lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2023年ルヴァンGS第6節(勝利)鹿島VS 新潟戦!鹿島は勝利して準々決勝へ進出!!~



2023年6月18日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムにアルビレックス新潟、2023年ルヴァンGS第6節を戦いました。

シーズン序盤の不調により、一時はルヴァン準々決勝進出に「ほぼ」赤信号が灯りましたが、何とか盛り返してくれました。

ただ、今年のルヴァンGSは勝ち抜け条件がちょっと複雑であり、グループ2位になっても敗退の可能性があるため、サポーター的には胃が痛くなりました。

さらに、代表ウィークでリーグ戦がお休みのため、両チームともにレギュラー陣を投入して戦った結果・・・、鹿島は「勝たなくてはいけない試合」でちゃんと勝利し、準々決勝進出を決めました。

この「勝たなくてはいけない試合で勝った」は本当に大きなことです。

仲間がヒーローになった2023年ルヴァンGS第6節(ホーム)鹿島VS 新潟戦の記録です。

 

 

2023年ルヴァンGS第6節(ホーム)鹿島VS 新潟戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 2-0 新潟

前半3分 仲間 隼斗
前半12分 染野 唯月

スターティングと交代メンバー

GK31 沖 悠哉    
DF2 安西 幸輝
5 関川 郁万
32 常本 佳吾⇒後半29分22 広瀬 陸斗
55 植田 直通     
MF14 樋口 雄太
21 ディエゴ ピトゥカ
33 仲間 隼斗⇒後半13分15 藤井 智也
8 土居 聖真⇒後半13分25 佐野 海舟
10 荒木 遼太郎⇒後半13分40 鈴木 優磨
18 染野 唯月⇒後半18分36 師岡 柊生

敢えて優磨をベンチスタートにしたところに、岩政監督の胆力を感じました。

試合後、フィールドプレーヤーでただ一人出場機会の無かった昌子の姿がちょっと寂しそうで気になりました。

ポジション的に仕方ないことではありますが、怪我でないのに、ベンチを温め続けることに、彼自身、どんな想いを抱いているのか・・・。

 

2023年ルヴァンGS第6節(ホーム)鹿島VS 新潟戦の動画ハイライト

ハイライトでは判り難いが、どちらかと言えば鹿島はやりたいサッカーが出来ていない印象でした。

それでも、無失点で切り抜ける今の守備陣は素晴らしい。
ミスもあったが、やはり自信を積み重ねることは重要だと感じました。

 

2023年ルヴァンGS第6節(ホーム)鹿島VS 新潟戦の試合内容と感想

GSの勝ち抜け条件ではなく、得失点差や直接対決の勝敗など複雑な条件が絡み、何が何だか・・・と思っていたところ、岩政監督自らが「勝てば良いんです」「勝てばいけます」と言ってくれたのは、応援する側からすると「シンプル」になって有難かった。

 

前半総括:泥臭いプレーをする染野!

前半3分に仲間の実に見事なミドルが決まる。
沖のキックに競り合い、こぼれ球を荒木が収めると、すかさずゴール前に位置取りしてパスを受ける。

受けた時には既にシュートまでのイメージはあるような動きでした。

そして12分。
ビルドアップしようとしたGKに染野が襲い掛かり、スライディング!
足に当たったボールはゴールへ・・・。

多くの人が驚いた、染野の泥臭いプレー!
大輪への切っ掛けになればと思います!!

幸先良く2点先行しますが、一気に畳み掛けることは出来ず、ペースを新潟に握られてしまったのは反省材料だと思います。

 

後半総括:沖と守備陣の踏ん張りで今日も無失点

後半、早い段階で3枚替えを行う等、監督も何とかペースを引き戻し、3点目を獲って試合を終わらせようとしますが・・・。

やはり、得点力のあるFW不足は否めません。
優磨一人ではなかなか難しいと言うのを再認識する結果になりました。

それでも、沖を中心に守備陣は必死に踏ん張り続け、最後まで新潟に得点を許しませんでした。

 

試合終了:GS突破!

