lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2023年J1第5節(敗戦)鹿島V横浜FM戦!何とも勿体ない戦いぶりで敗戦!!~



昨年王者のマリノスに対し、どこまで自分たちの力が通じるのか?
それを確認する大切な一戦でした。

結果は、昌子と植田と言うJで屈指のCBを補強をしたことで、昨年のように翻弄されるがままではなく、互角に渡り合えたことは良かった。

しかし・・・
この日の鹿島は、勢いを自らの振舞いで手放してしまったように感じました。

熱く戦うのは判るし嫌いではありません。
ただ、熱くなるのは「勝つため」の「1つの手段」でしかないことを忘れてはいけないと思います。

90分通して、試合内容は互角、鹿嶋にも勝つチャンスはありました。
でも結果は敗戦。その理由を、冷静に見つめ直して欲しいです。

悔しい涙雨となった、2023年第5節(アウェイ)鹿島VS 横浜Fマリノス戦の記録です。

 

 

2023年第5節(アウェイ)鹿島VS 横浜Fマリノス戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 1-2 横浜FM

 

スターティングと交代メンバー

GK 29 早川 友基    
DF2 安西 幸輝  
3 昌子 源   
32 常本 佳吾⇒後半42分18 染野 唯月   
55 植田 直通    
MF8 土居 聖真⇒後半13分10 荒木 遼太郎
14 樋口 雄太⇒後半19分35 中村 亮太朗

21 ディエゴ ピトゥカ⇒後半52分2枚目で退場
FW13 知念 慶⇒後半19分17 アルトゥール カイキ
15 藤井 智也⇒後半13分27 松村 優太

40 鈴木 優磨 

前節に退場となった佐野の変わりとしてボランチに人は入れず、ピトゥカに任せてその前に土居と樋口を配置した。

この布陣は決して悪くなかったと思う。

気になるのは交代がワンパターンになりつつある感じかな。
藤井と松村、知念とカイキ、樋口と中盤の誰か・・・

 

2023年第5節(アウェイ)鹿島VS 横浜FM戦の動画ハイライト

崩されて失点したのではないだけに悔しくて仕方ない。
先に先制していれば、勝利を手にすることは出来たチャンスはあった。

 

2023年第5節(アウェイ)鹿島VS 横浜FM戦の試合内容と感想

冒頭でも触れたが、自らの振舞いで勢いを削いだ感じがします。
もう少し、心をコントロールさせた方が良いのではないだろうか・・・。

 

前半総括:しっかりと跳ね返した前半

序盤に数回シュートを打たれるシーンはあったが、それ以降は、昌子と植田を中心にした最終ラインと中盤の激しい競り合いでマリノスに自由に展開させず、攻撃力に優るマリノスを抑え込んだ印象でした。

ただ、攻撃に関しても、ほとんどチャンスを作れず。
常本のシュートと土居のシュートくらいしか、得点の可能性を感じなかったのは、課題ではないだろうか?

 

後半総括:なんでそんなに熱くなる?

危ういシーンを昌子の踏ん張りで防ぎ、流れは鹿島に来ていると感じていた中で、立て続けに失点してしまった。

1失点目は相手を褒めるしかない。
2点目はオウンゴールだ。

それでも、意気消沈してしまうところで、立て続けに選手を交代して勢いを維持し、松村の突破から優磨の得点に繋げたところまでは本当に素敵だった。

しかし・・・
その後も鹿島ペースで攻めている中で綻びが生じた。

確かに相手選手がファウル後にボールを蹴り出しているが、優磨はあれほど激しく相手に詰め寄ってイエロー貰う必要あるのだろうか?
あの騒動で、鹿島の押せ押せ熱が冷めたと感じます。

また、相手が一人少ないチャンスに荒木がFKを蹴ろうとしている時に、監督が主審に抗議し過ぎて試合を止めるのは必要なのか?
あの時、荒木は早く蹴りたがっていたと思う。

最後に、審判が熱くなって冷静を失ってるのに、ラフな身体の当て方をして審判に付け入る隙を与えるプレーは必要か?
ピトゥカ、次の試合は累積で出れないじゃん。

応援しながらも、心の中で「落ち着け、落ち着け」と呟いていたのは私だけではないはずです。

 

試合終了:モヤモヤする敗戦

昨年のように、清々しいまでの「完敗」の方が、尾を引かない。
今日の敗戦は、今後に課題を残す負け方だったと思う。

 

マリノス戦で感じた5つのこと

この日の試合を観戦して感じたことを5つまとめておきたい。

クロス、実戦を意識した練習が必要では?
常本、気に病むならクロスのミスだよ
中村、やはり嵌ると面白い存在だ
染野と垣田、交代で競争を煽る必要あるか?
心、もう少しコントロールさせてくれ

 

クロス、実戦を意識した練習が必要では?

