)

決して少なすぎると思わないけど、でも、解説が序盤から何度も言うので気になるようなると、確かにシュートチャンスで「気弱」な選択を感じました。

自分で打つ!
のではなく、周囲で可能性のある人を探すのが「ファーストチョイス」になってる気がします。

その結果、追い詰められて、苦し紛れなパスやシュートになるから、ミスしたり、枠にも飛ばないシュートになっていたのではないでしょうか?
(福岡はどちらかというと精度が悪かった気もしますが・・・)

ピトゥカがミドルを打った時に感じたのですが、時に遠目からでも狙う姿勢を見せることで、ショートパスも活きるのではないでしょうか。

 

熱量を響かせる目標

現地に参戦もしないで、偉そうなことは言えないのですが・・・
鹿島サポーターの声量は決して小さくなかったと思います。

画面越しにも試合前から響いていたし、チャンスになれば盛り上がったし、最終盤はボルテージが全開になっていたと感じました。

あの声は、間違いなく選手の耳にも届いてたはずです。

でも、選手を突き動かすには何かが足りなかった気がします。
それは、声の量とか熱量ではありません。

 

セレッソ戦の時、色々とあってアントラーズファミリーは一丸となって「何が何でも守って勝つ!」と言う目標を抱きました。
そしてその共に抱いた目標を後押しするためにサポーターは声を枯らし、その応援を聞いた選手は疲労が溜まった足を動かすエネルギーに変えていたと思います。

つまり、サポーターの目一杯の後押しが選手達の身体を突き動かすエネルギーとなるためには、何かしらの強い「目的」や「目標」が必要なのだと思います。

 

最後まで泥臭く足掻く
若手にチャンスを与える
来季の最終テストの場にする

鹿島のスタイルではないものだとしても、何かしら、スタジアム全体をを巻き込んで渦を起こすことの出来る「目標」が欲しい。

 

昨シーズン、最終戦のガンバ戦に参戦しました。
暖かな日差しの中で、ゴール裏2階席から観ていたのですが、チームの応援を共にしようという共通意識はありましたが、タイトルも、ACLも、掛かっていない状況では、あのセレッソ戦のような熱量は生まれません。
むしろ残留の掛かってるガンバサポーターが一丸になっている姿に、羨ましさを感じてしまったくらいです。

今年のホーム最終戦もあのような雰囲気になってしまうようでは、来季に繋がらないと危惧します。

 

次の試合はJ1第30節・ヴィッセル神戸戦です!

初タイトルへ向け、エンジンに再点火した感じの神戸。

例えホームで屈辱の5失点を喰らったとは言え、国立と言う大舞台で相手の引き立て役になってしまったら、アントラーズと言うチームが築き上げてきた「伝統」が壊れてしまいうそうで心配です。

空気を読まず、シレッと1-0で勝つ。
3-0とか4-0ではない、1-0だ。

昨シーズンからずっと築いてきたモノがあるのは判りますが、次節だけは、試合に勝つことだけフォーカスし、岩政監督には甘さを捨てて臨んで欲しいです。

 

まとめ 

サポーターの仲間からは、やはり恐れていたような結果になってしまった。
とか
予想通りの結果になってしまった。

などと言われました。

アントラーズはそれではいけない!
J参入の時から、誰もが厳しいと思うような「試練」に打ち勝ち続けて、チームを作ってきたのだから。

 

首位を叩くことで
鹿島の存在感を示して欲しい!

 

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