試合終了後、他会場の状況を確認したのち、GS突破が決まると岩政監督自身がチームに突破を知らせていました。

でも・・・
選手達がGS突破しただけで喜び過ぎないのは良かったです。

 

新潟戦で感じたこと

試合を観戦して感じたのは次の3点です。

  • 染野の可能性
  • 荒木の生きる場所
  • ピトゥカの凄さ

です。

 

染野の可能性

同年代では頭一つ抜けたポテンシャルを秘めつつも、怪我と彼自身の性格がマイナスに働いてしまい、入団前の期待に応えるような活躍は出来ていませんでした。

それでも、出場すれば「得点シーンに絡む」ことは多く、「得点感覚は一味違う」と感じさせる選手でした。

ただ・・・

鹿島のFWとしては物足りない部分も顕著でした。
献身的に前から追い回すか、理不尽と言われるような決定力、このどちらも中途半端に見えてしまうのは残念でなりませんでした。

また、武者修行に出ても「目に見える結果」を出す前に戻ってきてしまい・・・。

今シーズンが始まってからも歯痒く感じるプレーが多かったのですが・・・
新潟戦では「変身」の「匂い」を感じました。

この日のプレースタイルがたまたまではなく、今後も継続されれば、染野の可能性は広がると思います。

・・・と言うか、広がってくれないと鹿島のタイトルが遠ざかってしまうよ。

 

荒木の生きる場所は

やっぱり上手い。
ボールの扱いはやはり上手い。

そして視野も広い。
実に周囲を良く見ていて、タイミングよくパスが出せる。

でも、その荒木の特徴を存分に活かしているとは言い難いのも事実です。

システムとか、編成とかの問題ではなく、荒木を活かすなら、荒木の特徴が他よりも頭一つではなく「突き抜けるるくらいの違い」がないと、チームの戦い方を荒木に寄せるのはリスクがありすぎてメリットが少ないのではないでしょうか?

それに、アントラーズがそういう戦術を選択するとも思えませんし・・・。

決してフィジカルが強い訳ではなく、足が速い訳でもない、でも、足元の技術力は高く得点感覚は優れてる、そんな選手を活かす方法・・・。

岩政先生・・・
この難しい数式を解いてくださいよ。

 

ピトゥカの凄さ

勝負に強い拘りを持ち、熱い心を抱き戦う選手である。
その想いが時に、抑えが効かなくなる時もあるにはある。

ジーコが推薦したブラジルの逸材は、コロナ禍の2021年にアントラーズでプレーすることを決断して来日。

前評判が高い彼のプレーに興味を抱き、GWにカシマスタジアムへ足を運びデビュー戦を観れたのは幸運でした。

プレーを観て感じたのは、過去にアントラーズにタイトルをもたらした助っ人の中でも、「優秀な選手の1人」だという想いでした。

でも、そんな彼が真価を発揮するのに3年もかかるとは思いませんでした・・・。

今のピトゥカは「替えの利かない助っ人」です。

何か心に秘めた思いでもあるのか?
日本でプレーした証として「タイトル」を手にしたいと思うのか?
奮闘している彼の願いが叶って欲しいと思います。

それから・・・
今年のピトゥカのプレーを見ることは、樋口や佐野、そして舩橋にとっても、得難い経験になると思います。

 

次の試合はリーグ第18節・アウェイG大阪戦!

褒めたピトゥカは湘南戦でイエローカードを貰ってしまい、次節のガンバ戦は出場停止です。本当に痛いですが、彼のプレーを間近で見ている樋口や佐野が立派に代役を果たしてくれるはず!

だから、危機感が強いのはボランチよりも前線だ。
ルヴァン新潟戦で、改めて前線の怖さが優磨一人では出ないことを実感。

ガンバ戦で岩政監督はどんな手をうつのだろうか?

垣田の怪我は?
知念は?
それとも別の人間をFWで起用するのか?

そして・・・
昌子は出場機会はあるのだろうか?

アントラーズとしては、上位追撃のためには負けられない一戦です。

 

まとめ 

敗退すればシーズン早々にタイトルを失うことになるので、次のステージへ進めたのは本当に良かったと思います。

準々決勝の組み合わせ抽選は7月3日で、試合は9月とちょっと先になるので、それまでは、リーグ戦と天皇杯に全力投球です。

9月になっても、3冠の可能性を保持しながら戦うことは、チーム力の底上げに繋がると思います。

そして、本当に、そろそろ、タイトルを掲げる姿が見たいよ。

 

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頑張れアントラーズ!!

 

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