公式のYoutubeチャンネルに上がっている練習風景を見る限り、実に楽しそうに、そして実に見事に、クロスを上げてシュートを決める練習をしている。

しかし・・・
試合になると「大きく浮く」か「手前で引っ掛かる」のは何故だろうか?

オウンゴールは確かに常本のミスキックだけど、でも、実にいやな位置にちゃんと放り込んで来た相手のクロスも見事だったと思う。

あの起動がもっと高ければ頭でクリアできたし、もっと低ければ手前でクリアできたのだから・・・。

実戦を意識して、相手がいる状態での練習を積み重ねた方が良いと感じる選手が何人かいるのは事実だと思います。

 

常本、気に病むならクロスのミスだよ

試合に負けたのは事実で言うならオウンゴールが痛かった。
でも、誰も常本のプレーを責めることはないだろう。

彼がどれだけ鹿島のゴールを守ってきたか・・・
気に病むことはない。

ただ・・・
気に病むべきプレーはある。
それは後半、フリーで上げたクロスは明後日の方へ飛んだことだ。

あれは猛省して、鍛錬を積み重ねて欲しい。

今の常本が内田みたいなクロスを手にしたら、早晩、海外に引き抜かれるだろうけど、それでも、鹿島が勝つためには必要な武器だと思う。

頼むよ!

 

中村、やはり嵌ると面白い存在だ

中村を初めて観た時から、アントラーズの他の選手にはない「独特なリズム」でパスを配給できる選手だと感じ、一気に開花しないかと期待し続けてきたが・・・

なかなか結果が出なかった。

でも・・・
マリノス戦での中村は一味違った。

以前よりも周囲を見るようになったのかも知れないが、パスを受けてから出すまでの動作がスムーズであり、長短のパスの速度を変えて、鹿島の攻撃のリズムを作っていた。

やはり、スピードは無いので「モサッ」とした感じはするが、ピトゥカや佐野のような狩人と組ませると良さが活きるような気がします。

まあ、後ろが昌子と植田なので、多少のことは気にせずに大胆に振舞えたのかも知れませんが・・・。

次の出場が楽しみになりました。

 

染野と垣田、交代で競争を煽る必要あるか?

第1・2戦は連続で垣田をベンチに配置したが、川崎戦での不用意なクリアミスから、控えFWは染野と垣田が交互に配置されている。

しかし・・・
ここまでのプレーを見ても、垣田の方が、今の鹿島のスタイルに合っていると思う。

能力うんぬんではなく、知念や優磨の変わりで考えるなら垣田だと思うのだが・・・監督の意図は競わせるなのだろうか?

もっとも、中村と組むなら染野の方が活きるかもしれないが・・・。

 

心、もう少しコントロールさせてくれ

監督も含めて、マインドコントロールが必要だと思いました。
怒ったふりをするなら、「勝利に繋がる」怒り方をしてください。

かつての40番が時々見せたような、不甲斐ない仲間に火をつけるためとか、カードが出ない程度に序盤に相手のキーマンに脅しをかける(笑)とか、ブレる審判に最初にカードの基準を決めさせるための一撃・・・のような演技力を磨いて欲しいです。

個人的には、喜怒哀楽を選手やサポーターと共にしてくれる監督は好きです。

でも、時に冷静に、策士として振舞って欲しいです。

 

次の試合はリーグ第6節、ホーム・サンフレッチェ広島戦!

昨年はホームでもアウェイでも完敗でした。

アウェイでは首位に立って臨んだ試合でしたが、広島に研究されていたのか攻撃が機能しませんでした。
まあ、常本へのプレーで相手が退場になっているべきだったと思うので、そうであれば結果は違ったかも知れませんが・・・。

ホームでも再三のチャンスを決めきれず、終盤に失点。
先制していれば違う未来がチームにもレネ監督にもあったかも知れませんが・・・。

 

とにかく、マリノス戦に続いて今年のアントラーズの立ち位置を図れる重要な一戦だと思います。

 

まとめ 

マリノス戦・・・
鹿島が同点に追いつける雰囲気はあったが、追いつけなかったのは本当に残念である。

それでも、オウンゴール後に立て続けに失点することなく、チームの雰囲気は落ち込むどころかむしろ「良好」な感じでマリノスに殴りかかり、崩して1点を返したことは今年の鹿島の成長なのではないだろうか?

川崎F戦、マリノス戦、勝点を手にするチャンスはあったのに、獲れなかった。

悔むより、それを糧にして、次の対戦では勝点3を取り返して欲しい。

 

連敗は避けて
今度こそホームで凱歌を!

 

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