2022年2月19日、鹿島アントラーズはガンバ大阪のホームに乗り込み、2022年J1リーグ開幕戦を戦いました。
新指揮官のレネ監督が未だに合流どころか来日すら出来ておらず、プロとしては新米コーチの岩政が監督代行を務めることになった。
ベルギーから復帰した鈴木など、チームの中核メンバーを大きく刷新して若返ったチームが、一気に波に乗れるかどうかは「開幕戦の勝利」が握っていると思って観ていました。
試合は・・・
今年の鹿島の攻撃に対する期待は膨れ上がる一方で、今年の鹿島の守備に対する不安はよる募る結果になりました。
2022年J1開幕戦(アウェイ)鹿島VS G大阪戦の試合結果をまとめておきます。
- 2022年J1開幕戦(アウェイ)鹿島VS G大阪戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2022年J1開幕戦(アウェイ)鹿島VS G大阪戦の試合内容と感想
- 2022年J1開幕戦後の順位表
- 今後の鹿島について
- まとめ
2022年J1開幕戦(アウェイ)鹿島VS G大阪戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 3-1 G大阪
前半20分 上田 綺世
前半26分 小野瀬 康介
前半30分 鈴木 優磨
後半21分 上田 綺世
上田のシュート力はJでは屈指のパンチ力だ。
画面越しに観ていても恐怖感を覚えるスピードです。
相手にとっては脅威だろうなぁ。
スターティングと交代メンバー
GK1クォン スンテ
DF2安西 幸輝
5関川 郁万⇒後半0分 6三竿 健斗
20キム ミンテ
32常本 佳吾⇒後半47分 22 広瀬 陸斗
MF8土居 聖真⇒後半37分 33 仲間 隼斗
10荒木 遼太郎⇒後半47分 11 和泉 竜司
14樋口 雄太
21ディエゴ ピトゥカ
FW18上田 綺世⇒後半37分 9 エヴェラウド
40鈴木 優磨⇒後半37分 19 染野 唯月
関川は前半に2度も転倒時に頭を打っていたので、脳震盪の疑いによる交代だと思われます。
そのため、1試合に6人交代できていますが・・・。
半面、脳震盪疑いで交代しているので、次節の川崎戦は微妙なのかな・・・。
2022年J1開幕戦(アウェイ)鹿島VS G大阪戦の動画ハイライト
序盤の荒木のシュートとパトリックのシュートを両GKがファインセーブして始まった開幕戦。上田の漫画みたいなゴール、鈴木の有言実行の勝ち越しゴール、そして上田のトドメのゴール。
久しぶりに、鹿島の攻撃を観ていてワクワクが止まりません!
2022年J1開幕戦(アウェイ)鹿島VS G大阪戦の試合内容と感想
監督不在、若返ったメンバー、直近の水戸戦での敗戦・・・
色々と気になることはあれど、今年の鹿島は一味も二味も違うということを、きっと見せてくれるに違いない!
緊張感で手に汗をかきながら観始めた開幕戦!
僅か数分で、攻撃へのワクワク感はマックスに達しました。
前半総括:観ていて楽しい攻撃陣と観ていてドキドキする守備陣と・・・
開始早々、荒木のシュートまでの僅か3分で、アントラーズの選手達はアントラーズサポの心を惹きつけることに成功したと思います。
今年の攻撃陣はどれだけ点を獲るのだろう?
どんな攻撃を見せてくれるのだろう?
期待に胸躍るとはまさにこのこと!
って感じでした。
反面、守備面では前半序盤から不安を感じさせるプレーが続出。
危惧していた2CBの調子も今一つであり、特にミンテはアントラーズのCBとして戦えていない印象でした。
後半総括:ピトゥカと荒木がチャンスを作り出す
後半、早目に3点目を獲ってガンバを突き放したいのに、なかなか決めきることが出来ず、逆に相手に危ないシーンを作られる中で生まれた3点目は、近年のアントラーズではなかなかお目に掛かれなかった素晴らしい流れの中からの1点でした。
その後、2トップもサイドもごっそりと入替て、攻撃のギアを更に上げるスタイルで最後まで戦い続けました。
試合終了:まず1勝!タイトルまで1歩ずつ!!
