lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~鹿島の2023年シーズン前半戦、あれやこれや!~



2023年J1リーグ戦は折り返しとなりました。
正直、まだ17節だったのか?と言う位にかなり濃いシーズンです。

フットボールを楽しませてくれている監督に感謝ですし、何よりも、折り返し時点でタイトルの可能性をきちんと残してくれたこと大感謝です。

折り返しを迎え、ここまでの結果や感想、気になった選手について、サラッとまとめておくことにします。

 

 

2023年J1リーグ折り返し時点での感想

不安要素満載のプレシーズンでしたが、開幕の京都戦で完勝したことが、問題を見辛くしてしまったように思います。

 

アントラーズのチーム状況

17試合終えて7位である。※神戸と川崎は16試合消化

序盤の連敗時を考えれば、8勝4分5敗はかなり状況が改善されたと思う。

 

総得点23
総失点16

神戸戦での5失点がかなり痛い。
それを除けば、守備は安定している。

 

得点者:鈴木8、知念4、土居&垣田2
アシスト:樋口5、安西&鈴木4

どれだけ鈴木優磨に背負わせているのが判る。
点も獲って、アシストもして、チームを鼓舞して、サポーターの前にも立たせて・・・
もっと、もっと、彼をサポート出来る選手が出て来ない、彼が出場出来ない時が厳しくなる。

 

チーム状況の推移

17試合しかなかったのに、ジェットコースター並みの浮き沈みです。

 

泥沼の泥沼

思い返せば、2023年はプレシーズンも泥沼で改善の余地があった。

しかし、開幕からの3試合が「そこそこ」上手く滑り出せたのが苦難の始まりでした。

  • 開幕の京都戦で思いの外に気持ち良く勝利出来た
  • 第2戦の川崎戦は敗れたが最終盤まではイメージに近いサッカーが出来た
  • 第3戦で横浜FCに気持ち良く快勝した

これらの結果が、チームが抱えていた問題点を見え難くしてしまうと言う、皮肉な事態を引き起こしてしまいました。

そして・・・
第4節から4連敗、しかも点が獲れない・・・。

サポーターの不満も爆発し、神戸戦後には鈴木優磨が矢面に立ってサポーターと話し合いをする事態にまで発展。

直後に迎えたルヴァン福岡戦
今のところ、今シーズンの底でした。

思うようにプレーが出来ない中でも、なんとかドローに持ち込めると思ったアディショナルタイム・・・敢え無く失点して敗戦。
選手か監督のどちらかのメンタルが壊れるのではないか?と心配しました。

 

不死鳥のように再起

不安だらけのチームでしたが、1つ光明がありました。
それは、ジーコが来日してチームに帯同していたことです。

今シーズン、ジーコは2回来日する予定でしたが、その1回目の来日時にチームがどん底であったことは、ある意味、不幸中の幸いだったのかも知れません。

選手、監督やスタッフだけではなく、フロントも一丸となって「戦い方を見つめ直し」たことで、ようやくエンジンに火が入ります。

戦い方が整理されると、一転して「勝負強いアントラーズ」が戻り、ついに、J30周年記念試合として国立で開催された名古屋戦にも快勝して5連勝を達成します。

 

停滞と再点火

ホームに戻って6連勝を目指した試合では、不可解な判定などにも悩まされ、引分けに終わります。

するとそこから3連続ドロー。再び勝利から遠ざかります。

しかし、序盤の泥沼時期とは異なり、チームの軸が固まっていたので最少失点で戦うことが出来て、敗戦ではなくドローに持ち込めた試合が多かったのは幸いでした。

リーグ戦3連続引分けの末・・・
折り返しの17試合目でなんとか勝利し勝点3をゲット!

試合後に監督が、2007年の逆転優勝時のことを口にするなど、折り返し時点でタイトルを視界に収めているのは、後半の応援にさらに熱が入りそうです!

 

前半戦で印象に残った試合

個人的に印象に残った試合は以下の2試合です。
どちらも、今シーズン序盤のターニングポイントになった試合です。


第6節 VS広島戦 1-2敗戦

昨年、ダブルを喰らった相手に対し、ホームでは絶対に勝つと気合十分でした。
知念が先制し、勝利が見えてきた終盤に連続失点して敗戦。

試合後に、岩政監督が「なんで負けたのか・・・」みたいな呟きをしていたのですが、「負けに不思議の負けはない」のだから、しっかり見つめ直さないと危ないと思っていたら・・・。

案の定、その後も柏と神戸に負けて4連敗となってしまった。

広島戦の時点で、攻撃と守備の仕方に手を加えていれば・・・
もう少し違った結果になっていたかも知れません。

 

第13節 VS名古屋戦 2-0勝利

30周年を記念して国立で開催された記念試合。
ジーコも見守る中で2-0で快勝したのは良かった。

でも、この試合の一番の収穫は「サポーターの声」は選手の支えになるという事実を再認識したことです。

56,000人と言う観衆が生み出す熱気と声は、間違いなく試合を揺り動かすだけのパワーを生み出していました。

近年、カシマスタジアムはなかなか大入りになりません。
記憶に残る試合では、2017年の第33節柏戦と2018年のACL決勝第1戦のみです。

4万近い観衆が作り出す雰囲気、熱気、声・・・
カシマスタジアムで再現すれば、ホームでなかなか勝てないチームを変える力になると思います。

ではどうすればサポーターが集まるのか・・・
やはりタイトル争いをするしかない!

どんなにSNSで社長が訴えても、「タイトル争い」に勝るものは無いと思います。

 

前半戦、印象に残ってる選手

どの選手も素晴らしいし、活躍してくれています。
でも、自分は守備の2人に注目しています。

 

植田の存在感!

全試合出場し、身体を張ってゴールを守り・・・
もらったカードは0枚!

CBと言うポジションで、カードを貰わずにプレーし続けるのは、本当に凄い事だと思います。

あとはパスだけど。。。
まあその苦手部分を補って余りある、偉大なる壁です。

 

今日も安西は走って蹴って!

ポルトガルに行く前の印象が凄すぎて、サポーターから厳しい声を掛けられることも多い安西ですが、今年のアントラーズの攻撃の起点になってるのはデータが示す通りです。

チャンス構築率は、優磨や樋口、ピトゥカを抑えてチームトップです!
SBと言うポジションで、アディショナルタイムまで全力で上下動を繰り返し、クロスを上げ、時に切り込み、上手くいかなくても繰り返し・・・

アシストはチーム2位の4です!

もっと褒めてあげようよ・・・。

 

他にも佐野は本当に凄いし、樋口のキックはやはり凄いし、ピトゥカの奪取能力はリーグでも頭一つ抜けています。

あぁ・・・
本当に良い選手ばかりですなぁ。

 

予想以上に成長している選手

やっぱり関川しかいません。

予想以上と言うと怒られそうですが、でも、多くの人がこれほどの成長速度を見せるとは思っていなかったはず。

昌子復帰後にレギュラーを失っても腐らず、レギュラーに戻っても奢らず、植田と昌子が必死に築いた「アントラーズのCBとは」を物凄いスピードで吸収しています。

そしてなにより、楽しそうにプレーしています。
昨年までのように、気持ちが入らないプレーは殆どありません。

代表に入るには、まだまだ課題は多いと思いますが・・・
CBは年齢を重ねることが必ずしもマイナスになるポジションではありませんので、虎視眈々とアントラーズの関川として成長することで、代表の座を奪って欲しいです。

 

今シーズン苦しんでいる選手は・・・

荒木、松村、中村、藤井、エレケ。

ポテンシャルを発揮出来ていない選手は大勢いますが、その中で、アントラーズの選手として苦しんでいるのは松村かなぁ・・・と思います。

荒木は「怪我」と言う問題点があるし、中村は「スタイル」と言う問題点があり、藤井は「移籍初年度」だし、エレケは「体質?」の問題がありそうです。

試合で観た時にいつも、松村は、自身の最大の武器であるスピードに、本人が振り回されているなぁ・・・と感じるのです。

単に早いだけではどうにもならないのは彼自身判ってるでしょうけど、じゃあ緩急をつければ良いのかと、どうもそうは思えません。

おそらく、松村の課題は「状況判断能力」ではないでしょうか?

そこはパス出せよ、そこはワン呼吸入れろよ、そこは仕掛けろよ!
と言う場面で、適切な判断が出来ずに頓挫しているように思います。

彼のスピードと飛び出しセンスの良さを、もっと活かせる人は・・・。

さんなら、出来そうな気がしますけどね。

 

まとめ 

リーグ17試合を終え、折り返しとなったので、観戦していた感じたことをまとめてみました。

ルヴァンと天皇杯はまだまだこれからだし、リーグもまだまだ判りません。

怪我人が増えていますが、コンタクトスポーツである以上は仕方ないことであり、そういう時にリザーブだった選手が「下克上」を果たせればチーム全体の強さが引きあがると思います。

あとはフロントの先を観る目

今の鈴木優磨に負担が掛かりすぎている現状をどう考えて居るのか?
これから迎える夏の移籍市場でどう動くのか?

これらは、試合以外でのシーズン後半の楽しみです。

 

今年は諸事情あり、なかなかカシマスタジアムへ行けません。
行きたいよ~。
熱い夏に、熱いもつ煮を食い、汗だくになって応援するのが好きなんだけどな。

 

タイトル奪取へ
応援で背中を押したい!

 

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