正直、この試合のガンバはコロナの影響もあって万全とは言えず、鹿島としてはつけ入る隙の多い状態であったのは助かりました。
想定通りとんでもない破壊力を秘めた攻撃陣!
この日の先発メンバーで言えば、鈴木、上田、荒木、土居、ピトゥカ、樋口・・・
彼ら誰からでも得点の匂いがしてきます。
さらに交代で入った攻撃主体の選手は、エヴェラウド、染野、和泉!
実績やポテンシャルを考えれば、他のチームならスタメンでもおかしくない!
その上・・・
カイキ、アラーノ、松村、名古が控えています。
相当に激しい競争が生まれるでしょうし、相乗効果が上手く作用すれば、リーグ随一の前線に熟成されることは間違いありません。
関川の怪我も心配だし、守備にも不安を感じます
シーズン前から何度かこのブログでも触れているのですが、ミンテと関川のどちらかが離脱してしまうと、途端にCBが手薄になる・・・と言う不安が開幕戦から起きてしまいました。
開幕戦では三竿が代役を務めてくれましたが、鹿島のCBに課せられるタスクはなかなか厳しいものがあるので、簡単ではないはずです。
また、ピトゥカと樋口のボランチは、ボールを扱う技術が非常に高く、預けると安心して周囲の選手は前を向ける反面、このガンバ戦でも後半に倉田にシュートを打たれた場面など、ポッカリとバイタルが空くこともありちょっと気掛かりです。
それでも今年のアントラーズの攻撃陣であれば、複数得点を決める試合は多くなりそうなので、首脳陣としては多少の失点は目をつぶるつもりなのでしょうか?
パトリックのカードについて
正直、ビックリするぐらいにネット上で大騒ぎになっており、驚いています。
確かに、仮に鹿島の選手があのような一連のプレーの結果、一発退場を喰らえば、サポとしては腹立たしいし、文句の1つも言いたくなるのは判ります。
また・・・
鹿島サポとしても、プレーの直後から繰り返し流される映像を見る限り、一発退場は厳しい裁定だとは思います。
しかし!
この日のパトリックは退場に至るまでに幾つか布石がありました。
1つはボールに全く関係ないところで関川と絡んで押し倒し、頭部を強打させたこと。
もう1つはペナルティ付近でミンテにスライディングを受け、ノーファウルの判定に不満そうにジェスチャーしていたこと・・・。
それら一連の流れがあり、かつ、VARのチェックが入った上で、荒木主審が退場の判定を覆さなかったのですから、それが全てではないのでしょうか?
私が不思議に思うのは、試合全体の流れを考慮せず(観ていないと思われる)に、経験者や解説者たちが「あのプレーはちょっと・・・」と断じているのが、私には理解出来ません。
ハッキリしているのは、鈴木が誹謗中傷を受ける筋合いのものではありません!
パトリックが退場になる際に、笑ったり、してやったり・・・と言った表情なんて、決してしていないのですから!
2022年J1開幕戦後の順位表
首位!
このままずっとトップを走り続ければ・・・
今後の鹿島について
次節、いきなりの大一番です!
2月26日15時 第2節(ホーム)VS川崎F
近年、どうしてもリーグでは勝てず、後手に回っている川崎を打ち破れば、若い彼らの勢いは止まらなくなるはずです!
守備の整備に尽力するのか?
それとも彼らの守備の穴をスカウティングで裸にするのか?
岩政コーチの手腕が問われる一戦にもなりそうです。
まとめ
ようやくレネ監督の来日の目途が立ちつつありますが、チームに同流するまではまだ1か月近くありそうです。
それまで、岩政コーチと共に若鹿達が躍動することを願っています。
各チームで、コロナの陽性者が続出しています。
鹿島でも他人事と思わず、ストレスが溜まるかも知れませんが、用心を重ねて欲しいと節に願います。
頑張れアントラーズ!
秋にみんなで笑うために!!
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